【どうかなさいましたか】と【いかがなさいましたか】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た日本語の「どうかいたしましたか」と「いかがなさいましたか」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「どうかいたしましたか」と「いかがなさいましたか」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。



「どうかいたしましたか」と「いかがなさいましたか」の違い

「どうかいたしましたか」は「いかがなさいましたか」の間違い

「どうかいたしましたか」と「いかがなさいましたか」の違いを分かりやすく言うと、「どうかいたしましたか」とは「いかがなさいましたか」の間違った使い方、「いかがなさいましたか」とは相手に状態や意見などを尋ねることです。

「どうかいたしましたか」は間違った敬語

一般的には「どうかいたしましたか」という言葉は存在しません。意味が似ていることから、「いかがなさいましたか」のことを間違えて「どうかいたしましたか」を使っている人がほとんどです。

「いかがなさいましたか」は正しい敬語

正しい言葉である「いかがなさいましたか」を使った分かりやすい例としては、「お客様いかがなさいましたか」「体調が悪そうな上司にいかがなさいましたかと声を掛ける」「今日はいかがなさいましたか」などがあります。

「いかがなさいましたか」という言葉はあっても、「どうかいたしましたか」という言葉は存在しません。同時に「いかがなさいましたか」という単敬語の意味について「相手に状態や意見などを尋ねること」と覚えておきましょう。

「いかがなさいましたか」の英語表記

「いかがなさいましたか」を英語にすると「can I help you」となり、例えば上記の「今日はいかがなさいましたか」を英語にすると「How can I help you」となります。

「どうかいたしましたか」の意味

「どうかいたしましたか」とは

「どうかいたしましたか」とは、「いかがなさいましたか」の間違った使われ方です。

「どうかいたしましたか」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「いかがなさいましたか」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「どうかいたしましたか」が間違いである理由

「どうかいたしましたか」が正しい日本語ではない理由としては、間違った敬語の使い方をしているからです。

敬語は大きく分けると三つに分類することができます。

一つ目は、話し手が聞き手や話題の主のその動作や状態などを高めて待遇する言い方の尊敬語。二つ目は自分の行動を相手よりも下の立場として表現することにより相手への敬意を示す言い方の謙譲語。三つ目は、丁寧な言い方をすることによって相手への敬意を示す言い方の丁寧語になります。

「どうかいたしましたか」の「いたす」という表現は、二つ目の謙譲語に当てはまります。しかし、状態を尋ねるのは自分ではなく聞き手などの第三者なので、相手が謙ることになってしまう謙譲語の表現を使うのは間違いです。

もし、相手や第三者へ使う場合は「なさる」の表現を使った尊敬語が適しています。今回の場合だと「どうかなさいました」などになりますが、「どう」をさらに丁寧な表現に変えて「いかがなさいましたか」とするのが適切です。

「いかがなさいましたか」の意味

「いかがなさいましたか」とは

「いかがなさいましたか」とは、相手に状態や意見などを尋ねることを意味しています。

「いかがなさいましたか」の使い方

「いかがなさいましたか」を使った分かりやすい例としては、「本日はいかがなさいましたでしょうか」「道に迷っている人にいかがなさいましたかと声を掛ける」「何か言いたそうだだったのでいかがなさいましたでしょうかとメールを送る」などがあります。

「いかがなさいましたか」は尊敬語の「なさる」の形を使った相手や第三者に状態や意見などを尋ねることを意味する敬語です。

「いかがいたしましたか」は間違い

「いかがなさいましたか」の間違えやすい表現として、「いかがいたしましたか」があります。「いたす」という表現は謙譲語であり、状態を尋ねるのは自分ではなく聞き手などの第三者なので、相手が謙ることになってしまうので間違いになります。

「いかがいたしましたか」は電話やメールの第一声として使われる」

「いかがなさいましたか」はビジネスシーンで頻繁に使われています。敬語であるため、目上の人に対しても使うことができる言葉です。また、電話やメールで相手に状態を尋ねる場合の第一声としてよく使われています。

表現方法は「いかがなさいましたでしょうか」「いかがされましたか」

「いかがなさいましたでしょうか」「いかがされましたか」などが、「いかがいたしましたか」を使った一般的な言い回しになります。

「どうかいたしましたか」の例文

1.「どうかいたしましたか」という言葉は存在しないので、おそらく「いかがなさいましたか」の言い間違いだろう。
2.「いかがなさいましたか」という言葉は相手に状態や意見などを尋ねることで、「どうかいたしましたか」という言葉はない。
3.「どうかいたしましたか」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.本日はどうかいたしましたかという言葉を使う人はいるが、正しくは本日はいかがなさいましたかです。
5.いかがなさいましたかと声を掛けるという言葉はあるが、どうかいたしましたかと声を掛けるという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「いかがなさいましたか」という言葉を間違えて「どうかいたしましたか」と表現している時などが挙げられます。

「どうかいたしましたか」という言葉は敬語の誤用なので、「いかがなさいましたか」を間違えて使っている可能性が高いです。

「どうかいたしましたか」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「どうかいたしましたか」ではなく、「いかがなさいましたか」と表現するのが正しい使い方になります。

「いかがなさいましたか」の例文

1.横断歩道の前で立ち往生している老人がいたので、いかがなさいましたかと声を掛けた。
2.病院へ着いたら今日はいかがなさいましたかと受付のお姉さんに聞かれたので、熱が出てることを伝えました。
3.弊社の電話マニュアルでは、第一声はいかがなさいましたかと言うようになっている。
4.先ほどはお電話に出ることできず、大変失礼いたしました。いかがなさいましたか。
5.いかがなさいましたかはビジネスシーンでよく使う言葉なので、新入社員に最初に覚えさせる敬語です。

この言葉がよく使われる場面としては、相手に状態や意見などを尋ねることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように目上の人に対しても使える言葉です。

「どうかいたしましたか」と「いかがなさいましたか」どちらを使うか迷った場合は、「どうかいたしましたか」は間違った敬語の使い方なので、正しい敬語の使い方である「いかがなさいましたか」を使うようにしましょう。

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