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【次回】と【今度】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「次回」(読み方:じかい)と「今度」(読み方:こんど)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「次回」と「今度」という言葉は、どちらも「この次」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




次回と今度の違い

次回と今度の意味の違い

次回と今度の違いを分かりやすく言うと、次回とは近い未来の事柄にのみ使用できる言葉、今度とは近い未来だけでなく現在や近い過去にも使用できる言葉という違いです。

次回と今度の使い方の違い

一つ目の次回を使った分かりやすい例としては、「このドラマは次回に続くようだ」「次回の配信日時を教えてください」「次回の予告動画を公開しました」「次回重量税照会サービスはご利用いただけません」などがあります。

二つ目の今度を使った分かりやすい例としては、「今度の選挙で当選を果たしました」「今度こそ幸せになります」「今度の案件は気が重いな」「今度は絶対に邪魔しません」「今度の出張でビジネスホテルに泊まります」などがあります。

次回と今度の使い分け方

次回と今度という言葉は、どちらも「この次、次の回」を意味し、近い将来に起こる事柄に使用される言葉です。二つの言葉は似ていますが、厳密な意味や使い方には違いがあります。

次回とは、定期的に行われる物事や繰り返して生じる事柄について、次の回や次の時を意味します。近い未来について用いる言葉であり、現在のことや過去のことについて使用することはできません。

今度とは、「今度こそ幸せになる」のような使い方で、近い未来について用いる言葉です。また、「今度の選挙で当選を果たした」「今度の案件は気が重い」のように、近い過去や現在についても使用することができます。

つまり、次回とは近い未来に起こる事柄のみを指しますが、今度とは近い過去から近い未来までの事柄を表す言葉です。二つの言葉を比べると、次回よりも今度の方が、広い意味を持ち汎用性のある言葉だと言えるでしょう。

次回と今度の英語表記の違い

次回を英語にすると「next time」となり、例えば上記の「次回に続く」を英語にすると「continue to next time」となります。一方、今度を英語にすると「this time」「next time」「last」となり、例えば上記の「今度の選挙」を英語にすると「the last election」となります。

次回の意味

次回とは

次回とは、繰り返して、また定期的に行われる物事の次の回、次の時を意味しています。

次回の使い方

次回を使った分かりやすい例としては、「次回車検時の重量税を調べています」「次回のハッピーセットおもちゃを確認する」「次回朝ドラのヒロインはだれですか」「なぜ最近のアニメには次回予告が無いのですか」などがあります。

その他にも、「次回の衆議院選挙はいつですか」「次回のAmazonセールは四月中旬だと思います」「次回の楽天マラソンでピアスを買う予定です」「次回の英語のレッスンで自己紹介をします」「次回はビジネスモデルの作り方についてお話します」などがあります。

次回の「次」は訓読みで「つぎ」と読み、順序や順位がすぐあとのものを表す漢字です。ある事柄を繰り返すときの一区切りを表す「回」と結び付き、次回とは、繰り返して何度か行われるものの次の回を意味します。

「次回予告」の意味

次回を用いた日本語には「次回予告」があります。次回予告とは、テレビやラジオ番組において次回のエピソードを紹介する枠を意味します。一般的には、次回に放送予定の映像を流しながら内容を説明するナレーションが入る形式が基本です。

「次回の念」は誤用

次回を用いた誤った表現には「次回の念」があります。正しくは「自戒の念」であり、自分の言動を自分でいましめ慎む気持ちを表します。

次回の対義語

次回の対義語・反対語としては、一つ前の回を意味する「前回」、このたびを意味する「今回」などがあります。

次回の類語

次回の類語・類義語としては、次の期間や次回のおりを意味する「次期」、今からのちや以後を意味する、今からのちを意味する「向後」、再び新しく行うさまを意味する、ある出来事よりもあとの日を意味する「後日」などがあります。

今度の意味

今度とは

今度とは、何回か行われる事柄の中でいま行われていること、また行われたばかりであること、このたびを意味しています。

その他にも、「最も近い将来、この次、次回」「最近、このごろ」の意味も持っています。

今度の読み方

今度の読み方は「こんど」です。誤って「いまど」「いまたび」などと読まないようにしましょう。

今度の使い方

「今度という今度は愛想が尽きました」「今度こそ英語のテストで満点を取りたい」「今度の提案は見送るつもりです」「今度プロジェクトリーダーを務めさせていただきます」などの文中で使われている今度は、「何回か行われる事柄の中でいま行われていること」の意味で使われています。

一方、「再婚したら今度は愛妻家になろうと思う」「今度は私が奪う番ね」などの文中で使われている今度は「この次、次回」の意味で、「今度郊外に引っ越しました」「今度の競馬予想を外してしまった」などの文中で使われている今度は「最近、このごろ」の意味で使われています。

今度とは、上記の例文にあるように複数の意味を持ち、それぞれの意味で用いられているため文脈により意味を捉える必要があります。今度の「今」は近い過去から近い未来へ継続している現在の時を表し、「度」は何かの行われる時を表します。

「今度という今度は」の意味

上記の例文にある「今度という今度は」とは、何度も繰り返している事柄に対して使用される言い回しです。「今度」を二度繰り返すことで、調子を強める強調表現となります。

今度の対義語

今度の対義語・反対語としては、この間やせんだってを意味する「先度」などがあります。

今度の類語

今度の類語・類義語としては、このたびを意味する「今回」、このたびや今回を意味する「今般」、このたびや今度を意味する「今次」、こたびや今度を意味する「この度」、今度を意味する「この程」などがあります。

次回の例文と使い方

1.いつも飲みすぎてしまうので、次回の飲み会では二次会を断わって帰ろうと思います。
2.好きなドラマの公式ホームページの次回予告を見たら、ハッピーエンドになりそうなので安心しました。
3.もうすぐ今の朝ドラが最終回を迎えるのは寂しいですが、次回も面白そうな内容なので楽しみです。
4.英語の授業は、次回からネイティブの先生が担当されると聞きました。
5.次回のビジネスマナー講習会では、実践的なロールプレイングを行います。

この言葉がよく使われる場面としては、ひと続きのものの次の回、次の機会を表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、次回という言葉は、日常会話からビジネスシーンまで高い頻度で使用されています。

今度の例文と使い方

1.私の大事なパソコンを雑な使い方をして、今度という今度は許さないぞ。
2.いつかまたご一緒できる機会がありましたら、今度は私が食事をごちそういたします。
3.このたび私は会社を辞め、今度の金曜日から放浪の旅へ出ることにしました。
4.この度は納期が遅れてしまいましたが、今度は必ず約束した日にお渡しいたします。
5.気まぐれな彼女から「今度連絡するね」と言われたが、今度とはいつになるだろうか。

この言葉がよく使われる場面としては、何回か行われる事柄の中で行われたばかりであること、最も近い将来、最近を表現したい時などが挙げられます。

例文1から例文3にある今度は、何回か行われる事柄の中で行われたばかりであることを表現しています。例文4や例文5にある今度は、最も近い将来の意味で用いられています。

次回と今度という言葉は、どちらも近い将来について使用します。さらに、今度という言葉は、現在や近い過去についても用いることができることを覚えておきましょう。

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