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【整備】と【点検】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「整備」(読み方:せいび)と「点検」(読み方:てんけん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「整備」と「点検」という言葉は、どちらも「性能を維持するために実施すること」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




整備と点検の違い

整備と点検の意味の違い

整備と点検の違いを分かりやすく言うと、整備とは不具合を修理することを表し、点検とは不具合がないか検査することを表すという違いです。

整備使い方の違い

一つ目の整備を使った分かりやすい例としては、「自分でできる車の整備方法を教えてもらった」「トラックの整備ならお任せください」「自動車整備振興会に加入しました」「英語の学習環境を整備する」などがあります。

二つ目の点検を使った分かりやすい例としては、「自分で簡単に点検をする」「定期点検整備記録簿を確認する」「点検ステッカーは貼る義務がありますか」「点検口の開け方が分かりません」などがあります。

整備と点検の使い分け方

整備と点検という言葉は、どちらも「車の整備工場」「車の法定点検」のような使い方で、自動車の性能を維持するために実施することを表しますが、意味や使い方には違いがあります。

整備とは、すぐに役立てられるように準備を整えることを意味する言葉です。車の整備とは、自動車を安全に快適に走行するために、不具合がある箇所を修理したり、消耗した部品を交換するなどの作業を指します。

点検とは、異常なところや悪い箇所がないか、一つ一つ細かく検査することを意味します。車の法定点検とは、故障や不具合がないかを確かめる検査であり、受検することが法律で義務付けられています。

つまり、整備とは不具合がある箇所を修理したり調整することであり、点検とは不具合がないか細かく検査することを意味します。二つの言葉は似ていますが、意味は異なるので区別して使うようにしましょう。

整備と点検の英語表記の違い

整備を英語にすると「preparation」「maintenance」「servicing」となり、例えば上記の「車の整備」を英語にすると「car maintenance」となります。

一方、点検を英語にすると「check」「examination」「inspection」となり、例えば上記の「点検をする」を英語にすると「make a check」となります。

整備の意味

整備とは

整備とは、すぐ役立つように準備したり整えたりすることを意味しています。

整備の使い方

整備を使った分かりやすい例としては、「Appleの認定整備済製品を購入する」「整備済み品はもともと中古品です」「整備済みのMacはカスタマイズできません」「整備新幹線の最高速度はどれぐらいですか」などがあります。

その他にも、「自動車整備士の資格を取得する」「自社整備工場内で点検や修理を行っております」「整備管理者に選任されました」「車の整備工場コードを検索する」「車両整備に関する勘定科目はどれですか」などがあります。

整備の「整」は訓読みで「ととのえる」と読み、乱れたものを正しくそろえることを表します。あらかじめそなえることを表す「備」と結び付き、整備とは、すぐ役立てられるように準備を整えることを意味します。

「整備新幹線」の意味

整備を用いた日本語には「整備新幹線」があります。整備新幹線とは、全国新幹線鉄道整備法に基づき1973年に整備計画が決定された新幹線です。北海道新幹線(青森―札幌)、東北新幹線(盛岡―青森)、北陸新幹線(東京―大阪)、九州新幹線(福岡―鹿児島、福岡―長崎)の5路線を指します。

整備の対義語

整備の対義語・反対語としては、整備されていない様子を意味する「未整備」などがあります。

整備の類語

整備の類語・類義語としては、必要なものをそろえたり態勢を整えたりすることを意味する「準備」、物事を始めるにあたって事前に備えることを意味する「支度」、前もって必要なものをそろえ整えておくこを意味する「用意」などがあります。

点検の意味

点検とは

点検とは、悪い箇所や異常はないか、一つ一つ検査することを意味しています。

点検の使い方

点検を使った分かりやすい例としては、「このテストで君たちの英語力を点検します」「床下点検口はどこにありますか」「点検口のサイズを教えてください」「天井点検口の作り方を調べる」「悪質な点検商法の手口を紹介します」などがあります。

その他にも、「車の点検にはいくつか種類があります」「定期点検整備は法律で義務付けられています」「定期点検整備記録簿をダウンロードする」「ホンダの定期点検パックを申し込みました」「点検ハンマーで叩いて音を確認する」などがあります。

点検の「点」は一つ一つ改め調べてみることを表す漢字です。取り調べることを表す「検」と組み合わさり、点検とは、不良箇所や誤りなど悪いところがないかと、一つ一つ検査することを意味します。

「点検口」の意味

点検を用いた日本語には「点検口」(読み方:てんけんこう)があります。点検口とは、文字通り「点検をするために設置される入り口」のことであり、床下や天井などの配線や配管を見るための住設機器です。設置されている場所により、「天井点検口」「床下点検口」などの呼称があります。

点検の類語

点検の類語・類義語としては、ある基準をもとに異状の有無などを調べることを意味する「検査」、調べあらためることを意味する「検閲」、一定の基準に基づいて検査し等級などを決めることを意味する「検定」などがあります。

整備の例文と使い方

1.機械や車が好きな方にとって、自動車整備士は非常に魅力的な仕事です。
2.グローバル化の進展に伴い、本校では英語学習の環境を整備してまいりました。
3.施設の使い方について多くの意見を参考にしながら、公共施設の整備を進めていきます。
4.東京都は、世田谷区に地下シェルターを整備することを決めました。
5.私は日頃から、書類整備の重要性について部下に伝えるようにしています。

この言葉がよく使われる場面としては、すぐ役立つように装備や機能などを整えること、準備が整っていることを表現したい時などが挙げられます。

例文1ある「自動車整備士」とは、自動車のメンテナンスを職業とする人であり、自動車整備士になるためには整備士の国家資格を取得する必要があります。

点検の例文と使い方

1.ドライバーには、車の点検整備を行うことが道路運送車両法で義務付けられています。
2.エンジンを点検する際には、ブレーキ液の量が適正かどうか確認しましょう。
3.自動車が故障なく走行できるように、定期点検を忘れずに実施してください。
4.車の種類によって受けるべき法定点検が違うことを、みなさんはご存知でしょうか。、
5.高校に入学する前に、このテキストを使って中学英語の知識を再点検してください。

この言葉がよく使われる場面としては、一つ一つを詳しく調べること、細かく検査することを表現したい時などが挙げられます。

例文3にある「定期点検」とは「法定点検」のことであり、道路運送車両法第48条によって義務付けられている車の点検です。定期点検は故障や不具合がないかを確かめる検査であり、車が保安基準を満たしているかを確かめる車検とは性質が異なります。

整備と点検という言葉は、どちらも「性能を維持するために実施すること」を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、不具合を修理することを表現したい時は「整備」を、不具合がないか確かめる検査を表現したい時は「点検」を使うようにしましょう。

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