【クエスト】と【ミッション】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「クエスト」と「ミッション」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「クエスト」と「ミッション」という言葉は、「課題や目標」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




クエストとミッションの違い

クエストとミッションの違いを分かりやすく言うと、クエストは自己で設定する目標を表現する時に使い、ミッションは外部から与えられる課題を表現する時に使うという違いです。

一つ目のクエストを使った分かりやすい例としては、「新しいクエストを受けすぎて何から片付けていいか分からなくなってしまった」「サブクエストで経験値を溜める」「クエスト型学習では学習者が内容を選んで学ぶことができるそうだ」などがあります。

二つ目のミッションを使った分かりやすい例としては、「序盤のミッションは難しいものではないため慣れるためにもどんどんこなしていきたい」「子どもにおつかいミッションをお願いした」「ミッションの策定を急ぐ必要があるだろう」などがあります。

クエストとミッションはどちらも、課題や目標を表しますが、使い方が若干異なります。

クエストは、探求や探索を表します。また、次の段階へと進むための課題も意味し、自己で挑戦する課題や目標を探し求めることを表す言葉として使われています。そのため、学習やビジネスにおいて使われるクエストは自発的に選択する課題を指します。

一方のミッションは、特定の目標を達成するための任務や課題を表し、簡単な任務から果たすべき使命や役割まで幅広く用いられ、日常生活やビジネスシーンなど様々な場面で使われています。

つまり、クエストは自発的に挑戦する課題や目標を指し、ミッションは外部から与えられた課題や目標を指すという違いがあります。

クエストを英語にすると「quest」となり、例えば上記の「新しいクエスト」を英語にすると「the new quest」となります。一方、ミッションを英語にすると「mission」となり、例えば上記の「序盤のミッション」を英語にすると「the initial missions」となります。

クエストの意味

クエストとは、探求や探索を意味しています。

その他にも、次の段階へと進むための課題を意味する言葉として使われています。

「クエストエデュケーションは自分自身で学びたいテーマを設定できる」「クエスト型の学習は教員の負担になるとされている」「クエストを楽しむように仕事をこなしている」などの文中で使われているクエストは、「探求や探索」の意味で使われています。

一方、「メインクエストを進めるためには一定の水準まで育成しなければならない」「サブクエストのストーリーで泣いてしまった」「クエストをこなして成長する」などの文中で使われているクエストは、「次の段階へと進むための課題」の意味で使われています。

クエストは英語で「quest」と表記され、「探求」「追求」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われており、1986年に発売された「ドラゴンクエスト」がきっかけでクエストという言葉が浸透したとされています。

ゲーム内で用いられるクエストは冒険や探求以外にも、段階に応じた課題や目標を表す言葉として使われており、依頼として自発的に受注できるものを指します。内容も、単なる敵の討伐や物品の納品などを行うだけでなく、物語が伴うことが多いのが特徴です。

クエストの類語・類義語としては、物事をしてもらうように頼むことを意味する「依頼」などがあります。

ミッションの意味

ミッションとは、特定の目標を達成するための任務や課題を意味しています。

その他にも、使節や使節団、伝道や布教を意味する言葉として使われています。

「ミッションをクリアした時の報酬が豪華だった」「画面にミッションコンプリートと出てきたため一段落したのだろう」「ミッションを明確にし、社員に共有する必要がある」などの文中で使われているミッションは、「任務や課題」の意味で使われています。

一方、「ミッション派遣に関する情報が掲載された」などの文中で使われているミッションは「使節や使節団」の意味で使われ、「ミッションスクールに通っていた頃は礼拝もしていた」などの文中で使われているミッションは「伝道や布教」の意味で使われています。

ミッションは英語で「mission」と表記され、「使命」「任務」「使節団」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように、日常生活やゲームなどにおいては簡単な任務を表し、ビジネスにおいては果たすべき使命や役割を表す言葉として使われています。

また、上記例文の「ミッション派遣」などのように「使節」「使節団」「派遣団」を表す言葉として使われることや、「ミッションスクール」などのように「伝道」「布教」を表す言葉として使われることもあります。

ミッションの類語・類義語としては、仕事や職務、課題、作業を意味する「タスク」、目標や目的地を意味する「ゴール」などがあります。

クエストの例文

1.クエストを進めるうちに徐々に世界観などが理解できるようになってきたが、まだ固有名詞も多く理解できていない部分もある。
2.クエストエデュケーションは、企業へのインターンなどを行ったり、企業が提示するミッションに挑戦するなどの探究学習だそうだ。
3.本筋のクエストではなく、やらなくても問題ないクエストばかり手をつけてしまい、なかなか進んでいない。
4.このクエストを発生させるには、別の場所でクエストを完了させる必要がある。
5.メインクエストだけを進めていても強くはなれないため、討伐クエストを達成することでランクを上げなければならない。

この言葉がよく使われる場面としては、探求や探索を意味する時などが挙げられます。

例文4や5のように、次の段階へと進むための課題を意味する言葉としても使われています。

ミッションの例文

1.企業の「MVV」とは、使命を意味する「ミッション」、理想の姿を意味する「ビジョン」、価値観を意味する「バリュー」の頭文字だ。
2.全ての難易度のミッションをクリアするのに一体どのくらいの練度が必要とされるのかさえ分からない。
3.ミッション遂行をするまでに十分な準備をしなければならないからと、一時的に物語に関係するキャラクターと別行動することになった。
4.海外ミッションに関する報告や、今後行われるミッションについての案内が掲載されていた。
5.ミッションスクールは、キリスト教の理念に基づいて設立された私立学校であり、宗教行事も多く行われるそうだ。

この言葉がよく使われる場面としては、特定の目標を達成するための任務や課題を意味する時などが挙げられます。

例文4のように「使節」「使節団」を表すことや、例文5のように「伝道」「布教」を表すこともあります。

クエストとミッションは、どちらも「課題や目標」を表します。どちらを使うか迷った場合は、自己で設定する目標を表す場合は「クエスト」を、外部から与えられる課題を表す場合は「ミッション」を使うと覚えておけば間違いありません。

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