【砂】と【泥】と【土】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「砂」(読み方:すな)と「泥」(読み方:どろ)と「土」(読み方:つち)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「砂」と「泥」と「土」という言葉は、どれも大地を構成している要素という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



砂と泥と土の違い

砂と泥と土の違いを分かりやすく言うと、砂とは岩が細かくなって出来た粒のこと、泥とは砂よりも細かい粒のこと、土とは砂や植物や微生物などが交ざり合って出来たものを意味しているという違いですです。

三つの言葉の関係について、一般的なイメージでは、例えば土の中には砂が含まれている、泥は水気を含んだ砂である、砂漠や海岸などの乾いたものは土ではなく砂である、などのように考えられています。

ですが地質学上の定義では、砂と泥は共に無機物で、大きさで区別されます。そして土は他の二つのものとは異なって有機物です。

一つ目の「砂」は地質学的な定義では「2mmから1/16mmの岩石の粒」です。一つ一つを触ることが難しいもので、肌触りがざらざらするものと考えるとイメージがしやすくなります。海岸や砂漠にあるというイメージとも重なります。

砂より大きい粒は、小石で、専門的には「礫」(読み方:れき)と呼ばれます。礫は地質学的には2mmから75mmまでのもので、イメージとしては手の平で掴むことが出来るくらいまでの大きさの物です。それ以上の大きさのものは石です。

二つ目の「泥」は地質学的な定義では「1/16mm以下の岩石の粒」です。この大きさでは、手触りを感じることは出来ません。泥はさらに分類されるとシルトないし「沈泥」(読み方:ちんでい)や粘土と呼ばれることになります。

整理すると、大きい物から順に石、礫、砂、泥で、泥はさらに大きい順にシルト、粘土と区別されます。これらは岩石が細かく砕けたもので、無機物です。

三つ目の「土」は有機物です。土は単に細かくなった岩から出来ているのではありません。土は、植物の落ち葉や動物の死骸、糞などを微生物が分解したものが岩粒と交ざり合って出来ています。土はそのような意味で、地質学的には有機物と見なされています。

砂の意味

砂とは、地質学の定義では2mmから1/16mmの岩粒を意味しています。一般的なイメージでは、土の細かくなったものが砂、砂漠や海岸のように水気を含んでいないものが砂、などのように考えられますが、地質学的には砂と土は全くの別物です。

地質学上の定義では、砂は岩石が風化したり、衝撃を受けて細かくなった粒です。この粒は大きさで区別され、大きい物から順に石、礫、砂、泥です。砂は2mmから1/16mmの岩粒で、ザラザラとした手触りがあります。従って砂漠や海岸のものは砂になります。

「礫」(読み方:れき)はあまり聞かない言葉ですが、一般的には砂利や小石としてイメージされるもののことです。2mm以上75mm以下のものが礫に分類されます。大きい物では手の平で包み込める程度のサイズになります。それ以上の大きさは石と分類をされます。

岩石が粒になったものは無機物ですが、土は有機物なので、地質学では全くの別物と考えられています。

なお岩石は一般的には鉱物と共に石と呼ばれることがありますが、鉱物は純物質で、岩石は複数の純物質が集まって出来た混合物です。

砂の字を使った別の言葉としては、甘味料の「砂糖」、鉄やチタンなどの原料の「砂鉄」、砂の堆積によって作られた丘を意味する「砂丘」などがあります。砂糖や砂鉄の砂の字は「砂のように細かい」という意味で使われています。

泥の意味

泥とは、1/16mm以下の岩粒を意味しています。泥は一般的には水気を含んだ土と理解されることが多いですが、地質学上の分類では泥は無機物で土は有機物なので、二つは全くの別物です。

泥は小さい砂粒です。砂は触るとザラザラしていますが、泥は粒子が小さいためにそうした肌触りを感じることはありません。

泥は、必要に応じてさらに分類されます。1/16mmから1/256mmまでの大きさのものはシルトないし「沈泥」(読み方:ちんでい)で、それ以下のものを粘土と言います。

