【てくてく】と【とことこ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「てくてく」と「とことこ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「てくてく」と「とことこ」という言葉は、どちらも歩く様子のこと意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「てくてく」と「とことこ」の違い

「てくてく」と「とことこ」の違いを分かりやすく言うと、「てくてく」は一定のペースで地道に歩く様子を指すこと、「とことこ」は小刻みで可愛らしく歩く様子を指すという違いです。

一つ目の「てくてく」を使った分かりやすい例としては、「駅までてくてく歩いて向かいました」「運動不足解消のために川沿いをてくてく歩いた」「目的地まで地図を片手にてくてく進んだ」などがあります。

二つ目の「とことこ」を使った分かりやすい例としては、「子どもがとことこ母親の後をついていった」「小さな犬がとことこ庭を横切った」「彼女はとことこ受付まで歩いてきた」などがあります。

「てくてく」と「とことこ」はどちらも歩く様子のことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「てくてく」は「炎天下の中をてくてく歩く」のように、地道に、ある程度の距離を黙々と歩く様子を表します。特に感情の強調はなく、淡々とした印象があります。

一方、「とことこ」は「小さな子がとことこ歩いてくる」のように、足取りが軽く、小刻みで可愛らしい印象を伴うことが多い表現です。主に子どもや小動物など、小さな存在の動きに対して使われる傾向があります。

つまり、一定のペースで地道に歩く様子を指すのが「てくてく」、小刻みで可愛らしく歩く様子を指すのが「とことこ」と覚えておきましょう。

「てくてく」を英語にすると「walk steadily」「trudge along」「walk a fair distance」となり、例えば「駅までてくてく歩いた」を英語にすると「I walked steadily to the station」となります。

一方、「とことこ」を英語にすると「toddle」「patter along」「walk with short quick steps」となり、例えば「子どもがとことこ歩いてきた」を英語にすると「The child toddled toward me」となります。

「てくてく」の意味

「てくてく」とは、乗り物にも乗らずひたすら歩いて行くことを意味しています。

「てくてく歩く」「てくてく進む」「てくてく向かう」「てくてく帰る」などが、「てくてく」を使った一般的な言い回しになります。

「てくてく」を使った分かりやすい例としては、「駅までてくてく歩いた」「川沿いの道をてくてく進んでいった」「買い物袋を下げて家までてくてく帰った」「目的地までてくてく向かった」などがあります。

「てくてく」は、一定のリズムで地道に歩く様子を表すオノマトペです。簡単に言うならば、急がず騒がず、自分の足で着実に前へ進む状態を指します。

「てくてく」は日本語特有のオノマトペで、音の繰り返しによって、単調で規則的な足取りを感覚的に表現しています。また、「てくてく」以外にも「とぼとぼ」「のそのそ」「すたすた」「とことこ」など、歩き方の違いを細かく表すオノマトペが多く存在します。

「てくてく」は、音の響きに軽快さと持続性があり、長い距離を淡々と歩く様子を自然に思い浮かばせる言葉です。

例えば「炎天下の中をてくてく歩く」と言うと、汗をかきながらも止まらず歩き続ける姿が想像できます。派手さはありませんが、継続的で安定した動きを強調する点が特徴です。

したがって、「てくてく」は「地道に歩く」「一定のペースで進む」「休まず歩き続ける」といったニュアンスで使うと覚えておきましょう。

また、「てくてく」は物理的な移動だけでなく、比喩的に努力や過程を表す場合にも使われることがあります。例えば「目標に向かっててくてく努力する」と言う場合、派手ではないが着実に続ける姿勢を示す言葉です。

「てくてく」の類語・類義語としては、元気よく歩く様子を表す「すたすた」、力なく歩く様子を表す「とぼとぼ」、ゆっくり重そうに歩く様子を表す「のそのそ」などがあります。

「とことこ」の意味

「とことこ」とは、小またで足早に歩くことを意味しています。

「とことこ歩く」「とことこ近づく」「とことこ向かう」「とことこ戻る」などが、「とことこ」を使った一般的な言い回しになります。

「とことこ」を使った分かりやすい例としては、「子どもがとことこ歩いてきた」「子犬がとことこ後をついてくる」「彼女がとことこ受付までやって来た」「猫がとことこ廊下を横切った」などがあります。

「とことこ」は、小刻みな足取りで可愛らしく歩く様子を表すオノマトペです。簡単に言うならば、歩幅が小さく、軽いリズムでちょこちょこと進む状態を指します。

「とことこ」は日本語特有のオノマトペで、音の繰り返しによって、軽快で連続的な足音のイメージを感覚的に表現しています。また、「とことこ」以外にも「ちょこちょこ」「のそのそ」「てくてく」「すたすた」など、歩き方の違いを細やかに描写する語が豊富に存在します。

「とことこ」は、音の響き自体に小ささや軽さが感じられ、主に子どもや小動物など、小柄な存在の動きを描写する際によく用いられる言葉です。

例えば「幼児がとことこ歩いてくる」と言うと、両手を振りながら一生懸命に近づいてくる姿が自然に思い浮かびます。単なる移動というよりも、愛らしさや微笑ましさを伴う点が特徴です。

つまり、「とことこ」は小さく軽い足取りで継続的に動く様子を描写する言葉だと覚えておきましょう。

「とことこ」の類語・類義語としては、小刻みに動く様子を表す「ちょこちょこ」、軽快に歩く様子を表す「すたすた」、ゆっくり重たく歩く様子を表す「のそのそ」などがあります。

「てくてく」の例文

1.健康のために、毎朝少し早起きをして近くの公園までてくてく歩いています。
2.地図アプリを頼りにしながら、迷わないように目的のカフェまでてくてくと歩きました。
3.電車が急に止まってしまったので、仕方なく会社までてくてく歩いて出勤しました。
4.子供がてくてくと歩く姿は、非常に可愛らしいと思います。
5.観光地では急がず、歴史ある町並みを眺めながらてくてく散策を楽しむのがいいだろう。

この言葉がよく使われる場面としては、乗り物にも乗らずひたすら歩いて行くことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「てくてく」は一定のペースで地道に歩く様子を指す時に使う言葉です。

「とことこ」の例文

1.小さな子どもが、両手を振りながらとことこ私のところまで歩いてきました。
2.交代を告げられた選手がとことことベンチに戻っていたので、監督が怒鳴りつけました。
3.新入社員が少し緊張した様子で、とことこ自分の席まで戻っていきました。
4.子犬がしっぽを振りつつ、とことこ玄関まで迎えに来てくれました。
5.彼女は分厚い資料を抱えながら、とことこ会議室へ急ぎ足で向かいました。

この言葉がよく使われる場面としては、小またで足早に歩くことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「とことこ」は小刻みで可愛らしく歩く様子を指す時に使う言葉です。

「てくてく」と「とことこ」はどちらも歩く様子のことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、一定のペースで地道に歩く様子を指すのが「てくてく」、小刻みで可愛らしく歩く様子を指すのが「とことこ」と覚えておきましょう。

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