【ポラロイド】と【チェキ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ポラロイド」と「チェキ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ポラロイド」と「チェキ」という言葉は、「インスタントカメラ」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ポラロイドとチェキの違い

ポラロイドとチェキの意味の違い

ポラロイドとチェキの違いを分かりやすく言うと、ポラロイドはポラロイド社の製品を表現する時に使い、チェキは富士フイルム社の製品を表現する時に使うという違いです。

ポラロイドとチェキの使い方の違い

一つ目のポラロイドを使った分かりやすい例としては、「最近はポラロイド写真を撮るのにハマっている」「ポラロイド写真の比率は色々あると聞いたが正方形が一番好きだ」「現像したてのポラロイドは振ってはいけないそうだ」などがあります。

二つ目のチェキを使った分かりやすい例としては、「好きなキャラクターのチェキ風カードを購入したいと思ってる」「チェキを買ったら旅行に持っていきたいと思っている」「スマホに送ることができるチェキも今では販売されている」などがあります。

ポラロイドとチェキの使い分け方

ポラロイドとチェキはどちらも、撮影後にすぐ画像を見ることができるインスタントカメラを指す言葉ですが、若干異なります。

ポラロイドは、ポラロイド社が開発した、撮影後すぐに写真が得られるカメラを指す言葉です。フィルムが正方形であり、若干加工されたような色合いで現像されるのが特徴です。

一方のチェキは、富士フイルム社の製品が開発したインスタントカメラを指す言葉です。フィルムが長方形であり、見たままに忠実な色合いで現像されるのが特徴です。

つまり、ポラロイドはポラロイド社から発売された製品を指し、チェキは富士フイルム社から発売された製品を指すという違いがあります。

ポラロイドとチェキの英語表記の違い

ポラロイドとチェキを英語にすると「polaroid」となり、例えば上記の「ポラロイド写真」を英語にすると「Polaroid photograph」となります。

ポラロイドの意味

ポラロイドとは

ポラロイドとは、撮影後すぐに写真が得られるカメラを意味しています。

ポラロイドの使い方

ポラロイドを使った分かりやすい例としては、「ポラロイド用のアルバムを購入したためたくさん写真を撮りたい」「一度ポラロイドカメラは生産が終了された」「ポラロイドはポラと呼ばれている」などがあります。

その他にも、「ポラロイド写真を写真専門店でデータ化してもらうこともできるらしい」「ポラロイドカメラで撮った写真は現像したてのものはあまり動かさない方がいいだろう」「ポラロイドのサイズはチェキのサイズと異なる」などがあります。

ポラロイドは英語で「polaroid」と表記され、「人造偏光板」「ポラロイド社が開発したインスタントカメラ」といった意味を持つ言葉です。開発や実用化を果たしたポラロイド社の名前から「ポラロイドカメラ」「ポラロイド」「ポラ」などと呼ばれています。

ポラロイドの特徴

1948年からポラロイドの発売が開始され、2008年までにインスタントカメラおよびフィルムの生産を終了しましたが、2023年から新製品が販売されたことで復活したと言われています。

ポラロイドの類語

ポラロイドの類語・類義語としては、静止画をデジタルで記録する「デジタルカメラ」などがあります。

チェキの意味

チェキとは

チェキとは、富士フイルム社のインスタント写真システムを意味しています。

チェキの使い方

チェキを使った分かりやすい例としては、「チェキはアナログの温かみも感じられるため人気がある」「チェキをデータ化することもでき、スマホに取り込むことができる」「チェキであれば小型なので持ち運ぶの便利だ」などがあります。

その他にも、「好きなアイドルとの握手会とチェキ撮影会が同時に開催されるらしい」「チェキ1枚3000円であっても、好きな俳優とのツーショットは逃したくない」「チェキはいつか色あせてしまうのではないかと心配している」などがあります。

チェキは英語で「Polaroid」「instax」と表記され、ポラロイドと同じように使われています。正式名称が「instax」であり、日本で使用されている愛称が「チェキ」であり、英語の「check it」が語源とされています。

チェキの特徴

チェキから出てきた約90秒で画像が浮かび上がってくるという特徴があります。フィルムは縦型のカードサイズのフォーマットや、正方形のフォーマット、背景まで写るワイドフォーマットが存在します。

今日では、その場で現像されるアナログ式だけでなく、モニターで被写体を確認できるハイブリッド式や、スマートフォンで確認できるプリンター式など様々な機能を持つチェキが販売されています。

チェキの類語

チェキの類語・類義語としては、カメラ本体の中で鏡を使うことなく画像を捉えられる「ミラーレス」、玩具のような素材で製造され、大衆的な普及を目的とした「トイカメラ」などがあります。

ポラロイドの例文

1.インスタント写真を振る理由がわからないが、ポラロイド写真は振ると薬剤が偏ってしまうためNGだと聞いたことがある。
2.ポラロイドの画像サイズはほとんど正方形であるが、長方形のものもある。
3.ポラロイドは鮮やかな色が出ないと言われているが、私は味があって良いと感じている。
4.今回の旅の写真を使って、ポラロイド風の作品を作るために、編集アプリをインストールした。
5.スマートフォンでポラロイド風に加工するのが好きである。

この言葉がよく使われる場面としては、撮影後すぐに写真が得られるカメラを意味する時などが挙げられます。

ポラロイドは、フィルムが正方形であり、若干加工されたような色合いで現像されるのが特徴です。

チェキの例文

1.チェキのおすすめ機種を調べて、次回の旅行に持っていけたらと思っている。
2.スマホが普及してからも、「写ルンです」や「チェキ」は未だに人気があると感じている。
3.自分でチェキを撮影する時は約100円前後でフィルム代が済むことが多い。
4.アイドルとのチェキ撮影会は、CDの購入者特典としてついてくることもあるらしい。
5.チェキ1回の料金が定められていることが多いが、アイドルの人気度によって値段は左右される。

この言葉がよく使われる場面としては、富士フイルム社のインスタント写真システムを意味する時などが挙げられます。

例文5のように、アイドルなどとチェキを撮影するサービスを「チェキ」と表現することもあります。

ポラロイドとチェキは、どちらも「インスタントカメラ」を表します。どちらを使うか迷った場合は、ポラロイド社の製品を表す場合は「ポラロイド」を、富士フイルム社の製品を表す場合は「チェキ」を使うと覚えておけば間違いありません。

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