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【頼る】と【甘える】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「頼る」(読み方:たよる)と「甘える」(読み方:あまえる)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「頼る」と「甘える」という言葉は、どちらも助けを求めることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「頼る」と「甘える」の違い

「頼る」と「甘える」の意味の違い

「頼る」と「甘える」の違いを分かりやすく言うと、「頼る」は自分だけでは無理なこと対して助けをお願いすること、「甘える」は自分でもできるけどお願いすることという違いです。

「頼る」と「甘える」の使い方の違い

一つ目の「頼る」を使った分かりやすい例としては、「彼以外に頼れる友人は一人もいません」「頼るべき証拠を提出してください」「この場合は弁護士を頼るのがいいと思いますよ」「彼らは収入を牧羊に頼っていました」などがあります。

二つ目の「甘える」を使った分かりやすい例としては、「犬が主人に甘えるのは自然なことだと思います」「彼女は甘えるのが上手なので男性陣から人気があります」「せっかくなので彼の好意に甘えることにしました」「子供が甘えるように母親に擦り寄った」などがあります。

「頼る」と「甘える」の使い分け方

「頼る」と「甘える」はどちらも助けを求めることを意味していますが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「頼る」は自分だけでは無理なこと対して助けをお願いすること、つまり、遠慮しながらお願いをしているニュアンスになります。

一方、「甘える」は自分でもできるけどお願いすること、つまり、遠慮しないでお願いをしているというニュアンスというのが違いです。

そのため、「甘える」は両親や恋人などの、比較的近い関係のもに対して使うと覚えておきましょう。

「頼る」と「甘える」の英語表記の違い

「頼る」を英語にすると「rely on」「depend on」「count on」「fall back on」となり、例えば上記の「彼らは収入を牧羊に頼っていました」を英語にすると「They depended on sheep-raising as a source of income」となります。

一方、「甘える」を英語にすると「behave like a baby」「spoiled child」「demand attention」となり、例えば上記の「子供が甘えるように母親に擦り寄った」を英語にすると「The child nestled up to his mother, seeking her attention」となります。

「頼る」の意味

「頼る」とは

「頼る」とは、助けてとして用いることを意味しています。その他にも、伝を求めて近づくことの意味も持っています。

「頼る」の使い方

「足を怪我してしまったので松葉杖に頼る」「人が生きる上で自然の恵みに頼ることは必要です」などの文中で使われている「頼る」は、「助けてとして用いること」の意味で使われています。

一方、「上京するので友人を頼ることにしました」「私にはあなたしか頼る人がいません」などの文中で使われている「頼る」は、「伝を求めて近づくこと」の意味で使われています。

「頼る」は助けてとして用いることを意味する動詞です。

「頼る」の特徴

「頼る」は「上司に頼る」「友人に頼る」などのように、人に対して使うことが多いですが、「歩くために杖に頼る」「田舎に住んでいるので車に頼るしかありません」などのように物に対して使うこともできます。

「頼る」は自分だけでは無理なこと対して助けをお願いする場合に使うのが一般的です。そのため、遠慮しながらお願いをしているニュアンスなので、決して悪い言葉ではないと覚えておきましょう。

「頼る」の類語

「頼る」の類語・類義語としては、助力を求めて頼りとすることを意味する「縋る」、他に頼って存在や生活することを意味する「依存」などがあります。

「甘える」の意味

「甘える」とは

「甘える」とは、かわいがってもらおうとしてまとわりついたりすることを意味しています。その他にも、相手の好意に遠慮なく寄りかかることの意味も持っています。

「甘える」の使い方

「子供が親に甘えるのは自然なことだと思います」「仕事で疲れた時はつい彼女に甘えてしまう」などの文中で使われている「甘える」は、「かわいがってもらおうとしてまとわりついたりすること」の意味で使われています。

一方、「お言葉に甘えてこちらお借りいたします」「良い歳なんだからもう甘えるのはよしなさい」などの文中で使われている「甘える」は、「相手の好意に遠慮なく寄りかかること」の意味で使われています。

「甘える」は複数の意味を持つ動詞です。また、「お言葉に甘えさせていただきます」のように前後の文章を敬語表現することによって、ビジネスシーンにおいて上司や取引先などの目上の人に対しても使うことができると覚えておきましょう。

「甘える」は自分でもできるけどお願いする場合に使用するので、遠慮しないでお願いをしているというニュアンスになります。

「甘える」特徴

「甘える」は家族、友人、恋人などの比較的仲が良い関係の人に対して使う言葉です。そのため、比較的仲が良い関係以外で使用する場合は、基本的に悪い印象を与えてしまうので使わないように気をつけましょう。

「甘える」の類語

「甘える」の類語・類義語としては、自立心がなく他人に頼ることを意味する「甘ったれる」、自分の力でなく他を頼みにすることを意味する「寄り掛かる」などがあります。

「頼る」の例文

1.部長が今年度いっぱいで退職するので、もう部長に頼ることはしません。
2.政府にいくら不満があるからといって、武力に頼るのは良くないと思います。
3.最近ストーカー被害に遭っているので、警察を頼ることにしました。
4.彼はすぐ他人に頼るので、少しは自分の力でやろうとしないかなと思う。
5.ベトナムに出向を言い渡されたので、現地で生活している大学時代の友人を頼ることにしました。

この言葉がよく使われる場面としては、助けてとして用いることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、伝を求めて近づくことを表現したい時にも使います。

例文1から例文4は助けてとして用いること、例文5は伝を求めて近づくことの意味で使っています。

「甘える」の例文

1.うちの猫は眠くなると私に密着して甘えてくるので、とても可愛いです。
2.お菓子を買って欲しかったのか、子供が甘えるように父親に擦り寄りました。
3.両親がいつも喧嘩していたので、子供の私は甘えることを一切しませんでした。
4.社会人だからといって、誰かに甘えることは決して悪いことではありません。
5.夕飯をごちそうしてくれると言ったので、ここはお言葉に甘えることにしました。

この言葉がよく使われる場面としては、かわいがってもらおうとしてまとわりついたりすることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、相手の好意に遠慮なく寄りかかることを表現したい時にも使います。

例文1から例文3はかわいがってもらおうとしてまとわりついたりすること、例文4と例文5は相手の好意に遠慮なく寄りかかることの意味で使っています。

「頼る」と「甘える」はどちらも助けを求めることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、自分だけでは無理なこと対して助けをお願いすることを表現したい時は「頼る」を、自分でもできるけどお願いすることを表現したい時は「甘える」を使うと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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