【近ずく】と【近づく】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「近ずく」(読み方:ちかずく)と「近づく」(読み方:ちかづく)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「近ずく」と「近づく」という言葉は、どちらも近くなることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



「近ずく」と「近づく」の違い

「近ずく」は「近づく」の間違い

近ずくと近づくの違いを分かりやすく言うと、近ずくとは近づくの間違った使い方、近づくとはあるものがある場所の近くに移動するという意味です。

「近ずく」は誤字

一般的には「近ずく」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「近づく」のことを間違えて「近ずく」として使っている人がほとんどです。

また、「近づく」の似た言葉で「近付く」があるのですが、「近づく」を漢字にした言葉なので置き換えて使っても問題ありません。

「近づく」は正しい日本語

正しい言葉である近づくを使った分かりやすい例としては、「台風が本土に近づいています」「財産目当てで金持ちの彼に近づいた」「結婚式の終わりが近づいてきた」「努力した結果限りなく本物に近づいてきた」などがあります。

「近づく」という言葉はあっても「近ずく」という言葉は存在しないことを覚えておきましょう。同時に「近づく」という単語の意味について「あるものがある場所の近くに移動すること」と覚えておくようにしてください。

「近づく」の英語表記

近づくを英語にすると「approach」となり、例えば上記の「台風が本土に近づいています」を英語にすると「Typhoon is approaching the mainland」となります。

「近ずく」の意味

「近ずく」とは

近ずくとは、近づくの間違った使い方を意味しています。

「近ずく」と間違えやすい理由

近ずくという言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。発音が同じなため、「近づく」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けてください。

「近ずく」の対語

近ずくの近の字を使った別の言葉としては、いくつの原因の中で最も直接的なものを意味する「近因」、近い血縁のことを意味する「近縁」、近所の家のことを意味する「近家」、陸地に近い海のことを意味する「近海」、遠いところがよく見えない状態を意味する「近視」などがあります。

その他にも、近頃の様子を意味する「近況」、近い距離のことを意味する「近距離」、近くの景色のことを意味する「近景」、近くの県のことを意味する「近県」、ある場所から近いことを意味する「近所」、現世に近い時代のことを意味する「近世」などがあります。

「近づく」の意味

「近づく」とは

近づくとは、あるものがある場所の近くに移動することを意味しています。

その他にも、ある事を行う時期が近くなること、積極的に親しくなろうとすること、目指すものに近い状態になることの意味を持っています。

表現方法は「近づくにつれて」「近づくほど」「近づくだけで」

「近づくにつれて」「近づくほど」「近づくだけで」などが、近づくを使った一般的な言い回しです。

「近づく」の使い方

「マラソンのゴールが近づいてきた」「目的地の旅館が近づいてきた」「憧れの彼女にお近づきになりたい」などの文中で使われている近づくは、「あるものがある場所の近くに移動することや積極的に親しくなろうとすること」の意味で使われています。

一方、「オリンピックの開催が近づいてきた」「憧れの人のライフスタイルを真似することで理想の自分に近づく」「開会式の終わりが近づく」などの文中で使われている近づくは、「ある事を行う時期が近くなることや目指すものに近い状態になること」の意味で使われています。

近づくという言葉は、どの意味でも「近くなる」というという共通するニュアンスを持っています。使う場面によって意味を使いわけると覚えておいてください。

また、近づくは様々な場面で使う機会がある言葉です。特に、あるものがある場所の近くに移動することと、ある事を行う時期が近くなることの意味で使うことは非常に多く、ビジネスーンでも日常生活でも頻繁に使うでしょう。

「近づく」の対義語

近づくの対義語・反対語としては、遠くに離れることを意味する「遠退く」(読み方:とおのく)、遠くに離れていくことを意味する「遠ざかる」などがあります。

「近づく」の類語

近づくの類語・類義語としては、近くに寄ることを意味する「近寄る」、ある人やある物に向かって近づくことを意味する「寄る」、近づくことを意味する「接近」、相手近くに迫りよることを意味する「詰寄る」などがあります。

その他にも、事態や期日などが間近に迫ることを意味する「差し迫る」、すぐ近くにあることを意味する「近接」、接近することを意味する「アプローチ」、間近に迫ることを意味する「押し迫る」などがあります。

「近ずく」の例文

1.近ずくという言葉は存在しないので、おそらく近づくの言い間違いだろう。
2.近づくという言葉は、あるものがある場所の近くに移動することを表現する言葉で、近ずくという言葉はない。
3目的地に近ずいたと言葉を使う人がいるが、正しくは目的地に近づいたです。
4.ワールドカップが終わりに近づくという言葉はあるが、ワールドカップが終わりに近ずくという言葉はない。
5.近ずくという言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。

この言葉がよく使われる場面としては、近づくという言葉を間違えて近ずくと表現している時などが挙げられます。

近ずくという言葉は、広く使われている言葉ではなく、近づくを間違えて使っている可能性が高い言葉です。近ずくという言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、近ずくではなく、近づくと表現するのが正しい使い方です。

「近づく」の例文

1.全国大会が近づくに連れて、毎日緊張が高まっていく。
2.「目的に近づいてきたのでそろそろ車から降りる準備をしてね」と母親が言ってきた。
3.財産目当てで可愛くない社長令嬢に近づくも、接しているうちに本気で惚れてしまった。
4.毎日血の滲むような努力をしなければ、先代に近づくことは一生できないだろう。
5.目標に近づけるかはどうかは、どれだけ時間と気持ちを費やせるかで決まるはずだ。

この言葉がよく使われる場面としては、あるものがある場所の近くに移動することを表現したい時などが挙げられます。他にも、ある事を行う時期が近くなること、積極的に親しくなろうとすること、目指すものに近い状態になることを表現したい時にも使えます。

例文1はある事をを行う時期が近くなることの意味で使われており、例文2はあるものがある場所の近くに移動することをの意味で使われています。例文3は積極的に親しくなろうとすることを意味で使われており、例文4は目指すものに近い状態になることを指しています。

上記の例文のように、近づくは複数の意味を持っているのでそれぞれの場面に適した使い方をするようにしましょう。

近ずくと近づくどちらを使うか迷った時には、近ずくは辞書にない言葉なので、近づくを使うようにしてください。

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