【大リーグ】と【メジャーリーグ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「大リーグ」(読み方:だいりーぐ)と「メジャーリーグ」(読み方:めじゃーりーぐ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「大リーグ」と「メジャーリーグ」という言葉は、どちらもアメリカのプロ野球リーグのことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「大リーグ」と「メジャーリーグ」の違い

「大リーグ」と「メジャーリーグ」の意味の違い

「大リーグ」と「メジャーリーグ」の違いを分かりやすく言うと、「大リーグ」はメジャーとマイナーのすべてのカテゴリーを含めた言い方、「メジャーリーグ」はトップリーグである30球団のみを指した言い方という違いです。

「大リーグ」と「メジャーリーグ」の使い方の違い

一つ目の「大リーグ」を使った分かりやすい例としては、「昨日の大リーグの試合は延長戦で劇的な勝利だった」「大リーグの開幕戦はいつも注目されています」「大リーグの球場はどれもスケールが大きいです」「彼は渡米して日本から大リーグに挑戦した」などがあります。

二つ目の「メジャーリーグ」を使った分かりやすい例としては、「メジャーリーグの中継は深夜帯に放送されることが多いです」「今年のメジャーリーグの本塁打王は日本人選手です」「彼はメジャーリーグでホームランを打った」などがあります。

「大リーグ」と「メジャーリーグ」の使い分け方

「大リーグ」と「メジャーリーグ」はどちらもアメリカのプロ野球リーグのことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「大リーグ」は「彼はついに夢だった大リーグ入りを果たした」のように、日本語として定着した言い回しであり、日本国内のメディアや会話でよく使われる表現になります。

また、ビッグリーグとも呼ばれており、メジャーとマイナーのすべてのカテゴリーを含めた言い方です。

一方、「メジャーリーグ」は「彼はメジャーリーグで活躍する唯一の日本人選手だ」のように、より英語の発音や表記に近く、国際的な文脈や正式な名称に近い形で使われる言葉です。

また、「メジャーリーグ」はトップリーグである30球団のみを指しており、マイナリーグは含まれません。

つまり、メジャーとマイナーのすべてのカテゴリーを含めた言い方なのが、「大リーグ」、トップリーグである30球団のみを指した言い方なのが「メジャーリーグ」と覚えておきましょう。

ただし、日本で親しまれている表現は「大リーグ」になっており、基本的にどちらを使用しても問題ありません。

「大リーグ」と「メジャーリーグ」の英語表記の違い

「大リーグ」を英語にすると「Big League」となり、例えば上記の「彼は日本から大リーグに挑戦した」を英語にすると「He challenged himself in Big League after leaving Japan」となります。

一方、「メジャーリーグ」を英語にすると「Major League Baseball」となり、例えば上記の「彼はメジャーリーグでホームランを打った」を英語にすると「He hit a home run in the Major Leagues」となります。

「大リーグ」の意味

「大リーグ」とは

「大リーグ」とは、アメリカのプロ野球リーグのことを意味しています。

「大リーグ」の使い方

「大リーグ」を使った分かりやすい例としては、「兄は大リーグの試合を毎晩欠かさずチェックしています」「大リーグのスター選手たちは世界中にファンがいます」「子どもの頃から大リーグに憧れて練習してきました」「大リーグで活躍する日本人選手は誇りです」などがあります。

「大リーグ」はアメリカのプロ野球リーグのことを意味する言葉です。「大リーグ」はビッグリーグとも呼ばれており、メジャー30球団とマイナーのすべてのカテゴリーを含めた言い方になります。

また、日本において野球ファンの間で広く使われてきた呼称であるため、テレビのニュースなどでは「大リーグ」を使用することが多いです。

「大リーグ」がよく使われるようになった理由

ではなぜ「大リーグ」を使用するようになったのかというと、日本の新聞やテレビなどマスコミの影響が大きいとされています。

特に昭和の時代には、アメリカのスポーツや文化を紹介する中で、「大リーグ」という訳語が自然に用いられるようになり、そのまま一般に浸透していきました。

「メジャーリーグ」の意味

「メジャーリーグ」とは

「メジャーリーグ」とは、米国プロ野球のトップリーグを意味しています。

「メジャーリーグ」の使い方

「メジャーリーグ」を使った分かりやすい例としては、「メジャーリーグは世界中の才能が集まる舞台です」「彼はついにメジャーリーグの契約を勝ち取った」「メジャーリーグには多くの伝説的な選手がいます」「メジャーリーグの移籍市場は毎年話題になっている」などがあります。

「メジャーリーグ」は米国プロ野球のトップリーグで、アメリカンリーグとナショナルリーグの二つのリーグからなり、それぞれ東、中、西の3地区に分かれています。

「メジャーリーグ」の特徴

レギュラーシーズンには、同リーグ同地区内だけでなく、他地区のチームとの対戦や、リーグ間の交流戦も行われており、1チームの年間試合数は162試合です。

試合形式は、レギュラーシーズンとポストシーズンで構成され、最終的に各リーグの優勝チームがワールドシリーズと呼ばれる優勝決定戦を行いワールドチャンピオンを決定します。

現代では日本人選手も多く活躍しており、テレビや新聞などで頻繁に取り上げられていると覚えておきましょう。

「大リーグ」の例文

1.彼は高校卒業後すぐに渡米し、大リーグ挑戦を目指したそうです。
2.大リーグでは一試合ごとのプレーに対する注目度がとても高いです。
3.彼が大リーグで初勝利を挙げたとき、日本中が歓喜に包まれました。
4.夢だった大リーグの舞台に立ったとき、彼は涙を流していました。
5.大リーグでのプレーは、日本と違って環境面でも苦労があるそうです。

この言葉がよく使われる場面としては、アメリカのプロ野球リーグのことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「大リーグ」は日本で親しまれている愛称です。

「メジャーリーグ」の例文

1.彼は日本人でありながら、メジャーリーグで50本塁打50盗塁を達成したスーパースターです。
2.メジャーリーグでの彼のデビュー戦は、世界中のメディアが注目していました。
3.メジャーリーグで通用するには、体格だけでなく戦術理解も重要です。
4.彼がメジャーリーグで記録を更新したとき、日本のニュースも取り上げていました。
5.メジャーリーグの球場は、どこも個性的で観光スポットとしても人気です。

この言葉がよく使われる場面としては、米国プロ野球のトップリーグを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「メジャーリーグ」はトップリーグである30球団のみを指す言葉です。

「大リーグ」と「メジャーリーグ」はどちらもアメリカのプロ野球リーグのことを表します。

どちらの言葉を使うか迷った場合、メジャーとマイナーのすべてのカテゴリーを含めた言い方なのが、「大リーグ」、トップリーグである30球団のみを指した言い方なのが「メジャーリーグ」と覚えておきましょう。

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