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【自己流】と【我流】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「自己流」(読み方:じこりゅう)と「我流」(読み方:がりゅう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「自己流」と「我流」という言葉は、どちらも「自分だけのやり方」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




自己流と我流の違い

自己流と我流の意味の違い

自己流と我流の違いを分かりやすく言うと、自己流と我流は意味や使い方の違いはなく、どちらを使っても同じという違いです。

自己流と我流の使い方の違い

一つ目の自己流を使った分かりやすい例としては、「仕事を自己流にやるのは問題だろう」「自己流ですがギターが弾けるようになりました」「自己流の筋トレで日本一のボディビルダーになった」などがあります。

二つ目の我流を使った分かりやすい例としては、「我流で英語を習得するのは難しいと言われています」「我流の勉強法で成績がどんどん上がりました」「我流で仕事をしていては一人前になれません」などがあります。

自己流と我流の使い分け方

自己流と我流という言葉は、どちらも他人から教えられたのでない自分だけの独特のやり方、自分勝手の流儀を意味する同義語です。ビジネスシーンや日常生活において、何かを行う際に世間一般とは違う独自のやり方する時に用いられる言葉です。

二つの言葉は意味や使い方に違いがないため、どちらを使っても問題ありません。そのため、上記の例文にある「自己流」と「我流」は、互いに置き換えて使うことができます。

日本語としての「自己」と「我」にニュアンスの違いはありますが、一般的な使い方として「自己流」と「我流」は区別されないことを覚えておきましょう。

自己流と我流の英語表記の違い

自己流も我流も英語にすると「own way」「own style」「self-taught manner」となり、例えば上記の「自己流にやる」を英語にすると「do a thing in one’s own style」となります。

自己流の意味

自己流とは

自己流とは、他から教えられたのでない、自分だけの独特のやり方を意味しています。

自己流の使い方

自己流を使った分かりやすい例としては、「自己流で英語を身に付けました」「自己流ラーメンづくりは失敗でした」「自己流タイミング法で妊娠しました」「五島列島で自己流スローライフを楽しんでいます」などがあります。

その他にも、「ゴルフを自己流でやっても上達しません」「国語の授業で自己流枕草子を作り発表しました」「ビジネスにおける自己流は事故る」「自己流で世界一の寿司職人になるつもりだ」「自己流のブラインドタッチを注意されました」などがあります。

自己流の「自己」は自分自身を表し、「流」はそれ特有のやり方、それに似せたやり方であることを表します。自己流とは、自分で考え出した流儀を意味し、他人から教えられたり、正式な手はずを踏んだりしていない自分だけのやり方を表す言葉です。

「自己流枕草子」の意味

上記の例文にある「自己流枕草子」とは、しばしば国語の授業で課されるものであり、清少納言の枕草子を真似て、自分なりの随筆文を書くことを表しています。

自己流の対義語

自己流の対義語・反対語としては、中心をなす系統を意味する「本流」、集団や組織のなかで中心を占める流派や派閥を意味する「主流」などがあります。

自己流の類語

自己流の類語・類義語としては、自分であみだした流儀によることや自分勝手にやることを意味する「無手勝流」、そのものだけが特別にもっていることを意味する「独特」などがあります。

我流の意味

我流とは

我流とは、正統のやり方でなく、自分勝手なやり方を意味しています。

我流の使い方

我流を使った分かりやすい例としては、「我流でラーメンのスープを極めました」「我流で打ったうどんが意外と美味しかった」「資金を貯めて我流で食堂を開きました」「我流しか勝たんと言って自分のやり方に固執している」などがあります。

その他にも、「譜面の書き方は我流で覚えました」「アヒージョは我流で時々作っています」「筋トレやランニングを我流で頑張っています」「我流で担々麺づくりに挑戦します」「我流だから行き詰るんだぞ」などがあります。

我流とは、正統なやり方ではない自分独自の流儀のことです。誰かから教えられたものではなく、自分で独自につくり出した方法でやっていることを表す言葉です。「我」は自分本位であることや独りよがりであること、「流」は系統や特有のやり方を表す漢字です。

「我流転生」は誤り

我流を用いた誤った表現には「我流転生」があります。正しくは「画竜点睛」と書く四字熟語であり、「がりょうてんせい」と読みます。「画竜点睛」は最後に大切な部分を付け加えて、物事を完全に仕上げることを意味する故事成語であり、「我流転生」という言葉はありません。

我流の対義語

我流の対義語・反対語としては、第一流の人に追随するだけで独創性のない人を意味する「亜流」、物事が進むべき正当な道を意味する「王道」などがあります。

我流の類語

我流の類語・類義語としては、他と違ってそのものだけにあることを意味する「独自性」、そのものだけが特にもっていることを意味する「特有」などがあります。

自己流の例文

1.仕事だけでなく趣味においても、自己流でやる人は成功しない傾向にあります。
2.商売に失敗した友人は、ビジネスをやるうえで自己流ほど怖いものはないと言っていました。
3.予備校に通わず自己流で受験勉強することには、メリットもデメリットもあります。
4.ビジネスマナーを学ばずに自己流で接客しているので、敬語や丁寧語などが問題ないか心配です。
5.留学や英会話教室の経験がなく英語は自己流で話しているので、発音には自信がありません。

この言葉がよく使われる場面としては、自分で考え出した流儀、正式な手はずを踏んだりしていない自分だけのやり方を表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にある「自己流」は、「我流」という言葉に言い換えることができます。

我流の例文

1.私の住んでいる町の魅力を伝えたくて、我流でホームページを作成し地域情報を発信しています。
2.英語留学中に現地の友人から和太鼓を教えて欲しいと頼まれ、我流で手ほどきしたことがあります。
3.YouTubeを観ながら我流で釣りを始めてみたが、全く釣れないので教室に通うことにしました。
4.子供が好きな小倉アイスを我流で作ってみたところ、美味しくないと酷評されてしましました。
5.無類のラーメン好きである友人は、脱サラして我流のラーメン店を開きました。

この言葉がよく使われる場面としては、自分勝手の流儀、本格的なやり方ではなく自分独自のやり方を表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にある「我流」は、「自己流」という言葉に置き換えても問題ありません。

自己流と我流という言葉は、どちらも「自分だけの独特なやり方」を表します。意味や使い方に違いはないので、どちらの言葉を使うか迷った場合は好みや語呂の良さにより選べば良いでしょう。

言葉の使い方の例文
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