【心強い】と【力強い】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「心強い」(読み方:こころづよい)と「力強い」(読み方:ちからづよい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「心強い」と「力強い」という言葉は、どちらも頼りになるものがあって安心であることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「心強い」と「力強い」の違い

「心強い」と「力強い」の意味の違い

「心強い」と「力強い」の違いを分かりやすく言うと、「心強い」はいかにも力がありそうに見えることの意味では使えない、「力強い」とはいかにも力がありそうに見えることの意味でも使えるという違いです。

「心強い」と「力強い」の使い方の違い

一つ目の「心強い」を使った分かりやすい例としては、「一緒に来てくれたらとても心強いです」「あなたが仲間になってくれれば何よりも心強いです」「彼が居てくれるだけで心強く感じました」などがあります。

二つ目の「力強い」を使った分かりやすい例としては、「あなたがいるだけでとても力強いです」「力強いお言葉に気持ちが明るくなりました」「彼女の歌声はとても力強い」「彼の力強い演説に感動しました」などがあります。

「心強い」と「力強い」の使い分け方

「心強い」と「力強い」はどちらも頼りになるものがあって安心であることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

結論から言ってしまうと、「心強い」は頼りになるものがあって安心であることの意味しか持っていないのに対して、「力強い」は頼りになるものがあって安心であることの意味の他に、いかにも力がありそうに見えることの意味持っているというのが違いになります。

つまり、頼りになるものがあって安心であることの意味で「あなたが味方になってくれたら心強いです」は「あなたが味方になってくれたら力強いです」に置き換えることは可能です。

一方、「心強い」はいかにも力がありそうに見えることの意味を持っていないので、「力強い横綱の土俵入りを生で観ることができました」を、「心強い横綱の土俵入りを生で観ることができました」と置き換えることはできません。

「心強い」と「力強い」の英語表記の違い

「心強い」を英語にすると「reassuring」「encouraging」となり、例えば上記の「彼が居てくれるだけで心強く感じました」を英語にすると「His mere presence reassured me」となります。

一方、「力強い」を英語にすると「reassuring」「powerful」となり、例えば上記の「彼の力強い演説に感動しました」を英語にすると「I was moved by his powerful speech」となります。

「心強い」の意味

「心強い」とは

「心強い」とは、頼りになるものがあって安心であることを意味しています。

表現方法は「心強い存在」「心強い限りです」

「心強い存在」「心強い限りです」などが、「心強い」を使った一般的な言い回しになります。

「心強い」の使い方

「心強い」を使った分かりやすい例としては、「上司からのアドバイスは心強いです」「彼が助けてくれるならとても心強いです」「今年は応援が多くて心強いです」「あなたが一緒に行ってくれるなら心強い」「家族の支えがあるととても心強いです」などがあります。

「心強い」は頼りになるものがあって安心であることを意味する形容詞です。

「心強い」は日常生活やビジネスシーンなど、様々な場面で使うことができます。また、「心強い」自体は敬語表現ではありませんが、前後を敬語表現にすることによって、目上の人に対しても使うことができると覚えておきましょう。

「心強い」は頼れて安心できる場合に使う言葉なので、基本的にプラスのイメージを伴っています。

「心強い」の対義語

「心強い」の対義語・反対語としては、頼るものがなくて不安になることを意味する「心細い」があります。

「心強い」の類語

「心強い」の類語・類義語としては、頼りになって安心であることを意味する「気強い」があります。

「力強い」の意味

「力強い」とは

「力強い」とは、いかにも力がありそうに見えることを意味しています。その他にも、頼りになることの意味も持っています。

表現方法は「力強いです」「力強い感じ」

「力強いです」「力強い感じ」などが、「力強い」を使った一般的な言い回しになります。

「力強い」の使い方

「彼女の力強いスピーチに感動しました」「力強い声をしているのでとても聞き取りやすいです」などの文中で使われている「力強い」は、「いかにも力がありそうに見えること」の意味で使われています。

一方、「彼が手伝ってくれるなら力強いです」「あなたが一緒に居てくれるだけで力強いです」などの文中で使われている「力強い」は、「頼りになること」の意味で使われています。

「力強い」はいかにも力がありそうに見えることと、頼りになることの二つの意味を持つ形容詞です。

「力強い」の特徴

いかにも力がありそうに見えることの意味は、人や動物の体つきだったり、音楽や演説などの表現、声の調子などに対して、重量感があったり、勢いがあるなど、いかにも強そうに見える場合に使います。

もう一方の頼りになることの意味は、ただ単純に、頼りになるものがあって安心である場合に使うと覚えておきましょう。

「力強い」の類語

「力強い」の類語・類義語としては、強い可能性があることを意味する「有力」、信頼できることを意味する「確か」、力や作用が強いことを意味する「強力」などがあります。

「心強い」の例文

1.中学の頃はライバルだったが、高校から一緒にチームになるのは心強いです。
2.彼のような優秀な指導者がいることは、私たちにとって心強い。
3.あなたがこちら側に協力してくれれば、これほど心強いことはないだろう。
4.いつも迅速に私のことをサポートしていただき、とても心強いです。
5.先輩はいつも冷静な判断をしてくれるので、同じチームなのは心強い限りです。

この言葉がよく使われる場面としては、頼りになるものがあって安心であることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「心強い」はプラスのイメージで使われている言葉です。

「力強い」の例文

1.指揮者の力強い指揮棒の一振りで、演奏が始まりました。
2.彼女の力強い演説が国民の心に響き、票を集める切っ掛けとなりました。
3.この車は小さいが力強いので、多くの人達から人気があります。
4.お客様からのポジティブなフィードバックは、私たちにとってとても力強いです。
5.成功経験がある人と一緒に仕事をすると、新しい事業への挑戦も心強いです。

この言葉がよく使われる場面としては、いかにも力がありそうに見えることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、頼りになることを表現したい時にも使います。

例文1から例文3の「力強い」はいかにも力がありそうに見えること、例文4と例文5の「力強い」は頼りになることの意味で使っています。

「心強い」と「力強い」はどちらも頼りになることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、いかにも力がありそうに見えることの意味では使えないのが「心強い」、いかにも力がありそうに見えることの意味でも使えるのが「力強い」と覚えておきましょう。

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