【ダイビング】と【シュノーケリング】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ダイビング」と「シュノーケリング」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ダイビング」と「シュノーケリング」という言葉は、「マリンスポーツ」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ダイビングとシュノーケリングの違い

ダイビングとシュノーケリングの意味の違い

ダイビングとシュノーケリングの違いを分かりやすく言うと、ダイビングは水中に潜る時に使い、シュノーケリングは水面や浅い水中を楽しむ時に使うという違いです。

ダイビングとシュノーケリングの使い方の違い

一つ目のダイビングを使った分かりやすい例としては、「ダイビング用品を借りる際に説明を受けた」「ダイビングで魚と共に泳いでみたい」「スカイダイビングはパラシュートが開かなかったらと想像すると挑戦できない」などがあります。

二つ目のシュノーケリングを使った分かりやすい例としては、「カヤックやシュノーケリングなどを楽しむためにやってきた」「シュノーケリングであれば子どもたちと一緒に取り組める」「シュノーケリングで海の中を眺めるのが好きだ」などがあります。

ダイビングとシュノーケリングの使い分け方

ダイビングとシュノーケリングはどちらも、マリンスポーツの名称ですが、活動を行う際の水深が異なります。

ダイビングは、水中に潜ることを指し、水泳の飛込競技に対しても使われている言葉です。その他にも、上記例文の「スカイダイビング」などのように、飛び込むように身を躍らせることを意味することもあります。

一方のシュノーケリングは、水面や水中を遊泳して魚や水中の光景を眺めて楽しむことを指します。水面に顔をつけたまま息継ぎをするための用具である「シュノーケル」が由来となった言葉です。

つまり、ダイビングは水中に潜って楽しむアクティビティであり、シュノーケリングは水面や浅い水中を泳ぐアクティビティであるという違いがあります。

また、必要な道具も異なり、ダイビングとシュノーケリングにはマスク、シュノーケル、フィンを用いる点は共通ですが、前者はさらにウェットスーツ、酸素ボンベなどを必要とする点も異なります。

ダイビングとシュノーケリングの英語表記の違い

ダイビングを英語にすると「diving」となり、例えば上記の「ダイビング用品」を英語にすると「dive equipment」となります。

一方、シュノーケリングを英語にすると「snorkeling」となり、例えば上記の「カヤックやシュノーケリング」を英語にすると「kayaks and snorkeling」となります。

ダイビングの意味

ダイビングとは

ダイビングとは、水中に潜ることを意味しています。

その他にも、飛び込むように身を躍らせることを意味する言葉として使われています。

ダイビングの使い方

「東京でもスキューバダイビングを楽しむことができるそうだ」「ダイビングスクールに通うことを考えている」「ダイビングを趣味にする場合いくら必要なのだろう」などの文中で使われているダイビングは、「水中に潜ること」の意味で使われています。

一方、「見事なダイビングキャッチによりチームの勝利が守られた」「スカイダイビングの体験に行く機会をもらい、今からわくわくしている」などの文中で使われているダイビングは、「飛び込むようにすること」の意味で使われています。

ダイビングは英語で「diving」と表記され、「潜水」「飛び込み」といった意味を持ちます。日本語でも同じように使われ、特に言及されない場合は「水中を潜ること」を意味します。

ダイビングの種類

ダイビングには種類があり、水中で呼吸ができるよう装置を身につけて行う「スキューバダイビング」「スクーバダイビング」と、装置を用いず自身で呼吸を止めて潜水を行う「フリーダイビング」があります。

また、頭から飛び込むようにして物をとることを意味する「ダイビングキャッチ」、航空機で空へと昇ってから地上へ落下するスポーツである「スカイダイビング」などのように、水中ではない場所から特定の場所へと飛び込む、潜るといった意味も持ちます。

ダイビングの類語

ダイビングの類語・類義語としては、呼吸のための器具を使わずに水中に潜ることを意味する「素潜り」などがあります。

シュノーケリングの意味

シュノーケリングとは

シュノーケリングとは、水面や水中を遊泳して魚や水中の光景を眺めて楽しむことを意味しています。

シュノーケリングの使い方

シュノーケリングを使った分かりやすい例としては、「シュノーケリングは泳げなくてもできるのだろうか」「シュノーケリングは潜らなくてもいいと聞いた」「人に手を引いてもらえばシュノーケリングに挑める気がする」などがあります。

その他にも、「シュノーケリングで小さな魚を見てから子どもが海を好きになった」「浅い水中でのシュノーケリングは水が苦手な自分でも楽しむことができそうだ」「シュノーケリングで水中に潜る人を見てすごいと感じた」などがあります。

シュノーケリングは英語で「snorkeling」と表記され、「シュノーケルをつけて泳ぐこと」「水面または浅い水中を遊泳するレクリエーション活動」といった意味を持ち、日本語でも同じように使われています。

シュノーケリングの語源

語源となっている「シュノーケル」は、水面に顔をつけたまま息継ぎをするための用具を指す言葉です。英語圏では動名詞に変化し「シュノーケリング」と呼ばれますが、もとはドイツ語で「スノーケル」と発音するため、「スノーケリング」とも呼ばれています。

シュノーケリングの類語

シュノーケリングの類語・類義語としては、シュノーケルで呼吸をしながら水中を遊泳するスポーツを意味する「スキンダイビング」などがあります。

ダイビングの例文

1.大学の友人とダイビングをするとなった時、こんなアルバイトで費用を稼ぐ必要があると感じた。
2.ダイビングショップでオーナーに海の中の話を聞く機会をもらい、非常に有意義な日を過ごせたと思う。
3.沖縄でスキューバダイビングができたら、綺麗な海の中を楽しむことができるのだろう。
4.今回ダイビングキャッチで素晴らしい守りを見せた選手に、MVPが与えられヒーローインタビューが行われた。
5.海外で行うスカイダイビングは国内で行うものより景色が綺麗なのだろうかと胸躍らせている。

この言葉がよく使われる場面としては、水中に潜ることを意味する時などが挙げられます。

例文4や5のように、飛び込むように身を躍らせることを意味する言葉としても使われています。

シュノーケリングの例文

1.シュノーケリングの時、水が入ってきた場合は落ち着いて対応しなければ海水を飲んでしまうだろう。
2.週末はシュノーケリングに出かける趣味があるため、肌が小麦色に焼けることも多い。
3.水中で足がつかない時不安な気持ちになっていたが、シュノーケリングを教わってから払拭された。
4.初心者のためのシュノーケリング練習会では、砂浜に近いところで海の中を見る楽しさを知った。
5.シュノーケリングで上手に潜るために、まずはコツなどを尋ねることにした。

この言葉がよく使われる場面としては、水面や水中を遊泳して魚や水中の光景を眺めて楽しむことを意味する時などが挙げられます。

基本的には比較的浅い水中で楽しむスポーツですが、例文5のようにシュノーケルを用いて潜水を行う場合にもこの言葉が使われることがあります。

ダイビングとシュノーケリングは、どちらも「マリンスポーツ」を表します。どちらを使うか迷った場合は、水中に潜る場合は「ダイビング」を、水面や浅い水中を楽しむ場合は「シュノーケリング」を使うと覚えておけば間違いありません。

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