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【申請】と【届出】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「申請」(読み方:しんせい)と「届出」(読み方:とどけで)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「申請」と「届出」という言葉は、どちらも「行政手続き」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




申請と届出の違い

申請と届出の意味の違い

申請と届出の違いを分かりやすく言うと、申請とは許可や認可を求める行為、届出とは義務付けられた事項を通知する行為という違いです。

申請と届出の使い方の違い

一つ目の申請を使った分かりやすい例としては、「郵送で申請書を提出しました」「使用許可申請書の提出が必要です」「ビザ申請人が用意する書類が足りません」「申請すればもらえる補助金をチェックする」などがあります。

二つ目の届出を使った分かりやすい例としては、「就業規則は届出の義務がありますか」「機能性表示食品の届出が受理されました」「英語教室の開業に必要な届出は何ですか」「食品営業届出制度の概要についてご説明します」などがあります。

申請と届出の使い分け方

申請と届出という言葉は、どちらも行政庁に対する行為を表しますが、行政手続法に基づき意味や使い方には違いがあります。

申請とは、希望や要望などを願い出ることを意味します。特に、行政手続法における申請とは、国や地方の行政機関に対して、認可や許可などの行為を求めることを指す言葉です。例えば、営業許可などの申請に対しては、「許可する」「許可しない」という処分が下されます。

届出とは、申し出ることや届け出ることを意味します。行政手続法における届出とは、行政庁に対し通知が義務付けられていることを実行することを指す言葉です。例えば、営業開始の届出書を役所に提出することであり、許可や認可を求めるものではありません。

つまり、申請とは許可や認可を求める行為であり、届出とは必要な事柄を通知する行為です。二つの言葉は似ていますが、意味は異なるので区別して使うようにしましょう。

申請と届出の英語表記の違い

申請を英語にすると「application」「petition」「request」となり、例えば上記の「申請書を提出する」を英語にすると「submit an application」となります。

一方、届出を英語にすると「notification」「report」となり、例えば上記の「届出の義務」を英語にすると「obligation of notification」となります。

申請の意味

申請とは

申請とは、希望や要望事項を願い出ること、特に、国や公共の機関などに対して認可・許可その他一定の行為を求めることを意味しています。

申請の読み方

申請の読み方は「しんせい」です。同じ読み方をする熟語に「神聖」や「新生」などがありますが、意味が異なるので書き間違いに注意しましょう。

申請の使い方

申請を使った分かりやすい例としては、「軽自動車申請依頼書を作成する」「申請書のIDがわからない」「申請依頼書の書き方を教えてください」「電子申請に必要なものを揃えておく」「申請したらもらえるお金があります」などがあります。

その他にも、「道路使用許可の申請は警察署に提出してください」「申請用総合ソフトをダウンロードする」「申請すればもらえるお金を教えてもらった」「申請した手続きを取り下げたいです」などがあります。

申請の「申」は意見などをもうし述べること、「請」は願い求めることや物事を頼むことを表す漢字です。申請とは、希望を申し立てることを意味し、特に、官公庁などの処理機関に対して認可や許可などの行為を求めることを表します。

「薬事承認申請」の意味

申請を用いた日本語には「薬事承認申請」があります。薬事承認申請とは、医薬品・医療機器・化粧品などを製造・販売するために必要な許可を監督機関に願い出ることを意味します。日本では、基本的に厚生労働省に申請することになります。「薬事申請」と省略されて呼ばれることもあります。

申請の対義語

申請の対義語・反対語としては、申し込みなどを受け取ることを意味する「受付」、いったん提出したものなどを取り下げることを意味する「撤回」などがあります。

申請の類語

申請の類語・類義語としては、ある機関に対して認可や許可などを願い出ることを意味する「出願」、本人からの願い出によることを意味する「依願」、国民が公共団体に対して希望を文章により陳述する行為を意味する「請願」などがあります。

届出の意味

届出とは

届出とは、学校・役所や会社の上役などに届け出ること、とどけいでを意味しています。

届出の読み方

届出の読み方は「とどけで」の他に「とどけいで」がありますが、一般的には「とどけで」と読まれています。

届出の使い方

届出を使った分かりやすい例としては、「窓口は各種申請や届出で混雑している」「各種届出用紙をご用意しております」「届出人とは届出書の署名欄に署名する方です」「届出書の作成プログラムをダウンロードしています」などがあります。

その他にも、「届出の受理証明書を発行する」「営業許可と営業届出は違います」「届出書を作成の上ご持参ください」「銀行の届出印を紛失してしまったようです」「届出受理医療機関名簿はPDFファイルで作成されています」などがあります。

届出の「届」は物を持っていき先方へ渡すことや、上役などに申し出ることを表す感じです。内から外へだすことを表す「出」と結び付き、届出とは、学校あるいは役所や会社の上役などに申し出ること、届け出ることを意味します。

「家畜届出伝染病」の意味

届出を用いた日本語には「家畜届出伝染病」があります。家畜届出伝染病とは、家畜伝染病予防法と家畜伝染病予防法施行規則により、都道府県知事に届出が義務づけられている 71種の伝染病のことです。

届出の対義語

届出の対義語・反対語としては、提出された願書や届けなどを受け取って処理することを意味する「受理」などがあります。

届出の類語

届出の類語・類義語としては、国民が法律上の義務として官庁などに事実を申し出ることを意味する「申告」、役所や会社の上役などに届け出ることを意味する「届け」、申し出ることを意味する「申し出」、申し入れることを意味する「申し入れ」などがあります。

申請の例文と使い方

1.初めてパスポートを申請するのであれば、原則として本人が窓口で手続きしてください。
2.司法書士をしている友人に、不動産登記の申請手続を代理で行ってもらいました。
3.マイナンバーカードの申請書を紛失してしまったので、市役所に問い合わせました。
4.電子申請はパソコンからだけでなくスマホからも手続きができます。
5.雇用保険関係の手続きを電子申請で行いたいのですが、必要なものは何ですか。

この言葉がよく使われる場面としては、願い出て請い受けること、許可・承認を得るために願い出ること、を表現したい時などが挙げられます。

例文4や例文5にある「電子申請」とは、これまで窓口などで行われていた申請や届出を、ネットワーク経由で実行できるようにしたものを意味します。電子申請のメリットには、行政機関へ出向く手間が省けることや、24時間いつでも手続きができることなどがあります。

届出の例文と使い方

1.電子届出システムを利用すれば、窓口に出向くことなく届出ができます。
2.オンラインで届出するために、システムの使い方についてのマニュアルを読んでいます。
3.日本年金機構のホームページから届出用紙をダウンロードしました。
4.届出する前に、届出書に添付が必要な書類を確認して揃えておきましょう。
5.銀行の届出印がわからなくなってしまったので、可能性がある印鑑を全て窓口に持って行きました。

この言葉がよく使われる場面としては、役所や上役などに、書類または口頭で申し出ることを表現したい時などが挙げられます。

例文5にある「届出印」とは、銀行や証券会社などの金融機関で口座開設の手続きをする際に押印した印鑑のことです。銀行の窓口での預金引き出しなど、手続きを行う際に必要な本人確認として用いられます。

申請と届出という言葉は、どちらも「行政手続き」を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、行政庁に対して許諾の応答を求める行為を表現したい時は「申請」を、行政庁に対して通知をする行為を表現したい時は「届出」を使うようにしましょう。

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