【ですかね】と【でしょうか】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ですかね」と「でしょうか」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ですかね」と「でしょうか」という言葉は、どちらも不明や不確かなことを問い掛けることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「ですかね」と「でしょうか」の違い

「ですかね」と「でしょうか」の意味の違い

「ですかね」と「でしょうか」の違いを分かりやすく言うと、「ですかね」は目上の人に使えない、「でしょうか」は目上の人に使えるという違いです。

「ですかね」と「でしょうか」の使い方の違い

一つ目の「ですかね」を使った分かりやすい例としては、「今回の事故は人的ミスですかね」「この目標は達成できそうですかね」「上の承認を得るには少し時間がかかりそうですかね」「この服よりもあの服の方が良いですかね」などがあります。

二つ目の「でしょうか」を使った分かりやすい例としては、「いつ私がそんなこと言いましたでしょうか」「今何時ころでしょうか」「あの方が講師でしょうか」「終電に間に合わないでしょうか」「私がこれを対応してもよろしいでしょう」などがあります。

「ですかね」と「でしょうか」の使い分け方

「ですかね」と「でしょうか」はどちらも不明や不確かなことを問い掛けることを意味している言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「ですかね」は敬語表現ではない砕けた表現なので、かしこまった場面などで目上の人に対して使うことはできません。

一方、「でしょうか」は丁寧語でフォーマルな表現なので、かしこまった場面などで目上の人に対しても使うことができるというのが違いです。

「ですかね」と「でしょうか」の英語表記の違い

「ですかね」も「でしょうか」も英語にすると「Don’t you think」「Is this okay」となり、例えば上記の「私がこれを対応してもよろしいでしょうか」を英語にすると「Is it okay if I handle this」となります。

「ですかね」の意味

「ですかね」とは

「ですかね」とは、不明や不確かなことを問い掛けることを意味しています。

「ですかね」の使い方

「ですかね」を使った分かりやすい例としては、「彼の成功は努力を考えたら妥当ですかね」「皆からの協力を得られれば目標は達成できそうですかね」「この内容を説明すれば理解してもらえるんじゃないですかね」「今は何時ですかね」などがあります。

「ですかね」は語調を強める意を表す「です」に、疑問を表す助詞「か」と、相手に同意を求めたり確認したりする際に使われる終助詞の「ね」が合わさり、不明や不確かなことを問い掛けることの意味で使われている言葉です。

「ですかね」はカジュアルな表現なので、ビジネスシーンなどのかしこまった場面で使用するのには適していません。

「ですかね」の注意点

「ですかね」使う上で注意しなければならないのは、敬語表現ではないので目上の人に対して使えないという点です。もし、目上の人に対して使いたいのであれば類語である「でしょうか」を使うようにしましょう。

「ですかね」の類語

「ですかね」の類語・類義語としては、調べたり人に聞いたりしてあいまいな物事をはっきりさせることを意味する「確かめる」があります。

「でしょうか」の意味

「でしょうか」とは

「でしょうか」とは、不明や不確かなことを問い掛けることを意味しています。その他にも、婉曲に反論する意を表すことの意味も持っています。

「でしょうか」の使い方

「明日は何曜日でしょうか」「彼が新しい担当でしょうか」などの文中で使われている「でしょうか」は、「不明や不確かなことを問い掛けること」の意味で使われています。

一方、「いつ私がそんなことを言いましたでしょうか」「一体だれがそんなことをできるのでしょうか」などの文中で使われている「でしょうか」は、「曲に反論する意を表すこと」の意味で使われています。

「でしょうか」は不明や不確かなことを問い掛けることや、婉曲に反論する意を表すことの二つの意味を持つ連語です。連語とは二つ以上の単語が連結して、一つの単語と似たような働きをもつもののことを意味しています。

「でしょうか」の特徴

「でしょうか」は「だろうか」を丁寧にした敬語表現なので、ビジネスシーンにおいて上司や取引先の方などの目上の人に対しても使うことができるというのが特徴です。

「でしょうか」は形の上では推量の助動詞あるいはその疑問形であるが、「どうしてでしょうか」「だれでしょうか」「いつでしょうか」などのように、疑問代名詞を伴うことが多い表現になります。

「でしょうか」の類語

「でしょうか」の類語・類義語としては、状態や意見などについて尋ねることを意味する「いかが」があります。

「ですかね」の例文

1.今回の事件が起きてしまった原因は、被害者の金銭トラブルですかね。
2.この図を使って上手に説明できれば、生徒達も理解してくれるじゃないですかね。
3.彼の考えた企画ですが、視聴者に受ける確率は高いですかね。
4.彼女はとても頑張っているので、No1の指名を受けるのは妥当なんじゃないですかね。
5.今何時ですかねと聞かれたので、午後7時であることを教えてあげました。

この言葉がよく使われる場面としては、不明や不確かなことを問い掛けることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ですかね」は目上の人に対して使うことができない言葉です。

「でしょうか」の例文

1.我々だけで完成させるのは不可能なので、彼らに協力を求めてもいいんじゃないでしょうか。
2.恐れ入りますが、駅へのバス停はこちらでよろしいでしょうか。
3.明日そちらへお伺いしたいのですが、何時頃がよろしいでしょうか。
4.今何時でしょうかと聞かれたので、午後5時であることを教えてあげました。
5.皆自分の仕事をやっていたのに、一体だれがそんなことをできるのでしょうか。

この言葉がよく使われる場面としては、不明や不確かなことを問い掛けることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、婉曲に反論する意を表すことを表現したい時にも使います。

例文1から例文4は不明や不確かなことを問い掛けること、例文5は婉曲に反論する意を表すことの意味で使っています。

「ですかね」と「でしょうか」はどちらも不明や不確かなことを問い掛けることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、目上の人に対して使えないのが「ですかね」、目上の人に対して使えるのが「でしょうか」と覚えておきましょう。

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