似た意味を持つ「突然のご連絡失礼いたします」(読み方:とつぜんのごれんらくしつれいいたします)と「突然のご連絡申し訳ございません」(読み方:とつぜんのごれんらくもうしわけございません)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。
どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。
「突然のご連絡失礼いたします」と「突然のご連絡申し訳ございません」という言葉は、どちらも予期しない連絡をしてすまないと気持ちを表すことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。
「突然のご連絡失礼いたします」と「突然のご連絡申し訳ございません」の違い
「突然のご連絡失礼いたします」と「突然のご連絡申し訳ございません」の意味の違い
「突然のご連絡失礼いたします」と「突然のご連絡申し訳ございません」の違いを分かりやすく言うと、「突然のご連絡失礼いたします」よりも「突然のご連絡申し訳ございません」の方が丁寧な表現という違いです。
「突然のご連絡失礼いたします」と「突然のご連絡申し訳ございません」の使い方の違い
一つ目の「突然のご連絡失礼いたします」を使った分かりやすい例としては、「重ねてになりますがこの度は突然のご連絡失礼いたします」「突然のご連絡失礼いたします。お聞き届けいただければ幸いです」などがあります。
二つ目の「突然のご連絡申し訳ございません」を使った分かりやすい例としては、「本日は突然のご連絡申し訳ございません」「突然のご連絡申し訳ございません。恐れ入りますが一度御社を訪問してもよろしいでしょうか」などがあります。
「突然のご連絡失礼いたします」と「突然のご連絡申し訳ございません」の使い分け方
「突然のご連絡失礼いたします」と「突然のご連絡申し訳ございません」はどちらも予期しない連絡をしてすまないと気持ちを表すことを意味しており、大きな違いはありません。
あえて違いを挙げるならば、「突然のご連絡失礼いたします」よりも「突然のご連絡申し訳ございません」の方が丁寧な表現という点です。
したがって、よりかしこまった場面では、「突然のご連絡失礼いたします」ではなく、「突然のご連絡申し訳ございません」の方を使うのがいいでしょう。
「突然のご連絡失礼いたします」と「突然のご連絡申し訳ございません」の直訳した英語表記はない
英語圏では連絡が突然来ることは当たり前という考えの人が多いので、「突然のご連絡失礼いたします」や「突然のご連絡申し訳ございません」を直訳した英語表現はありません。
「突然のご連絡失礼いたします」の意味
「突然のご連絡失礼いたします」とは
「突然のご連絡失礼いたします」とは、予期しない連絡をしてすまないと気持ちを表すことを意味しています。
「突然のご連絡失礼致します」は誤用
「突然のご連絡失礼いたします」を漢字にして、「突然のご連絡失礼致します」とするのは誤用です。
ではなぜ誤用かと言うと、「失礼いたします」の「いたします」は補助動詞であり、日本語には動詞は漢字表記し、補助動詞はひらがなで表記するという決まりがあるのが理由になります。
「突然のご連絡失礼いたします」の使い方
「突然のご連絡失礼いたします」を使った分かりやすい例としては、「突然のご連絡失礼いたします。まずはお詫び申し上げます」「突然のご連絡失礼いたいます。大変恐縮ですがお願いしたいことがありお電話差し上げた所存です」などがあります。
「突然のご連絡失礼いたします」は、予期しないことが起こることを意味する「突然」に、接頭語の「ご」、 気持ちや考えなどを知らせることを意味する「連絡」、礼儀を欠いていることを謝罪することを意味する「失礼いたします」が合わさった言葉です。
「突然のご連絡失礼いたします」は主にビジネスメールや電話において使われている表現で、文字通りアポイントなしに突然連絡することを謝罪したい時に使われています。
ただし、メールや電話で連絡する場合は事前に伝えておくものではないので、「突然」連絡するのは一般的です。したがって、ビジネスシーンで「突然のご連絡失礼いたします」の「突然」は、こちらの連絡で都合してというニュアンスになります。
つまり、こちら側の都合で連絡して時間を奪ってしまいすみませんという言葉になるのです。
「突然のご連絡失礼いたします」は、基本的にメールや電話の冒頭で使うのが基本と覚えておきましょう。
「突然のご連絡失礼いたします」の類語
「突然のご連絡失礼いたします」の類語・類義語としては、予期しない連絡を許して欲しいとお願いすることを意味する「突然のご連絡ご容赦ください」、などがあります。
「突然のご連絡申し訳ございません」の意味
「突然のご連絡申し訳ございません」とは
「突然のご連絡申し訳ございません」とは、予期しない連絡をしてすまないと気持ちを表すことを意味しています。
「突然のご連絡申し訳ございません」の使い方
「突然のご連絡申し訳ございません」を使った分かりやすい例としては、「この度は突然のご連絡申し訳ございません」「突然のご連絡申し訳ございません、まずはお詫び申し上げます」「お忙しい中突然のご連絡申し訳ございません」などがあります。
「突然のご連絡申し訳ございません」は、予期しないことが起こることを意味する「突然」に、接頭語の「ご」、 気持ちや考えなどを知らせることを意味する「連絡」、謝罪の気持ちを表現することを意味する「申し訳ございません」が合わさった言葉です。
「突然のご連絡申し訳ございません」は主にビジネスメールや電話において使われている表現で、文字通りアポイントなしに突然連絡することを謝罪したい時に使われています。
ただし、メールや電話で連絡する場合は事前に伝えておくものではないので、「突然」連絡するのは一般的です。したがって、ビジネスシーンで「突然のご連絡申し訳ございません」の「突然」は、こちらの連絡で都合してというニュアンスになります。
つまり、こちら側の都合で連絡して時間を奪ってしまいすみませんという言葉になるのです。
「突然のご連絡申し訳ございません」は、基本的にメールや電話の冒頭で使うのが基本と覚えておきましょう。
「突然のご連絡申し訳ございません」は目上の上司やお客様に使える
「突然のご連絡申し訳ございません」はとても丁寧な表現なので、ビジネスシーンにおいて上司や取引先などの目上の人に対して使うことができます。
「突然のご連絡申し訳ございません」の類語
「突然のご連絡申し訳ございません」の類語・類義語としては、予期しない連絡を許して欲しいとお願いすることを意味する「突然のご連絡お許しください」、予期しない連絡をして申し訳ないと思うことを意味する「突然のご連絡恐れ入ります」などががあります。
「突然のご連絡失礼いたします」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、予期しない連絡をしてすまないと気持ちを表現したい時などが挙げられます。
上記の例文にあるように、「突然のご連絡失礼いたします」はビジネスシーンおいても使うことができる言葉です。
「突然のご連絡申し訳ございません」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、予期しない連絡をしてすまないと気持ちを表現したい時などが挙げられます。
上記の例文にあるように、「突然のご連絡申し訳ございません」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。
「突然のご連絡失礼いたします」と「突然のご連絡申し訳ございません」はどちらも予期しない連絡をしてすまないと気持ちを表わしています。
どちらの言葉を使うか迷った場合、「突然のご連絡失礼いたします」よりも「突然のご連絡申し訳ございません」の方が丁寧な表現と覚えておきましょう。