【体系的】と【系統的】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「体系的」(読み方:たいけいてき)と「系統的」(読み方:けいとうてき)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「体系的」と「系統的」という言葉は、どちらも組み立てられていることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



体系的と系統的の違い

体系的と系統的の意味の違い

体系的と系統的の違いを分かりやすく言うと、体系的とは一つ一つの要素が相互して全体的にまとまっていること、系統的とは順序立って組み立てられていることという違いです。

体系的と系統的の使い方の違い

一つ目の体系的を使った分かりやすい例としては、「彼は物事を体系的に教えるのが上手だ」「体系的に学ぶのが苦手です」「体系的なプロセスとして組織化します」「物事を体系的に捉える」「体系的に理解することは大切です」などがあります。

二つ目の系統的を使った分かりやすい例としては、「系統的な学習を行っています」「地学を系統的に学ぶことにした」「系統的誤差は何度測っても減らない」「自然について系統的に学ぶ講座を開いた」「歴史を系統的に研究する」などがあります。

系統的は体系的なまとまりの中の一つ

体系的と系統的は似た意味を持つ言葉です。体系的は、一つ一つの要素が相互して全体的にまとまっていることなので、縦にも横にも焦点を当てています。それに対し系統的は、序立って組み立てられていることなので縦に対してのみ焦点を当てています。

そのため、系統的は体系的なまとまりの中の一つになることもあります。

体系的と系統的を類語を使って分かりやすく説明すると、体系的は、組織、構成、構造などの全体的なまとまりを指す言葉が多く、系統的は、系列、系譜、血統などの縦の繋がりに対して使う言葉です。

体系的と系統的の英語表記の違い

体系的も系統的も英語にすると「systematic」(システマチック)となり、例えば上記の「歴史を系統的に研究する」を英語にすると「To make a systematic study of history」となります。

体系的の意味

体系的とは

体系的とは、一つ一つの要素が相互して全体的にまとまっていることを意味しています。

体系的の使い方

体系的を使った分かりやすい例としては、「体系的に教えて貰うことができた」「体系的な教育訓練を行った」「体系的に学ぶことができてとても有意義だった」「体系的な組織を強化していく」「体系的な思考の人は仕事ができる」などがあります。

体系的は一つ一つの要素が相互して全体的にまとまっていることを意味する言葉なため、縦にも横にも焦点を当てています。また、全体を指す言葉になります。

表現方法は「体系的に学ぶ」「体系的な組織」「体系的な教育」

体系的はビジネスシーンや教育現場で使われていることが多いです。例えば、よく使われている体系的を使った言葉には、「体系的に学ぶ」があります。体系的に学ぶとは、一つの視点に囚われないで、総合的に学ぶことを意味しています。

その他にも、「体系的な組織」「体系的な教育」「体系的な思考」「体系的に捉える」などがよく使われている表現方法になります。

体系的は形容動詞

体系的は体系という名詞に「的」がつき形容動詞になった言葉です。

体系的の類語

体系的の類語・類義語としては、無駄なく能率的であることを意味する「合理的」、自分の考えが十分に相手に理解されるようにすること意味する「達意」、よく分かる解釈のことを意味する「明解」、論理に関することを意味する「論理的」などがあります。

体系的の的の字を使った別の言葉としては、本能や感情に動かされないで冷静に理性の判断に従うことを意味する「理性的」、あらかじめ計画を立てて物事を行うことを意味する「計画的」などがあります。

系統的の意味

系統的とは

系統的とは、順序立って組み立てられていることを意味しています。

系統的の使い方

系統的を使った分かりやすい例としては、「物事を系統的に整理する」「本校は系統的な教科カリキュラムを行なっています」「全身感染症は系統的疾患と言われている」「このセミナーはロボットについて系統的に学ぶことができます」などがあります。

系統的とは序立って組み立てられていることを意味しており、縦の繋がりをイメージすると分かりやすいはずです。例を挙げると、血統、系列、系譜、系図などの縦に繋がっているものに対して使う言葉になります。

系統的は形容動詞

系統的は系統という名詞に「的」がつき形容動詞になった言葉です。

表現方法は「系統的に捉える」「系統的に学ぶ」「系統的に整理」

「系統的に捉える」「系統的に学ぶ」「系統的に整理」などが系統的を使った一般的な表現方法になります。

系統的誤差の意味

系統的を使った有名な言葉としては、「系統的誤差」(読み方:けいとうてきごさ)があります。系統的誤差とは、同じ条件下で測定を行ったときに生じる誤差で規則性のあるものことの意味しています。

系統的誤差はデータの収集方法が適切でない場合に系統的に起こるので、実験の方法や器具を変えることによって改善できるようになっています。

系統的の類語

系統的の類語・類義語としては、秩序正しく整っていることを意味する「整然」、一定の決まりに従っていることを意味する「規則的」、共通の目的のために全体が一定の秩序をもって組み立てられていることを意味する「組織的」などがあります。

系統的の系の字を使った別の言葉としては、先祖から子孫に至る一族の系統を書き記した表のことを意味する「系図」、先祖から子孫に至る一族代々の繋がりのことを意味する「系譜」、系統立って並ぶ一連の物事のことを意味する「系列」などがあります。

体系的の例文

1.教育の現場において、体系的に教えることはとても大切です。
2.社会人になって体系的に学ぶことの大切さを理解しました。
3.体系的な組織にすることによって、業務の効率化を図っています。
4.リーダーに必要なのは、物事を体系的に捉える能力です。
5.法律を理解するには、体系的に考えることがとても重要になります。

この言葉がよく使われる場面としては、一つ一つの要素が相互して全体的にまとまっていることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、全体的にまとまっていることを体系的と表現しています。例文1や例文2のように、教えるや学ぶなどの教育用語と一緒に使われることが多いです。

系統的の例文

1.本校は中高一貫校として、系統的な教育活動を展開しています。
2.白血病は系統的疾患の一つで、治療するのはとても大変です。
3.単語を系統的に学ぶことによって、学習速度を高めることができた。
4.実験の方法を変えることによって、系統的誤差を減らせることが多い。
5.系統的脱感作法を行うことによって、不安な気持ちを軽減させることができる。

この言葉がよく使われる場面としては、序立って組み立てられていることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、序立って組み立てられているという縦の繋がり対して使うことが多いです。

体系的と系統的どちらを使うか迷った場合は、一つ一つの要素が相互している全体的なまとまりに対しては「体系的」を、血統、系列などの序立って組み立てられていることに対しては「系統的」を使うと覚えておけばいいでしょう。

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株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
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