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【例年通り】と【従来通り】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「例年通り」(読み方:れいねんどおり)と「従来通り」(読み方:じゅうらいどおり)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「例年通り」と「従来通り」という言葉は、どちらも以前と同じであることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「例年通り」と「従来通り」の違い

「例年通り」と「従来通り」の意味の違い

「例年通り」と「従来通り」の違いを分かりやすく言うと、「例年通り」は前年と比較する場合に使う、「従来通り」は期間を区切らない場合に使うという違いです。

「例年通り」と「従来通り」の使い方の違い

一つ目の「例年通り」を使った分かりやすい例としては、「社員旅行は例年通り11月に実施されます」「ボーナスは例年通り支給予定です」「こちらの農産物は例年通りの出荷となります」「例年通り冬に故郷へ帰りました」などがあります。

二つ目の「従来通り」を使った分かりやすい例としては、「訴訟規定は従来通りとする」「このお店は従来通りのままで運営することを決めました」「祝日は従来通り休日ダイヤで運行します」「従来通りのプロセスで製造しておりますのでご安心ください」などがあります。

「例年通り」と「従来通り」の使い分け方

「例年通り」と「従来通り」はどちらも以前と同じであることを意味している言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「例年通り」は前年と変わらないことを意味する言葉なので、前年と比較する場合に使う言葉になります。一方、「従来通り」は以前から今まで変わらないことを意味しているので、期間を区切らない場合に使うというのが違いです。

例えば、上記の「社員旅行は例年通り11月に実施されます」のように、年間行事として毎年行われるようなものに対しては「例年通り」を使用します。

一方、上記の「従来通りのプロセスで製造しておりますのでご安心ください」のように、特に期間が定められていないが今までと同じように変わらない場合は「従来通り」を使用すると覚えておきましょう。

「例年通り」と「従来通り」の英語表記の違い

「例年通り」も「従来通り」も英語にすると「as usual」「as always」となり、例えば上記の「例年通り冬に故郷へ帰りました」を英語にすると「As usual, I visited my hometown in the winter」となります。

「例年通り」の意味

「例年通り」とは

「例年通り」とは、前年と変わらないことを意味しています。

「例年通り」の読み方

「例年通り」の読み方は「れいねんどおり」です。誤って「れいねんとおり」などと読まないようにしましょう。

「例年通り」の使い方

「例年通り」を使った分かりやすい例としては、「今年も花火大会は例年通り開催されるそうです」「例年通り株主総会を開催いたします」「例年通り雪が多いので雪かきが大変です」「今年の売り上げも例年通り上昇傾向にあります」などがあります。

「例年通り」はいつもの年のことを意味する「例年」に、同じ状態であることを意味する「通り」が合わさり、前年と変わらないことの意味で使われている言葉です。

「例年通り」はビジネスシーンや日常生活など様々な場面で使うことができます。また、前年と同じで変わらないことを伝える場合に使用することが多いと覚えておきましょう。

「例年通り」の注意点

「例年通り」を使う上で注意しなければならないのは、前年と比べて少しでも違う場合は使うことができないという点です。状況によってはトラブルを生む可能性があるので、十分に注意するようにしましょう。

「例年通り」の類語

「例年通り」の類語・類義語としては、毎年の恒例となっている様子のことを意味する「毎年恒例」、大勢と同様に例外となることがないことを意味する「ご多分に漏れず」などがあります。

「従来通り」の意味

「従来通り」とは

「従来通り」とは、以前から今まで変わらないことを意味しています。

「従来通り」の読み方

「従来通り」の読み方は「じゅうらいどおり」です。誤って「じゅうらいとおり」などと読まないようにしましょう。

「従来通り」の使い方

「従来通り」を使った分かりやすい例としては、「この難題も従来通り取組めば解決できるだろう」「社長が交代しても業務は従来通り行われています」「緊急時以外は従来通りの走行が可能となっております」などがあります。

「従来通り」は以前から今までのことを意味する「従来」に、同じ状態であることを意味する「通り」が合わさり、以前から今まで変わらないことの意味で使われている言葉です。

「従来通り」はビジネスシーンや日常生活など様々な場面で使うことができます。また、上司や取引先などの目上の人に対しても使うことが可能です。

「従来通り」の特徴

「従来通り」は期間の区切りなく使うことができるというのが特徴になります。例えば、50年間続いてるやり方を継続する場合だけではなく、1年間続いてるやり方を継続する場合にも使うことが可能です。

「従来通り」の類語

「従来通り」の類語・類義語としては、今まで通りのことを意味する「これまで通り」、物事が途切れることなく続くことを意味する「引き続き」、繰り返し行われて習慣のようになった事柄のことを意味する「慣例的」などがあります。

「例年通り」の例文

1.緊急事態宣言が発令されたため、今年の夏祭りは例年通り行われません。
2.今年の夏も例年通り35度を超えると予想されていますので、熱中症に気を付けてください。
3.今年も例年通り、12月31日に親族みんなで年越しそばを食べる予定です。
4.例年通り桜が咲いたので、お花見に行こうと思っています。
5.休暇申請は例年通り、2ヶ月以上前に行ってください。

この言葉がよく使われる場面としては、前年と変わらないことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「例年通り」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「従来通り」の例文

1.伝統を守ることは大切だと思っているので、従来通りの方法で行うべきだろう。
2.次回のワールドカップは、グループリーグを従来通りの4チームずつで構成することが決定しました。
3.運営会社が変更となったとしても、私たちは従来通りのスケジュールで続ける予定です。
4.長年付き合っていた彼氏に振られたばかりなので、従来通りに振る舞うのは難しい。
5.従来通りのやり方ではもう通用しないので、何か新しい方法を考えた方がいいだろう。

この言葉がよく使われる場面としては、以前から今まで変わらないことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「従来通り」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「例年通り」と「従来通り」はどちらも以前と同じであることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、前年と比較する場合に使うのが「例年通り」、期間を区切らない場合に使うのが「従来通り」と覚えておきましょう。

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株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
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