【ガリガリ】と【スリム】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ガリガリ」と「スリム」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ガリガリ」と「スリム」という言葉は、「細身の体型」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ガリガリとスリムの違い

ガリガリとスリムの違いを分かりやすく言うと、ガリガリは不健康に痩せすぎている様子を表現する時に使い、スリムは健康的に痩せている様子を表現する時に使うという違いです。

一つ目のガリガリを使った分かりやすい例としては、「彼女のガリガリな腕を見てもう少し太った方がいいと言った」「ガリガリとアイスを食べるのを見ると夏だと感じる」「ガリガリと掻きむしったところから血が出てきた」などがあります。

二つ目のスリムを使った分かりやすい例としては、「スリムになるまで食事制限や十分な運動をするなどの努力をした」「スリムな本棚をパソコンの近くに置きたい」「組織のスリム化の一環としてリストラが発生するのだろうか」などがあります。

ガリガリとスリムはどちらも、細身の体型を表す言葉ですが、ニュアンスが若干異なります。

ガリガリは、ひどく痩せている様子を表します。手足が細すぎたり、頬がこけていたりとまるで骨と皮しかないような見た目に対して用いられており、脂肪だけでなく筋肉も不足している特徴を持ちます。

一方のスリムは、ほっそりした様子や細身で華奢な様子を表します。その他にも、縮小された様子やほっそりした様子を表し、物だけでなく、業務や組織などに対して用いられることもあります。

つまり、ガリガリは不健康に痩せすぎている様子を表し、スリムは健康的に痩せている様子を表すという違いがあります。

ガリガリを英語にすると「skinny」「crunchy」となり、例えば上記の「ガリガリな腕」を英語にすると「one’s skinny arms」となります。

一方、スリムを英語にすると「slim」となり、例えば上記の「スリムになる」を英語にすると「became slim」となります。

ガリガリの意味

ガリガリとは、ひどく痩せている様子を意味しています。

その他にも、堅いものをかみ砕いたり引っかいたりする時の音を意味する言葉として使われています。

「ガリガリやひょろひょろな人よりぽっちゃりした人の方が好みだ」「ガリガリな人を見るとたくさん食べてほしいと感じる」「病気に掛かってからガリガリに痩せてしまった」などの文中で使われているガリガリは、「やせ細った様子」の意味で使われています。

一方、「ガリガリと氷を食べ続けるのは体に良くないと聞いた」「頭をガリガリと掻きむしっていたが何か悩みがあるのだろうか」などの文中で使われているガリガリは、「堅いものをかみ砕いたり引っかく様子」の意味で使われています。

ガリガリには、「自分の利益や欲望だけを追う様子」という意味もあり、この場合は漢字で「我利我利」と表記します。

仏教用語では、自身の利益のみを追求した者は非常に痩せこけた「餓鬼」に生まれ変わるとされています。この餓鬼が、非常に痩せこけており、健康的ではない見た目をしていることから、ガリガリは「ひどく痩せている様子」も表すようになったという説があります。

上記例文の「ガリガリ君」は、1981年に販売が開始された氷菓です。氷をかみ砕いた時の音が「ガリガリ」であったことに由来しており、そこに当時の社長が「君」をつけることを提案したことで決定された商品名とされています。

ガリガリの対義語・反対語としては、太っていることを意味する「デブ」、身体が普通以上に太ることを意味する「肥満」があります。

ガリガリの類語・類義語としては、細長く弱々しく感じられる様子「ひょろひょろ」、みすぼらしく見劣りのする様子を意味する「貧弱」、勢いよく裂いたり剥がしたりする音を意味する「バリバリ」などがあります。

スリムの意味

スリムとは、細身で華奢な様子を意味しています。

その他にも、縮小された様子やほっそりした様子を表す言葉として使われています。

「スリム体型を目指すためにジムに通うことにした」「サプリメントをとるようにしてからスリムになり始めたように思う」「筋肉を適度につけたスリムな人は細マッチョと呼ばれている」などの文中で使われているスリムは、「華奢な様子」の意味で使われています。

一方、「冷蔵庫とは別でスリムな冷凍庫を購入したい」「テレビ近くに置くスリムな棚を探している」「業務のスリム化を図るために現状を整理することにした」などの文中で使われているスリムは、「ほっそりした様子」の意味で使われています。

スリムは英語で「slim」と表記され、「ほっそりとした」「華奢な」「薄っぺらな」といった意味を持ちます。日本語でも同じように使われ、容姿だけでなく、物に対して使われることもあります。

また、「業務のスリム化」などのように、作業内容、プロセス、組織や体制などを簡素化することや縮小することを意味する言葉としても使われています。

スリムの対義語・反対語としては、ふっくらとして愛らしい様子を意味する「ぽっちゃり」があります。

スリムの類語・類義語としては、体つきや物の形がすらりとして格好が良い様子を意味する「スマート」、ほっそりした様子を意味する「スレンダー」、痩せた身体を意味する「痩身」などがあります。

ガリガリの例文

1.自分はガリガリではないと思っていたが、骨が浮き出ている状態はガリガリなのだと言われた。
2.色気のないガリガリ体型ではなく、筋肉や脂肪が程よくついた体型を目指している。
3.ガリガリな人を見ると手足が折れてしまうのではないかと心配してしまう。
4.氷をガリガリとかみ砕くことはできるのに、何故か飴をかみ砕くことができない。
5.子どもが腕をガリガリと引っかいていたため、薬を塗ってあげた。

この言葉がよく使われる場面としては、ひどく痩せている様子を意味する時などが挙げられます。

例文4や5のように、堅いものをかみ砕いたり引っかいたりする時の音を意味する言葉としても使われています。

スリムの例文

1.彼女はスリムな人だが、もう少し体型を気にせずに好きなものを食べてもいいのではないかと思ってしまう。
2.スリムな彼のどこに、机いっぱいの料理が収められたのか不思議でならない。
3.太りすぎも良くないが、スリムを通り越して不健康な痩せ方はしない方がいい。
4.先日購入したゴミ箱はスリムなのでどこにでも置けるため、複数個購入することにした。
5.薄型のノートパソコンであるスリムノートは外に持ち出すことが簡単なため、カフェなどでレポートを作成することができる。

この言葉がよく使われる場面としては、細身で華奢な様子を意味する時などが挙げられます。

例文4や5のように、縮小された様子やほっそりした様子を表す言葉として、物に対して用いることもあります。

ガリガリとスリムは、どちらも「細身の体型」を表します。どちらを使うか迷った場合は、不健康に痩せすぎている様子を表す場合は「ガリガリ」を、健康的に痩せている様子を表す場合は「スリム」を使うと覚えておけば間違いありません。

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