【足手まとい】と【足を引っ張る】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「足手まとい」(読み方:あしでまとい)と「足を引っ張る」(読み方:あしをひっぱる)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「足手まとい」と「足を引っ張る」という言葉は、どちらもマイナスのイメージで使う言葉を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「足手まとい」と「足を引っ張る」の違い

「足手まとい」と「足を引っ張る」の違いを分かりやすく言うと、「足手まとい」は能力不足などで周囲の負担になっている状態を表すこと、「足を引っ張る」は他人の成功や進行を妨害する行為を表すことという違いです。

一つ目の「足手まとい」を使った分かりやすい例としては、、「自分が足手まといにならないよう努力した」「初心者の私はチームの足手まといかもしれません」「怪我で足手まといになってしまった」などがあります。

二つ目の「足を引っ張る」を使った分かりやすい例としては、「彼はチームの足を引っ張っている」「内部対立が会社の成長の足を引っ張っている」「嫉妬が成功の足を引っ張ることがあります」などがあります。

「足手まとい」と「足を引っ張る」はどちらもマイナスのイメージで使う言葉を意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「足手まとい」は「私は足手まといになりたくない」のように、自分や誰かが能力不足や事情によって周囲の負担になっている状態を指す言葉になります。本人に悪意はなく、結果として周囲の妨げになっている場合に使うことが多い表現です。

一方、「足を引っ張る」は「彼がわざと足を引っ張っている」のように、他人の成功や進行を妨害する行為を指す言葉です。意図的・非意図的の両方に使われますが、特に悪意や妨害のニュアンスを含むことが多い表現です。

つまり、能力不足などで周囲の負担になっている状態を表すのが「足手まとい」、他人の成功や進行を妨害する行為を表すのが「足を引っ張る」と覚えておきましょう。

「足手まとい」を英語にすると「dead weight」「liability」「burden」となり、例えば「初心者の私はチームの足手まといかもしれません」を英語にすると「As a beginner, I might be a liability to the team」となります。

一方、「足を引っ張る」を英語にすると「hold someone back」「drag someone down」「sabotage」となり、例えば「内部対立が会社の成長の足を引っ張っている」を英語にすると「Internal conflicts are holding back the company’s growth」となります。

「足手まとい」の意味

「足手まとい」とは、物事をするときにじゃまとなることを意味しています。

「足手まといになる」「足手まといにならない」「足手まといに感じる」などが、「足手まとい」を使った一般的な言い回しになります。

「足手まとい」を使った分かりやすい例としては、「自分が足手まといにならないよう努力しています」「怪我のせいで足手まといになってしまいました」「新人の私は足手まといかもしれません」「迷惑をかけないよう足手まといにならないように気を付けています」などがあります。

「足手まとい」は、能力不足や事情によって周囲の負担になり、物事の進行を妨げる存在を意味する名詞です。名詞とは、物事や人、状態などの名称を表す自立語で、文中では主語や目的語になることができる語を指します。

「足手まとい」は、自分や他人が十分に力を発揮できず、結果として周囲の助けを必要としたり、進行の妨げになったりする場面で使われます。多くの場合、悪意があるわけではなく、能力や状況が原因で負担になっている状態を表す言葉だと覚えておきましょう。

「足手まとい」の特徴を挙げると、能力や経験の不足が原因であること、本人に悪意がない場合が多いこと、周囲に負担をかけている状態を指すこと、自責の念を伴って使われやすいこと、集団行動や協力関係の中で用いられることなどがあります。

「足手まとい」の類語・類義語としては、重荷となる存在を意味する「お荷物」、周囲の妨げになることを表す「邪魔者」などがあります。

「足を引っ張る」の意味

「足を引っ張る」とは、人の成功や前進をじゃますることを意味しています。

「足を引っ張る」「足を引っ張っている」「足を引っ張られる」などが、「足を引っ張る」を使った一般的な言い回しになります。

「足を引っ張る」を使った分かりやすい例としては、「内部対立が会社の成長の足を引っ張っています」「一人の軽率な発言が全体の評価の足を引っ張りました」「消極的な姿勢が成功の足を引っ張ることがあります」「嫉妬心がチームワークの足を引っ張ってしまいます」などがあります。

「足を引っ張る」は、他人の成功や物事の進行を妨げる行為や働きを意味する慣用句です。慣用句とは、複数の語が結び付いて特定の意味を持ち、全体として一つの表現として機能する言い回しを指します。

「足を引っ張る」は、意図的に妨害する場合にも、結果的に悪影響を及ぼしてしまう場合にも使われますが、特に対人関係や組織内の行動においてマイナスの影響を与える場面で用いられることが多い表現です。

「足を引っ張る」の特徴を挙げると、他者や集団の成果に悪影響を及ぼすこと、妨害や阻害のニュアンスが強いこと、意図的な行為を含む場合があること、組織やチームなどの集団行動で使われやすいこと、比喩的な表現であることなどがあります。

「足を引っ張る」の類語・類義語としては、物事の進行を妨げることを意味する「妨害する」、成功を阻むことを表す「邪魔をする」、意図的に失敗させようとする「妨げる」などがあります。

「足手まとい」の例文

1.新人の私はまだ経験が浅く、皆さんの足手まといにならないよう必死に勉強しています。
2.怪我明けで本調子ではない私は、試合で足手まといにならないか心配です。
3.体調を崩してしまい、プロジェクトの足手まといになっているのではないかと不安です。
4.語学力が不足しているため、海外交渉では足手まといになるかもしれません。
5.判断力が鈍っている今の自分は、正直チームの足手まといだと感じています。

この言葉がよく使われる場面としては、物事をするときにじゃまとなることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「足手まとい」は能力不足などで周囲の負担になっている状態を表す時に使う言葉です。

「足を引っ張る」の例文

1.部署内の対立が長引けば、会社全体の発展の足を引っ張る結果になってしまいます。
2.準備不足のまま発表に臨めば、企画全体の評価の足を引っ張る恐れがあります。
3.消極的な態度が続くと、プロジェクトの進行の足を引っ張ってしまいます。
4.夜更かしの誘惑が強すぎて、毎朝の早起き計画の足を自分で引っ張っています。
5.連携不足がチーム全体の攻撃力の足を引っ張り、試合を苦しい展開にしています。

この言葉がよく使われる場面としては、人の成功や前進をじゃますることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「足を引っ張る」は他人の成功や進行を妨害する行為を表す時に使う言葉です。

「足手まとい」と「足を引っ張る」はどちらもマイナスのイメージで使う言葉を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、能力不足などで周囲の負担になっている状態を表すのが「足手まとい」、他人の成功や進行を妨害する行為を表すのが「足を引っ張る」と覚えておきましょう。

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