【オンライン】と【オフライン】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「オンライン」と「オフライン」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「オンライン」と「オフライン」という言葉は、「コンピュータなど端末の状態」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




オンラインとオフラインの違い

オンラインとオフラインの意味の違い

オンラインとオフラインの違いを分かりやすく言うと、オンラインは接続されている状態を表現する時に使い、オフラインは接続されていない状態を表現する時に使うという違いです。

オンラインとオフラインの使い方の違い

一つ目のオンラインを使った分かりやすい例としては、「オンライン販売でしか購入できないため争奪戦になる可能性が高い」「パソコンを動かしていればオンライン状態のままだ」「友人はオンライン会議の時にトップスだけ着替えているそうだ」などがあります。

二つ目のオフラインを使った分かりやすい例としては、「オフライン時、相手は何も確認できないだろう」「オフラインになってからフレンドからメッセージが送られていたそうだ」「SNSの友人とオフラインで会うことになった」などがあります。

オンラインとオフラインの使い分け方

オンラインとオフラインはどちらも、コンピュータなど端末の状態を表しますが、意味が大きく異なります。

オンラインは、インターネットなどの通信回線に接続されている状態を表します。その他にも、上記例文の「オンライン会議」などのように、通信機器を用いた人同士で行われる会話や会議、交流を意味する言葉として使われています。

一方のオフラインは、コンピュータやネットワークが接続されていない状態を表します。その他にも、上記例文の「オフラインで会う」などのように、インターネット上ではなく現実世界で行われることを意味する言葉として使われています。

つまり、オンラインはインターネットに接続されている状態を指し、オフラインはインターネットに接続されていない状態を指すという違いがあり、これらの言葉は対義語の関係にあると言えます。

オンラインとオフラインの英語表記の違い

オンラインを英語にすると「online」「on-line」となり、例えば上記の「オンライン販売」を英語にすると「online sale」となります。

一方、オフラインを英語にすると「off-line」「offline」となり、例えば上記の「オフライン時」を英語にすると「at the time of off-line」となります。

オンラインの意味

オンラインとは

オンラインとは、インターネットなどの通信回線に接続されている状態を意味しています。

その他にも、通信機器を用いた人同士で行われる会話や会議、交流を意味する言葉として使われています。

オンラインの使い方

「オンラインショッピングだと試着ができないため困る」「オンラインゲームで友人と遊ぶことが多い」「オンライン状態なのに応答がないようだ」などの文中で使われているオンラインは、「通信回線に接続されている状態」の意味で使われています。

一方、「自粛期間中はオンライン飲み会が行われていた」「オンライン会議の時に猫が映り込んだ」「水曜にオンライン英会話でレッスンを受けている」などの文中で使われているオンラインは、「通信機器を用いた人同士で行われる会話」の意味で使われています。

オンラインは英語で「online」「on-line」と表記され、「作動中」「流れ作業にのって」「コンピュータと直結されている」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われており、「端末がアクティブである様子」も表します。

また、通信機器を用いた人同士で行われる会話や会議、交流を指す言葉として使われることもあり、上記例文の「オンライン飲み会」「オンライン会議」「オンライン英会話」などがこれに該当します。

オンラインの対義語

オンラインの対義語・反対語としては、席を離れることや離れているために、システムを確認できない状態を意味する「離席中」があります。

オンラインの類語

オンラインの類語・類義語としては、インターネット接続を使わずに近くの端末と通信を行うことを意味する「ローカル通信」などがあります。

オフラインの意味

オフラインとは

オフラインとは、コンピュータやネットワークが接続されていない状態を意味しています。

その他にも、インターネット上ではなく現実世界で行われることを意味する言葉として使われています。

オフラインの使い方

「オフラインかオンラインかを隠してシステムを使用している」「オフラインのままでは通知を受け取れなかった」「オフラインの状態から復帰できず困った」などの文中で使われているオフラインは、「通信回線に接続されていない状態」の意味で使われています。

一方、「自粛期間が明け、オフラインイベントも増えてきたように思う」「オフラインミーティングは共通の話題を通じて知り合った者同士で顔を合わせる会合だ」などの文中で使われているオフラインは、「現実世界で行われること」の意味で使われています。

オフラインは英語で「offline」と表記され、「作動していないで」「コンピュータにつながっていない」「流れ作業から離れて」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われており、「端末がアクティブではない様子」も表します。

また、インターネット上ではなく現実世界で行われることに対して使われることもあり、上記例文の「オフラインイベント」「オフラインミーティング」などがこれに該当します。

オフラインの対義語

オフラインの対義語・反対語としては、コンピュータなどのインターネット接続をすることを意味する「ログイン」があります。

オフラインの類語

オフラインの類語・類義語としては、現実に関することや現実的であることを意味する「リアル」、顔を合わせて会うことを意味する「対面」などがあります。

オンラインの例文

1.このゲームはオンライン上で世界中のプレイヤーと遊ぶことができる。
2.オンラインで銀行口座を見ることができたり、電子決済ができるようになったことから、手元にお金がないことが増えた。
3.今月はオンラインショッピングで買い物をしすぎてしまったため、食事や娯楽で使うお金をセーブしている。
4.オンライン会議に愛犬の吠える声が入ってしまったので、一時的にミュートさせてもらっている。
5.今日は会社の同僚とオンライン飲み会をするため、お酒やおつまみをたくさん買ってきた。

この言葉がよく使われる場面としては、インターネットなどの通信回線に接続されている状態を意味する時などが挙げられます。

例文4や5のように、通信機器を用いた人同士で行われる会話や会議、交流を意味する言葉としても使われています。

オフラインの例文

1.上司がオフライン状態だが、後々確認してもらえればいいという気持ちでメールを送っておいた。
2.飛行機に乗るため機内モードにして電子端末をオフラインにし、作業をすることにした。
3.Wi-Fiにつなぐとなぜかオフラインになってしまうため、泣く泣く5G回線を使用しているが、データ容量の心配をしてしまう。
4.ゲームの試合をオフライン観戦する機会があると知って興味が出たため応募してみることにした。
5.オフラインミーティングは、「オフ会」「オフミ」「オフ」などの略称で呼ばれることが多い。

この言葉がよく使われる場面としては、コンピュータやネットワークが接続されていない状態を意味する時などが挙げられます。

例文4や5のように、インターネット上ではなく現実世界で行われることを意味する言葉としても使われています。

オンラインとオフラインは、どちらも「コンピュータなど端末の状態」を表します。どちらを使うか迷った場合は、接続されている状態を表す場合は「オンライン」を、接続されていない状態を表す場合は「オフライン」を使うと覚えておけば間違いありません。

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