【合わせる顔がない】と【顔向けできない】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「合わせる顔がない」(読み方:あわせるかおがない)と「顔向けできない」(読み方:かおむけできない)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「合わせる顔がない」と「顔向けできない」という言葉は、どちらもその人の前に出られないことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「合わせる顔がない」と「顔向けできない」の違い

「合わせる顔がない」と「顔向けできない」の意味の違い

「合わせる顔がない」と「顔向けできない」の違いを分かりやすく言うと、「合わせる顔がない」の方が「顔向けできない」よりも一般的に使われているという違いです。

「合わせる顔がない」と「顔向けできない」の使い方の違い

一つ目の「合わせる顔がない」を使った分かりやすい例としては、「友達から借りたゲームを紛失してしまい合わせる顔がない」「取引先を怒らせてしまったため上司に合わせる顔がない」「応援してくださった皆さんに合わせる顔がない」などがあります。

二つ目の「顔向けできない」を使った分かりやすい例としては、「大学を中退したら親に顔向けできない」「ここで成果を出さないと恩師に顔向けできない」「試験に合格しないと先生に顔向けできない」などがあります。

「合わせる顔がない」と「顔向けできない」の使い分け方

「合わせる顔がない」と「顔向けできない」はどちらもその人の前に出られないことを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「合わせる顔がない」の方が「顔向けできない」よりも広く一般的に使われているという点です。

ただし、どちらも正しい日本語には変わりないので、基本的に好きな方を使って問題ないと覚えておきましょう。

「合わせる顔がない」と「顔向けできない」の英語表記の違い

「合わせる顔がない」も「顔向けできない」も日本語特有の言葉なので直訳した表現はありませんが、近い表現として「I can’t face them」「I’m too ashamed to look them in the eye」「I can’t show my face around them」などがあります。

「合わせる顔がない」の意味

「合わせる顔がない」とは

「合わせる顔がない」とは、面目なくてその人に会いに行けないことを意味しています。

表現方法は「合わせる顔がない」を「会わせる顔がない」

「合わせる顔がない」を「会わせる顔がない」とするのは誤用なので、使わないように気をつけましょう。

「合わせる顔がない」の使い方

「合わせる顔がない」を使った分かりやすい例としては、「同じ失敗を繰り返してしまい上司に合わせる顔がない」「投資にはまり貯金を使い切ってしまい妻に合わせる顔がない」「私のミスからプロジェクトの進行が遅くなってしまいメンバーに合わせる顔がない」などがあります。

「合わせる顔がない」は面目なくてその人に会いに行けないことを意味する慣用句です。慣用句とは二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表す言葉のことを指しています。

「合わせる顔がない」は何か失敗や失態をしてしまい、相手に対して引け目を感じる場合に使う言葉です。そのため、基本的にマイナスのイメージを伴っていると覚えておきましょう。

「合わせる顔がない」の特徴

「合わせる顔がない」はビジネスシーンや日常生活など様々な場面において使うことができる言葉です。ただし、「合わせる顔がない」自体は敬語表現ではないので、目上の人に対して使う場合は「合わせる顔がないのですが」のように敬語表現とセットで使う必要があります。

「合わせる顔がない」の類語

「合わせる顔がない」の類語・類義語としては、他に対して面目が立たないことを意味する「ばつが悪い」、顔を合わせるとまばゆく感じられることを意味する「面映ゆい」、弁明や釈明ができないことを意味する「申し開きができない」などがあります。

「顔向けできない」の意味

「顔向けできない」とは

「顔向けできない」とは、恥ずかしくて人に会えないことを意味しています。

表現方法は「申し訳なくて顔向けできない」「恥ずかしくて顔向けできない」

「申し訳なくて顔向けできない」「恥ずかしくて顔向けできない」などが、「顔向けできない」を使った一般的な言い回しになります。

「顔向けができない」とすることもできる

「顔向けできない」は「が」を加えて「顔向けができない」と表記することもできると覚えておきましょう。

「顔向けできない」の使い方

「顔向けできない」を使った分かりやすい例としては、「赤点を取ったことが恥ずかしくて親に顔向けできない」「単純で致命的なミスをしてしまい同僚に顔向けできない」「大口を叩いたのにも関わらず失敗してしまい皆に顔向けできない」などがあります。

「顔向けできない」は恥ずかしくて人に会えないことを意味する慣用句です。相手に対してとても申し訳ないことをしてしまい、その人と直接会うことが出来ないときに使います。そのため、基本的にマイナスのイメージを伴って使う言葉と覚えておきましょう。

「顔向けできない」はビジネスシーン、日常生活、スポーツシーンなどの様々な場面において使うことができる言葉です。

「顔向けできない」の類語

「顔向けできない」の類語・類義語としては、他に対して面目が立たないことを意味する「決まりが悪い」、言い訳のしようがないことを意味する「申し訳ない」、恥ずかしくて顔向けできないことを意味する「面目ない」などがあります。

「合わせる顔がない」の例文

1.大会前にスノーボードで遊んでいたら怪我をしてしまい、チームメイトに合わせる顔がない。
2.会社をリストラされてしまい、今後のことを考えると妻に合わせる顔がない。
3.散々言われたのに初歩的なミスをしてしまうなんて、上司に合わせる顔がない。
4.0対21という酷い試合してしまい、プロ野球選手としてファンの方々に合わせる顔がない。
5.お勧めした銘柄が大暴落してしまい、お客様に合わせる顔がない。

この言葉がよく使われる場面としては、面目なくてその人に会いに行けないことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「合わせる顔がない」はマイナスのイメージで使われている言葉です。

「顔向けできない」の例文

1.借金をしていたことが同棲中の彼女にバレてしまい、顔向けできない。
2.自分のエラーのせいで試合に負けてしまい、チームメイトに顔向けできない。
3.同窓会のお知らせがきたが、就職に失敗し引きこもり生活をしているので顔向けできない。
4.お客様を怒らせてしまい、紹介していただいた上司に顔向けできない。
5.日本代表として多くの人から期待されていたのに予選で敗退してしまい、国民に顔向けできない。

この言葉がよく使われる場面としては、恥ずかしくて人に会えないことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「顔向けできない」はマイナスのイメージで使われている言葉です。

「合わせる顔がない」と「顔向けできない」はどちらもその人の前に出られないことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、大きな違いはないので基本的に好きな方を使って問題ないと覚えておきましょう。

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