【あわよくば】と【願わくば】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「あわよくば」と「願わくば」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「あわよくば」と「願わくば」という言葉は、どちらも望みや期待を表すという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「あわよくば」と「願わくば」の違い

「あわよくば」と「願わくば」の違いを分かりやすく言うと、「あわよくば」はうまくいけばという軽い期待を表すこと、「願わくば」は強く望む気持ちを丁寧に表すことという違いです。

一つ目の「あわよくば」を使った分かりやすい例としては、「あわよくば優勝できればいいと思って大会に参加した」「あわよくば昇進できないかと密かに期待している」「あわよくばもう一度チャンスが巡ってこないかと考えている」などがあります。

二つ目の「願わくば」を使った分かりやすい例としては、「願わくばこの平和な日々がずっと続いてほしい」「願わくばもう一度あの景色を見たいものだ」「願わくば皆が幸せでありますように」などがあります。

「あわよくば」と「願わくば」はどちらも望みや期待を表す言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「あわよくば」は「努力した結果、あわよくば成功すればいい」というように、うまくいけばいいという軽い期待や打算を含んだ願望を表す言葉です。必ずしも実現するとは限らないが、可能性があればうれしいというニュアンスで使われることが多い表現です。

一方、「願わくば」は「願わくば平穏な日々が続いてほしい」のように、心から強く願う気持ちを丁寧に表現する言葉です。やや改まった表現で、祈りや願いに近い気持ちを表す際に使われます。

つまり、うまくいけばという軽い期待を表すのが「あわよくば」、強く望む気持ちを丁寧に表すのが「願わくば」と覚えておきましょう。

「あわよくば」を英語にすると「if possible」「hopefully」「if luck permits」となり、例えば「あわよくば優勝できればいいと思って大会に参加した」を英語にすると「I joined the tournament hoping that, if possible, I might win」となります。

一方、「願わくば」を英語にすると「I wish」「if only」「may it be」となり、例えば「願わくばこの平和な日々がずっと続いてほしい」を英語にすると「I wish these peaceful days would continue forever」となります。

「あわよくば」の意味

「あわよくば」とは、うまくいけばそうなってほしいと期待することを意味しています。
「あわよくば成功したい」「あわよくば優勝したい」などが、「あわよくば」を使った一般的な言い回しになります。

「あわよくば」を使った分かりやすい例としては、「あわよくば賞をもらえないかと期待して応募しました」「あわよくば彼に会えないかとその場所に立ち寄りました」「あわよくばもう一度チャンスが巡ってくることを期待しています」などがあります。

「あわよくば」は、うまく状況が進めば自分の望む結果になるかもしれないという期待を表す言葉です。必ずしも強い願いではなく、少し打算的で軽い期待のニュアンスを含むことが多い表現です。

例えば、成功する可能性が少しでもあるなら試してみたいという気持ちや、偶然の好機に期待するような場面で使われます。つまり、状況がうまく運べばという前提のもとで望みを抱く場合に使用する言葉と覚えておきましょう。

「あわよくば」は、もともと「好い機会があれば」という意味合いの言葉が変化したものとされており、運や状況に期待する気持ちを表す言葉として使われるようになりました。

「あわよくば」の類語・類義語としては、うまくいけばという意味を持つ「できれば」などがあります。

「願わくば」の意味

「願わくば」とは、心からそうであってほしいと願うことを意味しています。

「願わくば叶ってほしい」「願わくば平穏であってほしい」などが、「願わくば」を使った一般的な言い回しになります。

「願わくば」を使った分かりやすい例としては、「願わくばこの友情がいつまでも続いてほしい」「願わくば皆が無事に帰ってきてほしい」「願わくばこの経験が将来の役に立ってほしい」「願わくば世界が平和であり続けてほしい」などがあります。

「願わくば」は、心の底からそうであってほしいと願う気持ちを表す言葉です。文章や演説などで使われることが多く、やや改まった印象を与える表現です。動詞とは、動作や状態を表し、活用する自立語を指します。

「願わくば」は、祈りに近い強い願望を丁寧に表現する言葉であり、日常会話よりも文章表現やスピーチなどで用いられることが多い言葉です。そのため、やや文学的・格式のある響きを持つ言葉だと覚えておきましょう。

「願わくば」の特徴を挙げると、強い願いを表すこと、丁寧で改まった印象を与えること、祈りのような意味合いを持つこと、文章や演説などで使われることが多いこと、やや文学的な表現であることなどがあります。

「願わくば」の類語・類義語としては、心から願うことを意味する「切に願う」などがあります。

「あわよくば」の例文

1.大会には実力者が多いですが、あわよくば優勝できればいいと思っています。
2.あわよくば彼に会えるかもしれないと思い、その店に立ち寄りました。
3.この企画が成功し、あわよくば新しい仕事につながれば嬉しいです。
4.旅行先であわよくば有名人に会えないかと少し期待していました。
5.最後の一球で逆転できれば、あわよくば試合に勝てるかもしれません。

この言葉がよく使われる場面としては、うまくいけばそうなってほしいと期待することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「あわよくば」はうまくいけばという軽い期待を表す時に使う言葉です。

「願わくば」の例文

1.願わくばこの平和な日常が、これからもずっと続いてほしいものです。
2.願わくば彼の努力が報われ、夢を実現してほしいと心から思っています。
3.願わくば皆が健康で、穏やかな日々を過ごせますようにと祈っています。
4.願わくば今回の経験が、将来大きな力になってくれることを期待しています。
5.願わくばこの試合が、選手たちにとって良い思い出になってほしいです。

この言葉がよく使われる場面としては、心からそうであってほしいと願うことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「願わくば」は強く望む気持ちを丁寧に表す時に使う言葉です。

「あわよくば」と「願わくば」はどちらも望みや期待を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、うまくいけばという軽い期待を表す場合は「あわよくば」を、心から強く願う気持ちを表す場合は「願わくば」を使うと覚えておきましょう。

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