【ぺちゃんこ】と【ぺったんこ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ぺちゃんこ」と「ぺったんこ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ぺちゃんこ」と「ぺったんこ」という言葉は、どちらも平らな状態を表すことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「ぺちゃんこ」と「ぺったんこ」の違い

「ぺちゃんこ」と「ぺったんこ」の意味の違い

「ぺちゃんこ」と「ぺったんこ」の違いを分かりやすく言うと、「ぺちゃんこ」は押しつぶされて形が崩れた状態を表す、「ぺったんこ」は、厚みがなく平らな状態を表すことという違いです。

「ぺちゃんこ」と「ぺったんこ」の使い方の違い

一つ目の「ぺちゃんこ」を使った分かりやすい例としては、「荷物の下敷きになって箱がぺちゃんこになった」「転んで帽子を踏んでしまい、すっかりぺちゃんこになった」「満員電車で押されて紙袋がぺちゃんこになってしまった」などがあります。

二つ目の「ぺったんこ」を使った分かりやすい例としては、「空気を抜いたボールがぺったんこになっている」「朝起きたら枕がぺったんこだった」「長年使ったソファのクッションがぺったんこになった」などがあります。

「ぺちゃんこ」と「ぺったんこ」の使い分け方

「ぺちゃんこ」は、「段ボールがぺちゃんこになる」「車に踏まれて缶がぺちゃんこだ」のように、外からの圧力や衝撃によって、本来の形が壊れてしまった状態に対して使う言葉になります。壊れた感じや被害のニュアンスが強く、ややマイナスの印象を伴うのが特徴です。

一方、「ぺったんこ」は、「財布がぺったんこだ」「生地をぺったんこに伸ばす」のように、厚みがなく平らである状態そのものを表す言葉です。必ずしも壊れている必要はなく、意図的に平らにした場合や、自然に薄くなった場合にも使われます。

つまり、押しつぶされて形が崩れた状態を表すのが「ぺちゃんこ」、厚みがなく平らな状態を表すのが「ぺったんこ」と覚えておきましょう。

「ぺちゃんこ」と「ぺったんこ」の英語表記の違い

「ぺちゃんこ」を英語にすると「crushed」「squashed」「flattened」などとなり、例えば「箱がぺちゃんこになった」を英語にすると「The box was crushed flat」となります。

一方、「ぺったんこ」を英語にすると「flat」「completely flat」「paper-thin」などとなり、例えば「クッションがぺったんこだ」を英語にすると「The cushion is completely flat」となります。

「ぺちゃんこ」の意味

「ぺちゃんこ」とは

「ぺちゃんこ」とは、押しつぶされて平たくなったことを意味しています。

表現方法は「ぺちゃんこになる」「帽子がぺちゃんこ」

「ぺちゃんこになる」「帽子がぺちゃんこ」「箱がぺちゃんこに潰れる」などが、「ぺちゃんこ」を使った一般的な言い回しになります。

「ぺちゃんこ」の使い方

「ぺちゃんこ」を使った分かりやすい例としては、「荷物の下敷きになってパンがぺちゃんこになった」「座ってしまいクッションがぺちゃんこになった」「踏まれて箱がぺちゃんこに潰れた」「雨で段ボールがぺちゃんこになった」などがあります。

「ぺちゃんこ」は、物が押しつぶされて平らになった状態を表すオノマトペです。簡単に言うならば、厚みや立体感が失われ、完全に平らになってしまった様子を指します。

「ぺちゃんこ」はオノマトペ

「ぺちゃんこ」は日本語特有のオノマトペで、物が強く押されて潰れる様子を、音の響きによって感覚的に表現しています。また、「ぺちゃんこ」以外にも「ぐしゃっと」「つぶれる」「へしゃげる」「ぺったんこ」など、形状の変化を表すオノマトペや擬態語が多く存在します。

「ぺちゃんこ」は特に、外部からの力によって原形を失った状態を強調する点に特徴があります。

例えば「弁当箱がぺちゃんこになった」と言うと、上から強く押されて中身まで影響を受けた様子が自然に想像できます。
このように「ぺちゃんこ」は、物理的な圧力による潰れ具合の激しさを直感的に伝える表現です。