泥よりも小さいものがシルトと粘土なのではなく、泥をより細かく分類した場合にシルトや粘土と呼ばれることがあるという点に注意して下さい。

泥は水気を含んだ土だと一般的に考えられていますが、それは泥の粒子が小さく、水と混じりやすいからです。砂や礫からなる地盤は水はけが良いですが、泥を多く含んだ地盤は水はけが悪く、地盤としては弱い部類に入るため、地盤改良などが必要な場合もあります。

泥は汚れたもの、悪い物としてとしてイメージされます。そのため、他人に恥をかかせることを「顔に泥を塗る」、他人の悪事の責任を背負うことを「泥をかぶる」と言ったりすることもあります。

土の意味

土とは、岩粒が、微生物の分解した植物の葉や動物の死骸や糞などど混じり合って出来上がったものを意味しています。土は有機物なので、無機物である砂や泥、石などからは区別されます。

土は養分を含み、畑や田んぼなどとして利用される土地の主たる要素です。なぜ土が養分を含むかと言えば、それは土が有機物だからです。有機物の含む養分を糧にして人間は作物を育て、また例えばミミズなどの動物が生存します。

無機物である砂や泥は養分にはなりません。土が養分を失い劣化すると、乾いて砂漠のようになりますが、それは土に含まれる有機物の割合が減少し、無機物である砂にどんどん近づいていくからです。この現象を「砂漠化」と呼ぶのは、事の本質を射貫いています。

砂の例文

1.このお店では熱帯魚の水槽に敷く砂利をとても安く販売している。
2.スマートフォンを使うようになってから、砂時計を使うことがめっきり減った。
3.鳥取砂丘には砂像専門の美術館がある。

この言葉がよく使われる場面としては、肌触りのザラザラとする粒子を表現したい時などが挙げられます。砂は地質学的にはとても細かい岩粒です。土は有機物であるのに対して、砂は無機物という違いがあります。

岩粒は大きさで分けられ、大きい物から順に石、礫、砂、泥です。砂は土ではなく、石に近いものだということを覚えておいて下さい。

砂は触るとザラザラするので、「砂糖」や「砂鉄」などの言葉にも使われています。

泥の例文

1.昨晩は疲れて泥のように眠っていた。
2.子供のころは泥遊びをよくやったものだった。
3.彼女は泥パックを始めてからニキビが減ったと喜んでいる。

この言葉がよく使われる場面としては、水を含んだ土を表現したい時などが挙げられます。地質学的な意味では、土と泥は全く異なるもので、泥は土よりも石に近いものです。

ただし、泥は細かい粒子なので水と混ざりやすく、泥を多く含む土地は一度水を含むと、なかなかはけてくれません。こうした状況を考え合わせると、水を多量に含んだ土を泥と考える一般的な理解も間違ってはいないのです。

土壌的な意味の他も様々な使われ方をするのも、泥という言葉の特徴です。例えば「泥棒」もそうですし、「顔に泥を塗る」や「泥をかぶる」などの表現もあります。

例文1の「泥のように眠る」は「疲れ果てて深く眠る」という意味の表現です。よく使われますので、覚えておきましょう。

土の例文

1.土壌は一般的に下の層ほど岩に近くなり、表面に近い上の層ほど養分が豊富になる。
2.土木作業をしている知り合いは、とても良い体格をしている。
3.土の捨て方がいままでの住んでいたところとは違うとは思わなかった。

この言葉がよく使われる場面としては、大地や土地に関係する物事を表現したい時などが挙げられます。例文1の「土壌」は主に土からなる土地のことで、例文2の「土木」は「建設工事」を意味する言葉です。

例文3にあるように、家庭菜園などで発生した土の廃棄物は、自治体によって取り扱い方が異なります。ゴミとして出すことが出来ないことが一般的ですので、注意するようにして下さい。

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