【通算】と【連続】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「通算」(読み方:つうさん)と「連続」(読み方:れんぞく)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「通算」と「連続」という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。



通算と連続の違い

通算と連続の意味の違い

通算と連続の違いを分かりやすく言うと、通算とは途切れていても全部あわせることを意味し、連続とは切れ目なく続くことを意味するという違いです。

通算と連続の使い方の違い

一つ目の通算を使った分かりやすい例としては、「通算9回目のレース優勝」「通算安打ランキング」「通算課税売上割合の計算方法」「通算本塁打400本達成」「通算企業年金を受け取る」などがあります。

二つ目の連続を使った分かりやすい例としては、「連続テレビドラマを一気に観る」「感染者が3日連続で100人下回る」「連続勤務の上限が定められている」「プロ野球の連続試合出塁記録を伸ばす」などがあります。

通算と連続という言葉は、「通算記録」「連続記録」や「通算出場数」「連続出場数」など、同じような使い方をする言葉なので混同して使われる傾向があります。しかしながら、この二つの言葉は意味が大きく異なるので注意が必要です。

「通算9回目のレース優勝」と「連続9回目のレース優勝」の違い

通算は全部を合わせて計算することを意味しており、連続は切れ目なく続くことを意味しています。上記の例の「通算9回目のレース優勝」とは、これまで数々のレースに出場した中で優勝したのは9回目であることを意味します。レースで優勝した回数を全て合わせていることを表します。

これが「連続9回目のレース優勝」となると、出場しているレースで途切れることなく続けて優勝したことが9回目であることを意味します。連続は切れ目なく続くこと、通算は続いても途切れても全部あわせて計算すること、と覚えておきましょう。

通算と連続の英語表記の違い

通算を英語にすると「total」「summing up」となり、例えば上記の「通算安打」を英語にすると「total hits」となります。一方、連続を英語にすると「continuity」「series」となり、例えば上記の「連続テレビドラマ」を英語にすると「serial TV drama」となります。

通算の意味

通算とは

通算とは、全体を通して計算することを意味しています。

表現方法は「通算される」「通算して」「通算する」

「通算される」「通算して」「通算する」などが、通算を使った一般的な表現方法です。

通算の使い方

通算を使った分かりやすい例としては、「彼は水泳で通算8個の金メダルを取った」「通算課税売上割合の計算方法」「NBAの通算アシスト王」「通算契約期間のカウント」「中央競馬通算1000勝以上の騎手」などがあります。

その他にも、「不動産所得は損益通算できる所得である」「通算遺族年金の支給が停止された」「通算雇用期間は5年を上限とする」「通算打率の歴代トップに立った」「将棋の通算タイトル獲得数」などがあります。

通算とは、ある期間やある範囲において全てを合わせて計算することを意味します。切れ目なく続いている続いていないに関わらず、全部あわせることを表します。

「通算損益」の意味

通算という言葉を用いた日本語には「通算損益」があり、一定期間内の利益と損失を相殺することを意味します。利益と損失が途切れたり続いたりする株の売り買いなどにおいて、期間内に出た全ての利益から全ての損失を差し引いて計算することです。

通算の類語

通算の類語・類義語としては、部分部分を全部合わせて計算することを意味する「通計」、全体をひっくるめて計算することを意味する「総計」、一緒に合わせて計算することを意味する「合算」などがあります。

通算の通の字を使った別の言葉としては、ある物の中を貫いて通ることを意味する「貫通」、計り知れない不思議な働きや力を意味する「神通」(読み方:じんずう)、始めから終わりまで読み通すことを意味する意味する「通読」などがあります。

連続の意味

連続とは

連続とは、切れ目なく続くことや続けることを意味しています。

表現方法は「連続して」「連続した」「連続での」

「連続して」「連続した」「連続での」などが、連続を使った一般的な言い回しです。

連続の使い方

連続を使った分かりやすい例としては、「連続殺人事件の犯人像」「連続スペクトルを放つ光源」「連続雨量の記録が更新された」「ゴルフ練習メニューの連続素振り」「NY株が3日連続で値上がりしている」などがあります。

その他にも、「連続増収増益企業」「連続イニング無失点記録」「連続模様のイラスト素材」「ドライバーの連続運転時間」「連続誘拐事件のドラマを観る」「二重跳び連続20回達成」などがあります。

連続とは、切れ目がなく続くことや続けることを意味します。上記の「二重跳び連続20回達成」とは二重跳びを続けて20回、途中で引っかからずに跳べたことを表します。途中で何度か引っかかりながらも20回跳べた場合は、通算20回になります。

連続の対義語

連続の対義語・反対語としては、時々とぎれながら続くことを意味する「断続」、一度きりであとの続かないものを意味する「単発」などがあります。

連続の類語

連続の類語・類義語としては、そのまま続けることを意味する「継続」、ながく続くことを意味する「永続」、関係のあることのひとつながりを意味する「一連」などがあります。

連続の連の字を使った別の言葉としては、共通の目的のために結び合うことを意味する「連合」、情報や考えなどを知らせることを意味する「連絡」、仲間である者たちを意味する「連中」などがあります。

通算の例文

1.日本プロ野球の通算本塁打ランキングをチェックする。
2.メジャーリーグ現役選手の通算安打数トップ3に日本人選手が入り、日本中が沸いた。
3.退職するにあたって、労働に関する通算期間の数え方を確認する。
4.株式取引によって発生した損益は、通算することができる。
5.海外に転勤した時期もあったが、東京に住んで通算15年になる。

この言葉がよく使われる場面としては、全体を通して計算することを表現したい時などが挙げられます。

通算という言葉は、ある期間やある範囲において全てを合わせて計算することを意味します。例文1や例文2のように、通算という言葉はスポーツ分野における記録の数え方として使われることが多くあります。

連続の例文

1.今までの統計で、連続して雨が降り続いたのは何日間あるのか調べてみた。
2.ここ数日、近所では不審者が連続的に出没しており、パトカーが巡回している。
3.連続写像定理について講義を受けたが、難しすぎて理解できなかった。
4.朝の連続テレビ小説が大好きだが、朝は忙しいので録画して夜中に観ている。
5.スペイン生活での5年間は、驚きと笑いと感動の連続でした。

この言葉がよく使われる場面としては、切れ目なく続くことを表現したい時などが挙げられます。

例文2にある「連続的」とは、切れ目なく続くような性質をもったものを意味しています。例文4や例文5のように、連続という言葉は、実際は切れ目があっても続いていることを誇張したい時に使われることがあります。

通算と連続という言葉は、記録や回数を表す時によく使われる言葉なのですが、それぞれ意味が異なります。途切れていても全部あわせることを表現したい時は「通算」、切れ目なく続くことを表現したい時は「連続」を使うようにしましょう。

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