したがって、「ぺちゃんこ」は「押しつぶされて平らになる」「原形をとどめないほど潰れる」といったニュアンスで使うと覚えておきましょう。

「ぺちゃんこ」の類語

「ぺちゃんこ」の類語・類義語としては、形が崩れることを表す「潰れる」、平らになることを強調する「ぺったんこ」、激しく変形する様子を表す「ぐしゃぐしゃ」などがあります。

「ぺったんこ」の意味

「ぺったんこ」とは

「ぺったんこ」とは、薄く平たくなっていることを意味しています。

表現方法は「ぺったんこになる」「髪がぺったんこ」

「ぺったんこになる」「髪がぺったんこ」「布団がぺったんこに潰れる」などが、「ぺったんこ」を使った一般的な言い回しになります。

「ぺったんこ」の使い方

「ぺったんこ」を使った分かりやすい例としては、「帽子を押し込んだせいで形が崩れてぺったんこになった」「湿気で髪の毛が朝からぺったんこになってしまった」「長く使った座布団が完全にぺったんこになった」「荷物の重みで段ボールがぺったんこになった」などがあります。

「ぺったんこ」は、物が押されたり伸ばされたりして、厚みがなく平らになった状態を表すオノマトペです。簡単に言うならば、強い破壊を伴わずに、表面が平らに密着したような状態を指します。

「ぺったんこ」はオノマトペ

「ぺったんこ」は日本語特有のオノマトペで、物が平らに押し広げられる様子を、音の響きによって感覚的に表現しています。また、「ぺったんこ」以外にも「平たい」「のっぺり」「ぺらぺら」「べったり」など、平面性を強調する表現が多く存在します。

「ぺったんこ」は、「ぺちゃんこ」と比べると破壊や強い潰れを含まず、形は残っているが厚みが失われた状態を表す点が特徴です。

例えば「寝ぐせで前髪がぺったんこになった」と言うと、潰れて壊れた印象ではなく、押さえつけられて平らになっている様子が自然に想像できます。このように「ぺったんこ」は、軽い圧力や長時間の使用による変化を穏やかに伝える表現です。

したがって、「ぺったんこ」は「厚みがなくなる」「平らに密着する」「ふくらみが失われる」といったニュアンスで使うと覚えておきましょう。

「ぺったんこ」の類語

「ぺったんこ」の類語・類義語としては、平らな状態を表す「平たい」、密着する様子を表す「べったり」、薄さを強調する「ぺらぺら」などがあります。

「ぺちゃんこ」の例文

1.重い資料を鞄に詰め込みすぎたせいで、持参した弁当箱が見事にぺちゃんこになっていました。
2.子どもがうっかり座ってしまい、新品の帽子が一瞬でぺちゃんこになってしまいました。
3.引っ越し作業中に段ボールを踏んでしまい、底が完全にぺちゃんこになって困りました。
4.冗談半分で置いたトマトが猫に踏まれ、原形をとどめないほどぺちゃんこでした。
5.ラグビーの試合で激しくタックルされ、ボールが一時的にぺちゃんこになったように見えました。

この言葉がよく使われる場面としては、押しつぶされて平たくなったことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ぺちゃんこ」は押しつぶされて形が崩れた状態を表す時に使う言葉です。

「ぺったんこ」の例文

1.長年使い続けたクッションは弾力を失い、座るとすぐぺったんこになってしまいます。
2.ダイエットの成果かと思ったら、ただ姿勢のせいでお腹がぺったんこに見えただけでした。
3.バスケットボールの空気が抜けていて、試合前にはすでにぺったんこな状態でした。
4.書類を整理していたら、財布の中身が減っていて気持ちまでぺったんこになりました。
5.朝まで寝ていたせいで枕が完全にぺったんこになり、首が少し痛くなりました。

この言葉がよく使われる場面としては、薄く平たくなっていることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ぺったんこ」は、厚みがなく平らな状態を表す時に使う言葉です。

「ぺちゃんこ」と「ぺったんこ」はどちらも平らな状態を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、押しつぶされて形が崩れた状態を表すのが「ぺちゃんこ」、厚みがなく平らな状態を表すのが「ぺったんこ」と覚えておきましょう。

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