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【先んじて】と【先だって】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「先んじて」(読み方:さきんじて)と「先だって」(読み方:さきだって)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「先んじて」と「先だって」という言葉は、どちらも前もってやることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「先んじて」と「先だって」の違い

「先んじて」と「先だって」の意味の違い

「先んじて」と「先だって」の違いを分かりやすく言うと、「先んじて」とは他よりも先にやること、「先だって」とは先頃や先日などの過去を表わすことという違いです。

「先んじて」と「先だって」の使い方の違い

一つ目の「先んじて」を使った分かりやすい例としては、「来月からお世話になるチームに先んじて挨拶をしておく」「事務所の先輩に先んじて新ネタを披露することになった」「彼女の考えは時代に先んじている」などがあります。

二つ目の「先だって」を使った分かりやすい例としては、「先だってご連絡した件ですがその後の予定はいかがでしょうか」「先だっては大変お世話になりました」「会議に先だって資料を作成する」などがあります。

「先んじて」と「先だって」の使い分け方

「先んじて」と「先だって」はどちらも他よりも先にやることという同じ意味を持つ言葉ですが、使い方に少し違いがあります。

「先んじて」は他より先にやることの意味でしか使えないのに対して、「先だって」は先頃や先日などの過去を表わすことの意味で使えるのが違いです。

どちらの言葉も敬語ではないものの、敬語表現の言葉と一緒に使用することが多く、ビジネスシーンにおいてよく使われています。

「先んじて」と「先だって」の英語表記の違い

「先んじて」を英語にすると「in advance of」「ahead」となり、例えば上記の「彼女の考えは時代に先んじている」を英語にすると「Her idea is in advance of the times」となります。

一方、「先だって」を英語にすると「prior to」となり、例えば上記の「会議に先だって資料を作成する」を英語にすると「Prior to you have meeting,I make materials」となります。

「先んじて」の意味

「先んじて」とは

「先んじて」とは、他よりも先にやることを意味しています。

「先んじて」の使い方

「先んじて」を使った分かりやすい例としては、「ライバル企業に先んじて新プランの提供を開始する」「新年会を開催するにあたって先んじて部長からご挨拶があります」「ファンイベント開催に先んじて会場の確保をすることにしました」などがあります。

「先んじて」は「先んずる」の連用形である「先んじる」に接続詞「て」が合わさった言葉で、他よりも先にやることの意味を持つ言葉です。

「先んじて」は敬語と一緒に使われる

「先んじて」は敬語ではないのですが、敬語表現の言葉と一緒に用いることが多いです。そのため、ビジネスシーンにおいて頻繁に使われており、目上の人に対しても使うことができます。

表現方法は「先んじている」「先んじて提出」「他社に先んじて」

「先んじている」「先んじて提出」「他社に先んじて」などが、「先んじて」を使った一般的な言い回しになります。

「先んじて」の類語

「先んじて」の類語・類義語としては、起こりそうな事態に備えておくことを意味する「先手を打つ」、相手より先に行動してその計画や気勢を挫くことを意味する「機先を制する」、先手を取ることを意味する「先制」などがあります。

「先だって」の意味

「先だって」とは

「先だって」とは、先頃や先日などの過去を表わすことを意味しています。その他にも、他よりも先にやることの意味も持っています。

「先だって」の使い方

「先だって」を使った分かりやすい例としては、「プレゼンに先だって配布資料を作成する」「本調査に先だって研究を行いました」「税務調査に先だって帳簿の間違いは修正しておきたい」「先だってメールをお送りさせていただきました」などがあります。

「先だって」は先頃や先日などの過去を表わすことや他よりも先にやることの二つの意味を持つ言葉ですが、どちらの意味でも使われています。

「先だって」は敬語と一緒に使われる

「先だって」は敬語ではないのですが、敬語表現の言葉と一緒に用いることが多いです。そのため、ビジネスシーンにおいて頻繁に使われており、目上の人に対しても使うことができます。

また、「先だって」は手紙やメールなどの書き言葉としてだけではなく、話し言葉としても使うことも可能です。

「先だって」の漢字表記は「先立って」「先達て」

「先だって」を漢字にすると、「先立って」や「先達て」と表現することができますが、平仮名で「先だって」と表記するのが一般的になります。

「先だって」の読み方

「先だって」を「さきだって」ではなく「せんだって」と間違えて読まないように注意しましょう。

表現方法は「先だってお送りした」「先だってはありがとうございました」

「先だってお送りした」「先だってはありがとうございました」などが、「先だって」を使った一般的な言い回しになります。

「先だって」の類語

「先だって」の類語・類義語としては、その時よりも前のことを意味する「以前」、物事の始まる前にある事をしておくことを意味する「予め」、予め準備しておくことを意味する「前以て」、以前からのことを意味する「兼ねて」などがあります。

「先んじて」の例文

1.ライバル企業に先んじて新商品を開発することに成功しました。
2.来月行われるワールドカップに先んじて、日本代表選手や監督にインタビューをしてきました。
3.同じポジションのライバル選手よりも先んじてトレーニングを開始したが、オーバーワークにより故障してしまった。
4.新しい分野への投資を先んじて行うことによって、他社よりも売り上げを伸ばすことに成功しました。
5.彼女は何事も先んじて行動するので、部下からの信頼がとても熱いです。

この言葉がよく使われる場面としては、他よりも先にやることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、ビジネスシーンにおいてよく使われている言葉です。

「先だって」の例文

1.先だってお伝えしてました通り、来週の金曜日は有休消化させていただきます。
2.先だってはお忙しい中ご来場していただき、誠にありがとうございました。
3.労基署の立ち入り調査に先だって、労基署から連絡があるかについては、事案によって異なると聞きました。
4.先だってお話しした件ですが、ご検討いただけましたでしょうかと問いかける。
5.5月のサッカースクール開校に先だって行われるオープニングイベントがあります。奮ってご参加ください。

この言葉がよく使われる場面としては、先頃や先日などの過去を表わすことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、他よりも先にやることを表現したい時にも使います。

例文1や例文2は先頃や先日などの過去を表わすことの意味で使っており、例文5は他よりも先にやることの意味で使っています。

「先んじて」と「先だって」という言葉は、前もってやることを表わしています。どちらの言葉を使うか迷った場合、物事を他より先にやることを表現したい時には「先んじて」を、先頃や先日などの過去を表わすことを表現したい時には「先だって」を使うようにしましょう。

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