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【納涼会】と【暑気払い】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「納涼会」(読み方:のうりょうかい)と「暑気払い」(読み方:しょきばらい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「納涼会」と「暑気払い」という言葉は、どちらも夏の暑さを凌ぐことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「納涼会」と「暑気払い」の違い

「納涼会」と「暑気払い」の意味の違い

「納涼会」と「暑気払い」の違いを分かりやすく言うと、「納涼会」とは夏の暑さを忘れること、「暑気払い」とは夏の暑さを打ち払うことという違いです。

「納涼会」と「暑気払い」の使い方の違い

一つ目の「納涼会」を使った分かりやすい例としては、「今年の納涼会は今月末に開催予定です」「地域の納涼会へ参加することにしました」「納涼会を企画しましたのでお知らせいたします」などがあります。

二つ目の「暑気払い」を使った分かりやすい例としては、「毎年行われている暑気払いをいつも楽しみにしている」「暑気払いのために友人とプールへ行くことにしました」などがあります。

「納涼会」と「暑気払い」の使い分け方

「納涼会」と「暑気払い」はどちらも似た意味を持つ言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「納涼会」は飲み会などで体を冷やすものを飲み食いすることで、涼しさを味わって夏の暑さを忘れる場合に使います。一方、「暑気払い」は様々な方法によって、夏の暑さを打ち払う場合に使う言葉というのが違いになります。

ただし、微妙にニュアンスが違う言葉ですが、夏に行う飲み会として混同して使われていることが多いです。

また、「納涼会」は地域の会合や、仲間同士の飲み会などに使われることが多く、「暑気払い」は会社のイベントや仕事関係などビジネスシーンにおいて使われることが多いというのも違いになります。

「納涼会」と「暑気払い」の英語表記の違い

「納涼会」を直訳した英語はないのですが、近い表現として「enjoy the cool breeze」があります。一方、「暑気払い」を直訳した英語はないのですが、近い表現として「avoiding the summer heat」「beating the summer heat」などがあります。

「納涼会」の意味

「納涼会」とは

「納涼会」とは、暑さを避けるために工夫を凝らして涼しさを味わうことを意味しています。

「納涼会」の読み方

「納涼会」の読み方は「のうりょうかい」です。誤って「なんりょうかい」「なりょうかい」などと読まないようにしましょう。

「納涼会」の使い方

「納涼会」を使った分かりやすい例としては、「こちらが納涼会のお知らせになります」「毎年行われる納涼会をいつも楽しみにしている」「今年の納涼会は屋形船で行なうらしいです」「本日は納涼会にご参加いただきありがとうございます」などがあります。

「納涼会」は暑さを避けるために工夫を凝らして涼しさを味わうことを意味する「納涼」に集まりのことを意味する「会」が合わさった言葉です。現代では、夏の暑さを忘れるための飲み会という意味で使うことが多くなっています。

また、ビジネスシーンにおいても使うことはできますが、どちらかというと地域の会合や、仲間同士の飲み会などで使うのが一般的です。

「納涼会」の時期はいつか

「納涼会」はいつ頃だろうと思う方もいると思いますが、結論からいうと明確な時期は決まっていません。暑さが辛い時期に対してはいつでも使うことができると覚えておきましょう。

「暑気払い」の意味

「暑気払い」とは

「暑気払い」とは、夏の暑さを払いのけることを意味しています。

「暑気払い」の読み方

「暑気払い」の読み方は「しょきばらい」です。誤って「あっきばらい」「あっけばらい」などと読まないようにしましょう。

「暑気払い」の使い方

「暑気払い」を使った分かりやすい例としては、「今年の暑気払いは7月末に開催予定です」「下記の通りで暑気払いを企画いたしました」「暑気払いで冷たいそうめんを食べるる予定です」「暑気払いで飲むお酒はとても美味しい」などがあります。

「暑気払い」は夏の暑さを払いのけることを意味しており、海やプールで遊ぶこと、冷たい料理や漢方などで体を冷やす場合など様々な場面で使うことができる言葉です。

このことが転じて、社員で集まってみんなで暑い時期を乗り切っていこうという飲み会に対して使われることが多くなり、現在では会社の飲み会を行うという意味が主流になっています。

「暑気払い」の時期はいつか

「暑気払い」はいつ頃だろうと思う方もいると思いますが、結論からいうと明確な時期は決まっていません。暑さが辛い時期に対してはいつでも使うことができると覚えておきましょう。

ただし、会社などで「暑気払い」の飲み会を行なう場合は、過去に行われた時期に揃えるのが一般的になっています。

「納涼会」の例文

1.納涼会の件につきまして、下記の通り開催いたしますので、皆様のご参加をお待ちしております。
2.今年の納涼会はビアガーデンでバーベキューを行なうらしいので、絶対に参加したいです。
3.納涼会のビンゴゲームでディズニーランドのペアチケットが当たりました。
4.納涼会の幹事になったので、開催場所と乾杯の挨拶を考えている。
5.納涼会で飲み過ぎたせいで二日酔いになってしまい、とても辛いです。
6.PTAの役員になって、パトロールがてら地域の納涼会に行ってみたら、子どもは友だち同士ではしゃいでいるし大人もそれぞれ楽しそうで、何より夏の雰囲気を味わうことができて懐かしくなった。
7.納涼会を企画しましたのでお知らせいたします。開催は下記の通りです。奮ってご参加ください。
8.以前は会社の景気が良くて盆の納涼会にオーナーから金一封を配られるなど、羽振りが良かったこともあった。
9.納涼会で上司のスピーチが異常に長かったので、社員たちはもう少し短くしてくれないのかと不満げだった。
10.幹事が若手になったことで納涼会もケータリングサービスもあったりして、ずいぶんとおしゃれになった。

この言葉がよく使われる場面としては、暑さを避けるために工夫を凝らして涼しさを味わうことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「納涼会」は地域の会合や、仲間同士の飲み会などに使われることが多いです。

「暑気払い」の例文

1.暑さで疲れが溜まってきた社員も多いので、来週末に暑気払いの飲み会を開こうと思っている。
2.北海道に住んでいる両親から、暑気払いとしてかぼちゃやきゅうりなどの夏野菜が送られてきました。
3.私が働いている会社では、毎年8月の上旬に暑気払いの飲み会が行われています。
4.社内懇談会を兼ねた暑気払いを開催いたしますので、ご出席くださいますよう、よろしくお願いたします。
5.今年の暑気払いの幹事になったので、乾杯の挨拶でどんなことを言おうか考えています。
6.暑さやコロナ禍でストレスのたまっている社員も多いだろうから、今年は景色も良くて開放感がある高尾山のビアマウントで暑気払いを開催したいと思っている。
7.友達は暑気払いで流しそうめんでもやろうと思って、わざわざ親戚の家の竹やぶから竹を調達してきた。
8.真夏にストーブで着こんでいるので何をしているのかと問うと、暑気払いをしているんだとと珍妙な答えが返ってきた。
9.暑気払いにそうめんでも食べたかったが、ゆでる時が一番暑くて嫌だったので、コンビニで済ませることにした。
10.ムシムシするので暑気払いに神輿でも担いで盛り上がりたいものだが、今年は予定通りに夏祭りが開催されるのだろうかね。

この言葉がよく使われる場面としては、夏の暑さを払いのけることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「暑気払い」は会社のイベントや仕事関係などビジネスシーンにおいて使われることが多いです。

「納涼会」と「暑気払い」はどちらも夏の暑さを凌ぐことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、夏の暑さを忘れることを表現したい時は「納涼会」を、夏の暑さを打ち払うことを表現したいは「暑気払い」を使うと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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