【第二の人生】と【セカンドライフ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「第二の人生」(読み方:だいにのじんせい)と「セカンドライフ」(読み方:せかんどらいふ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「第二の人生」と「セカンドライフ」という言葉は、どちらもこれまで歩んできた半生の営みに区切りをつけて新たな心持ちで人生を歩み始めることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「第二の人生」と「セカンドライフ」の違い

「第二の人生」とセカンドライフの意味の違い

「第二の人生」と「セカンドライフ」の違いを分かりやすく言うと、「第二の人生」は日本語表記、「セカンドライフ」は和製英語という違いです。

「第二の人生」とセカンドライフの使い方の違い

一つ目の「第二の人生」を使った分かりやすい例としては、「第二の人生がますます充実したものになりますよう願っています」「第二の人生では飲食店を経営予定です」「プロ野球選手を引退したので第二の人生が始まる」などがあります。

二つ目の「セカンドライフ」を使った分かりやすい例としては、「人生100年時代なのでセカンドライフは大切です」「セカンドライフは田舎で農業をする予定だ」「セカンドライフの過ごし方はある程度決まっている」などがあります。

「第二の人生」とセカンドライフの使い分け方

「第二の人生」と「セカンドライフ」はどちらもこれまで歩んできた半生の営みに区切りをつけて新たな心持ちで人生を歩み始めることを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、日本語表記なのが「第二の人生」、和製英語なのが「セカンドライフ」と覚えておきましょう。

ただし、言い方が違うだけで意味は全く同じなので、基本的に好きな方を使って問題ありません。

「第二の人生」とセカンドライフの英語表記の違い

「第二の人生」も「セカンドライフ」も英語にすると「life after retirement」となります。

「第二の人生」の意味

「第二の人生」とは

「第二の人生」とは、これまで歩んできた半生の営みに区切りをつけて新たな心持ちで人生を歩み始めることを意味しています。

「第二の人生」の使い方

「第二の人生」を使った分かりやすい例としては、「第二の人生を楽しんでくださいね」「去年退職して第二の人生を歩み始めました」「第二の人生では新しいことを始めようと思う」「第二の人生を豊かにする方法を探しています」などがあります。

「第二の人生」はこれまで歩んできた半生の営みに区切りをつけて新たな心持ちで人生を歩み始めることを意味する言葉です。

「第二の人生」はいつからか

「第二の人生」はいつからだろうと思う方もいるかもしれませんが、結論を言ってしまうと具体的には決まっていません。そのため、30代から始まる人もいますし、60代から始まる人もいます。

ただし、定年退職を迎えて仕事中心の生活を終えたあとの人生を指す場合に、使われることが多いと覚えておきましょう。

したがって、「第二の人生」は退職祝いに贈る送別メッセージとして、ビジネスシーンにおいてよく使われている言葉です。

「第二の人生」の類語

「第二の人生」の類語・類義語としては、人生を改めて初めからすることを意味する「人生をやり直す」があります。

「セカンドライフ」の意味

セカンドライフとは

「セカンドライフ」とは、これまで歩んできた半生の営みに区切りをつけて新たな心持ちで人生を歩み始めることを意味しています。

表現方法は「セカンドライフを楽しむ」「セカンドライフを考える」

「セカンドライフを楽しむ」「セカンドライフを考える」などが、「セカンドライフ」を使った一般的な言い回しになります。

セカンドライフの使い方

「セカンドライフ」を使った分かりやすい例としては、「セカンドライフを楽しむには何をすればいいだろうか」「退職が近くなったのでセカンドライフへの備えを意識する」「セカンドライフでは飲食店を経営しようと思っています」などがあります。

セカンドライフは和製英語

「セカンドライフ」とはこれまで歩んできた半生の営みに区切りをつけて新たな心持ちで人生を歩み始めることを意味する和製英語です。和製英語とは日本で英語の単語をつなぎ合わせたり変形させたりして英語らしく作った言葉のことを意味しています。

そのため、「セカンドライフ」は英語ではなく、日本人が作った言葉であると覚えておきましょう。

セカンドライフはいつからか

「セカンドライフ」はいつからだろうと思う方もいるかもしれませんが、結論を言ってしまうと具体的には決まっていません。そのため、40代から始まる人もいますし、50代から始まる人もいます。

ただし、定年退職を迎えて仕事中心の生活を終えたあとの人生を指す場合に、使われることが多いと覚えておきましょう。

セカンドライフの類語

「セカンドライフ」の類語・類義語としては、余生のことを意味する「セカンドステージ」があります。

「第二の人生」の例文

1.第二の人生を楽しむためには、健康を維持することが大切です。
2.日本人の平均寿命は延びているので、第二の人生も長くなってきています。
3.定年退職おめでとうございます。第二の人生を謳歌してくださいね。
4.プロ野球選手を引退したので、第二の人生を頑張ろうと思います。
5.第二の人生は地元に帰って、地域発展に貢献しようと思います。

この言葉がよく使われる場面としては、これまで歩んできた半生の営みに区切りをつけて新たな心持ちで人生を歩み始めることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「第二の人生」は退職後の人生を指す場合によく使われています。

「セカンドライフ」の例文

1.プロサッカー選手を引退したので、これから私のセカンドライフが始まります。
2.平均寿命がだんだん延びているので、セカンドライフを意識する人が増えました。
3.快適なセカンドライフを送るためには、ライフスタイルにあった住まいも重要です。
4.セカンドライフは都会ではなく、田舎でまったり過ごすつもりです。
5.来年定年退職するので、そこから私のセカンドライフが始まります。

この言葉がよく使われる場面としては、これまで歩んできた半生の営みに区切りをつけて新たな心持ちで人生を歩み始めることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「セカンドステージ」は退職後の人生を指す場合によく使われています。

「第二の人生」と「セカンドライフ」はどちらもこれまで歩んできた半生の営みに区切りをつけて新たな心持ちで人生を歩み始めることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、日本語表記なのが「第二の人生」、和製英語なのが「セカンドライフ」と覚えておきましょう。

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