【ふんだくる】と【巻き上げる】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ふんだくる」と「巻き上げる」(読み方:まきあげる)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ふんだくる」と「巻き上げる」という言葉は不正に金銭や物を奪うこと、どちらもを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「ふんだくる」と「巻き上げる」の違い

「ふんだくる」と「巻き上げる」の意味の違い

「ふんだくる」と「巻き上げる」の違いを分かりやすく言うと、「ふんだくる」は力や脅しによって乱暴に奪うこと、「巻き上げる」は言葉や仕組みを利用して巧妙に奪うことという違いです。

「ふんだくる」と「巻き上げる」の使い方の違い

一つ目の「ふんだくる」を使った分かりやすい例としては、「不良に金をふんだくられて困っている」「弱い立場の人から金をふんだくるような行為は許されない」「脅されて無理やり金をふんだくられた」などがあります。

二つ目の「巻き上げる」を使った分かりやすい例としては、「巧みな話術で多額の金を巻き上げていた」「高額な手数料を理由に客から金を巻き上げる」「甘い言葉で高齢者の資産を巻き上げる事件が発覚した」などがあります。

「ふんだくる」と「巻き上げる」の使い分け方

「ふんだくる」と「巻き上げる」はどちらも不正に金銭や物を奪うことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「ふんだくる」は「力ずくで金をふんだくる」「脅して無理やりふんだくる」のように、暴力や威圧を伴って乱暴に奪う行為に対して使う言葉になります。

一方、「巻き上げる」は「言葉巧みに金を巻き上げる」「仕組みを利用して巻き上げる」のように、表向きは穏やかでも、策略や話術を使って相手から金銭を搾取する行為に対して使う言葉です。

つまり、力や脅しによって乱暴に奪うのが「ふんだくる」、言葉や仕組みを利用して巧妙に奪うのが「巻き上げる」と覚えておきましょう。

「ふんだくる」と「巻き上げる」の英語表記の違い

「ふんだくる」を英語にすると「rob」「extort」「snatch」などとなり、例えば「彼は通行人から金をふんだくった」を英語にすると「He robbed a passerby of his money」となります。

一方、「巻き上げる」を英語にすると「swindle」「cheat out of」「con」などとなり、例えば「巧妙な手口で多額の金を巻き上げた」を英語にすると「He swindled people out of a large sum of money」となります。

「ふんだくる」の意味

「ふんだくる」とは

「ふんだくる」とは、力ずくで奪い取ることを意味しています。

表現方法は「金をふんだくる」「無理やりふんだくる」

「金をふんだくる」「無理やりふんだくる」「脅してふんだくる」などが、「ふんだくる」を使った一般的な言い回しになります。

「ふんだくる」の使い方

「ふんだくる」を使った分かりやすい例としては、「不良に囲まれて金をふんだくられた」「弱い立場の人から金品をふんだくる行為は許されない」「脅迫まがいの態度で金をふんだくって逃げた」「言いがかりをつけて金をふんだくろうとした」「力ずくで財布をふんだくられた」などがあります。

「ふんだくる」は、相手の意思に反して、乱暴または強引な手段で金品を奪い取ることを表す動詞です。

「ふんだくる」の特徴

「ふんだくる」は、非常に強いマイナスイメージを持つ言葉です。そのため、犯罪行為や悪質な行動を非難する文脈で使われることがほとんどです。

また、「ふんだくる」は単に「取る」「もらう」という意味ではなく、暴力的や理不尽といったニュアンスを強く含みます。そのため、日常的なやり取りや軽い金銭の話題には不向きな表現であり、使用する場面には注意が必要です。

文章や会話で用いる場合は、事実関係の説明や強い批判の意図を明確にしたうえで使うと覚えておきましょう。

「ふんだくる」の類語

「ふんだくる」の類語・類義語としては、無理やり奪うことを意味する「奪い取る」、不正に金品を取ることを意味する「巻き上げる」、強制的に金銭を要求することを指す「恐喝する」などがあります。

「巻き上げる」の意味

「巻き上げる」とは

「巻き上げる」とは、不正な手段で金品を奪い取ることを意味しています。

表現方法は「金を巻き上げる」「巧みに巻き上げる」

「金を巻き上げる」「巧みに巻き上げる」「弱みにつけ込んで巻き上げる」などが、「巻き上げる」を使った一般的な言い回しになります。

「巻き上げる」の使い方

「巻き上げる」を使った分かりやすい例としては、「詐欺師が高齢者から多額の金を巻き上げた」「甘い言葉で金を巻き上げる手口が問題になっている」「立場の弱い人から巧みに金を巻き上げていた」「部下から不当に金を巻き上げる行為が発覚した」などがあります。

「巻き上げる」は、相手を言葉や状況で巧みに操り、結果として金品を取ることを表す動詞です。

「巻き上げる」の特徴

「巻き上げる」は、マイナスのイメージを持つ言葉であり、不正行為や不誠実な手段を批判する場面で用いられます。

「ふんだくる」と比べると、暴力や強制力よりも、話術や心理的な誘導、立場の差などを利用して金品を得るニュアンスが強いのが特徴です。そのため、詐欺や不当請求、悪質な商法などを説明する文脈でよく使われます。

また、「巻き上げる」は必ずしも直接的な暴力を伴う必要はなく、表面上は穏やかで合法的に見える行為であっても、実態が不正である場合に使われることが多いと覚えておきましょう。

「巻き上げる」の類語

「巻き上げる」の類語・類義語としては、不正に金品を取ることを意味する「だまし取る」、相手を利用して利益を得ることを指す「搾取する」などがあります。

「ふんだくる」の例文

1.夜道で不良に囲まれ、所持金を無理やりふんだくられてしまい、とても怖い思いをしました。
2.弱い立場の人から金をふんだくるような行為は、社会として決して許されるものではありません。
3.彼は怒鳴り声を上げて相手を威圧し、半ば強引に金をふんだくって立ち去りました。
4.子ども相手に金をふんだくるような大人がいると聞き、強い憤りを感じました。
5.脅迫まがいの態度で金をふんだくられたため、すぐに警察へ相談することにしました。

この言葉がよく使われる場面としては、力ずくで奪い取ることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ふんだくる」は力や脅しによって乱暴に奪う時に使う言葉です。

「巻き上げる」の例文

1.巧みな話術を使って高齢者から多額の金を巻き上げる詐欺が問題になっています。
2.無料だと思わせて契約させ、後から高額な費用を巻き上げる手口には注意が必要です。
3.彼は親切そうに振る舞いながら、最終的に相手から金を巻き上げていました。
4.その業者は複雑な料金体系を利用して、客から不当に金を巻き上げていたそうです。
5.その業者は複雑な料金体系を利用して、客から不当に金を巻き上げていたそうです。

この言葉がよく使われる場面としては、不正な手段で金品を奪い取ることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「巻き上げる」は言葉や仕組みを利用して巧妙に奪う時に使う言葉です。

「ふんだくる」と「巻き上げる」はどちらも不正に金銭や物を奪うことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、力や脅しによって乱暴に奪うのが「ふんだくる」、言葉や仕組みを利用して巧妙に奪うのが「巻き上げる」と覚えておきましょう。

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