似た意味を持つ「落書き」(読み方:らくがき)と「いたずら書き」(読み方:いたずらがき)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。
どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。
「落書き」と「いたずら書き」という言葉は、どちらも本来書くべきでない場所に書かれた文字や絵を指すことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。
「落書き」と「いたずら書き」の違い
「落書き」と「いたずら書き」の意味の違い
「落書き」と「いたずら書き」の違いを分かりやすく言うと、「落書き」は行為を広く客観的に表すこと、「いたずら書き」は悪ふざけや迷惑行為を強調することという違いです。
「落書き」と「いたずら書き」の使い方の違い
一つ目の「落書き」を使った分かりやすい例としては、「校舎の壁に意味不明な落書きが残っていた」「ノートの余白に描いた落書きが意外と評判になった」「駅のシャッターに大量の落書きがされて問題になった」などがあります。
二つ目の「いたずら書き」を使った分かりやすい例としては、「机に名前を書くいたずら書きが後を絶たない」「公共トイレの壁へのいたずら書きが清掃の妨げになっている」「注意書きの上にいたずら書きが重ねられていた」などがあります。
「落書き」と「いたずら書き」の使い分け方
「落書き」と「いたずら書き」はどちらも本来書くべきでない場所に書かれた文字や絵を指すことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。
「落書き」は、「授業中にノートへ落書きをする」「壁の落書きが問題視されている」のように、行為そのものを比較的中立的に表す言葉になります。必ずしも悪意を前提とせず、無意識や遊び心による行為も含めて使われます。
一方、「いたずら書き」は、「わざと人を困らせる目的で書く」「注意を引くために行う」といった意味合いを含み、軽率さや迷惑行為としての側面が強調される言葉です。
つまり、行為を広く客観的に表すのが「落書き」、悪ふざけや迷惑行為を強調するのが「いたずら書き」と覚えておきましょう。
「落書き」と「いたずら書き」の英語表記の違い
「落書き」を英語にすると「graffiti」「doodle」となり、例えば「壁に落書きが増えている」を英語にすると「Graffiti is increasing on the walls」となります。
一方、「いたずら書き」を英語にすると「scribble」「defacing graffiti」「vandalism」となり、例えば「机へのいたずら書きが問題になっている」を英語にすると「Scribbling on desks has become a problem」となります。
「落書き」の意味
「落書き」とは
「落書き」とは、書くべきではないところに文字や絵を書き残すことを意味しています。
表現方法は「壁に落書きをする」「落書きが残っている」
「壁に落書きをする」「落書きが残っている」「落書きが問題になる」などが、「落書き」を使った一般的な言い回しになります。
「落書き」の使い方
「落書き」を使った分かりやすい例としては、「壁に無断で落書きがされて問題になりました」「授業中にノートの端へ落書きをしてしまいました」「公共施設の落書きが社会問題として取り上げられています」「子どもの頃の落書きを見て懐かしく感じました」などがあります。
「落書き」は、正式な目的や許可なく、紙や壁、物などに文字や絵を書き残すことを意味する名詞です。名詞とは、人や物、事柄などの名前を表す言葉を指しています。
「落書き」の特徴
「落書き」は、気まぐれや衝動的な行為として行われることが多く、日常的な軽い行為から、公共物を損なう迷惑行為まで幅広い意味合いで使われます。そのため、文脈によっては無邪気な印象にも、否定的で問題視される表現にもなり得ると覚えておきましょう。
「落書き」は、もともと「落ちる」と「書く」を組み合わせた言葉で、正式ではなく、つい書いてしまった文字や絵を指していました。現在では、子どもの行為だけでなく、街中のグラフィティなども含めて使われる言葉となっています。
「落書き」の類語
「落書き」の類語・類義語としては、軽い気持ちで書くことを表す「走り書き」、ふざけて書く意味合いを持つ「いたずら書き」などがあります。
「いたずら書き」の意味
「いたずら書き」とは
「いたずら書き」とは、書くべきでない所に無用の文字や絵などを書くことを意味しています。
「いたずら書き」の漢字表記
「いたずら書き」を漢字にすると、「悪戯書き」と表記することができます。
表現方法は「いたずら書きをする」「いたずら書きが残っている」
「いたずら書きをする」「いたずら書きが残っている」「いたずら書きが見つかる」などが、「いたずら書き」を使った一般的な言い回しになります。
「いたずら書き」の使い方
「いたずら書き」を使った分かりやすい例としては、「授業中についノートへいたずら書きをしてしまいました」「机に残っていたいたずら書きが問題になりました」「友人の持ち物にいたずら書きをして叱られました」「子どものいたずら書きを見て思わず笑ってしまいました」などがあります。
「いたずら書き」は、ふざけた気持ちや遊び半分で、文字や絵を書き加えることを意味する名詞です。
「いたずら書き」の特徴
「いたずら書き」は、悪意よりも遊び心や軽い気持ちから行われる行為を指すことが多く、文脈によっては微笑ましい印象を与える一方で、場所や状況によっては迷惑行為として受け取られる場合もあります。そのため、許可の有無や対象によって評価が大きく変わる言葉だと覚えておきましょう。
「いたずら書き」は、「いたずら」と「書き」を組み合わせた言葉で、意図的に相手を困らせるほどではないものの、冗談や遊びの延長で書かれた文字や絵を指していました。現在では、子どもや学生の行為を表す場面でよく使われています。
「いたずら書き」の類語
「いたずら書き」の類語・類義語としては、無断で書く行為を指す「落書き」、軽い遊び心で書くことを表す「書きなぐり」などがあります。
「落書き」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、書くべきではないところに文字や絵を書き残すことを表現したい時などが挙げられます。
上記の例文にあるように、「落書き」は行為を広く客観的に表す時に使う言葉です。
「いたずら書き」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、書くべきでない所に無用の文字や絵などを書くことを表現したい時などが挙げられます。
上記の例文にあるように、「いたずら書き」は悪ふざけや迷惑行為を強調する時に使う言葉です。
「落書き」と「いたずら書き」はどちらも本来書くべきでない場所に書かれた文字や絵を指すことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、行為を広く客観的に表すのが「落書き」、悪ふざけや迷惑行為を強調するのが「いたずら書き」と覚えておきましょう。