【どおりで】と【どうりで】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た日本語の「どおりで」と「どうりで」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「どおりで」と「どうりで」という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。



「どおりで」と「どうりで」の違い

「どおりで」と「どうりで」の意味の違い

「どおりで」と「どうりで」の違いを分かりやすく言うと、「どおりで」とは以前と同じ状態であること、「どうりで」とはそうなる道理が分かって納得することという違いです。

「どおりで」と「どうりで」の使い方の違い

一つ目の「どおりで」を使った分かりやすい例としては、「彼は噂どおりの好青年でした」「普段どおりのプレーすることを心掛ける」「夜更かししてしまったがいつもどおりの時間に起きることができた」「いつもどおりの日々を過ごしている」などがあります。

二つ目の「どうりで」を使った分かりやすい例としては、「あの人高校時代100M走で全国大会に出たらしい。どうりで足が速いわけだ。」「起きたらエアコンの冷房がついていた。どうりで寒いわけだ。」「彼女の父親は中国人らしい。どうりで中国語が上手いわけだ。」などがあります。

「どおりで」と「どうりで」の使い分け方

「どおりで」と「どうりで」は非常に似た発音をする言葉ですが、意味は違うので注意しましょう。「どおりで」は以前と同じ状態であること、「どうりで」は、そうなる道理が分かって納得することを意味しています。

また、「どおりで」は「通りで」、「どうりで」は「道理で」と漢字で書くのですが、前者の「どおりで」の方は、漢字で書かれることの方が多く、平仮名で書かれた文章に対して、違和感を感じている人も多いでしょう。

「どおりで」と「どうりで」の英語表記の違い

「どおりで」を英語にすると「as usual」となり、例えば上記の「いつもどおりの日々を過ごしている」を英語にすると「Having just the same as usual days」となります。

一方、「どうりで」を英語にすると「that accounts for it」「no wonder」となり、例えば上記の「どうりで中国語が上手い」を英語にすると「That accounts for her Chinese」となります。

「どおりで」の意味

「どおりで」とは

「どおりで」とは、以前と同じ状態であることを意味しています。

「どおりで」の使い方

「どおりで」を使った分かりやすい例としては、「先程説明したとおりで作業を進めてください」「彼女は噂どおり美人です」「試合でいつもどおりの力を発揮することができた」「今日はいつもどおりの時間に帰宅できた」などがあります。

「どおりで」は以前と同じ状態であることを意味しており、名詞+どおりでという形で使う言葉になります。また、「どおりで」はなく「とおりで」と発音して使うこともあります。

「どおりで」の漢字表記

「どおりで」を漢字にすると、「通りで」と表記することができます。文字で書く際は「どうりで」と間違えないように、漢字表記である「通りで」を使うことが多いです。

表現方法は「予想どおりで」「噂どおりで」「いつもどおりで」

「予想どおりで」「噂どおりで」「いつもどおりで」「そのとおりで」などが、「どおり」でを使った一般的な表現方法になります。

「どおりで」の類語

「どおりで」の類語・類義語としては、他人の言葉を受け入れて、自分も同意見であることを示すことを意味する「なるほど」、そうであることを意味する「それだから」などがあります。

「どおりで」を漢字にした「通りで」の通の字を使った別の言葉としては、思っていたどおりになることを意味する「思い通り」、慣習として決まっている方式に従うことを意味する「型通り」、9割方のことを意味する「九分通り」などがあります。

「どうりで」の意味

「どうりで」とは

「どうりで」とは、そうなる道理が分かって納得することを意味しています。

表現方法は「どうりで今朝は寒いはずだ」「どうりで今日は暑いわけだ」

「どうりで+〇〇」が「どうりで」を使った一般的な表現方法になります。

「どうりで」の使い方

「どうりで」を使った分かりやすい例としては、「間違って冷房をつけていた。どうりで寒いわけだ。」「あの二人は付き合っているらしい。どうりで仲が良いわけだ。」「彼女はスポーツジムに通い始めたらしい。どうりで以前より痩せたわけだ。」などがあります。

「どうりで」はそうなる道理が分かって納得することを意味しており、物事が起こった原因に納得した時にこの言葉を使います。

「どうりで」の漢字表記

「どうりで」を漢字にすると、「道理で」と表記することができます。文字で書く際は「どおりで」と間違えないように、漢字表記である「道理」を使うこともあります。

「どうりで」の類語

「どうりで」の類語・類義語としては、物事をそう判断した根拠のことを意味する「理由」、物事の道理のことを意味する「訳」、事柄が生じた原因のことを意味する「事由」、物事の道筋のことを意味する「理屈」などがあります。

「どうりで」を漢字にした「道理」での理の字を使った別の言葉としては、理由がないことを意味する「理無し」(読み方:ことわりなし)、物事の道理や道筋が正しく分かることを意味する「理解」、理屈で押し通すことを意味する「理詰め」などがあります。

「どおりで」の例文

1.明日の演奏会の本番で、練習どおりの力が発揮できるか少し心配です。
2.本日は35度を超える猛暑だが、街はいつもどおり賑わっている。
3.この試合展開は私の予想どおりになっている。
4.大事が資料が順番どおりに並んでいないので、今から整理しなければならない。
5.試合で普段どおりの力を発揮するためには、日々の練習から試合を意識することが大切です。
6.ヘッドハンティングの密約については、私の目論見どおりに話が進んでいる。
7.部下に例のプロジェクトの進捗状況を聞いたら、計画どおりに進んでいるとのことでひとまず安心した。
8.台風が接近する中で鉄道各社がダイヤを通常どおり運行するかどうか議論があった。
9.彼女は弁護士事務所で約束どおり慰謝料を支払わない元夫について相談している。
10.政治家たちはお互いニコニコ握手をしつつも常に相手の思惑どおりにさせてたまるかと、息巻いているものだ。

この言葉がよく使われる場面としては、以前と同じ状態であることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、日常生活、ビジネスシーン、スポーツシーンなど様々な場面で使うことができる言葉です。例文2の「いつもどおり」、例文3の「予想どおり」、例文5の「普段どおり」などは、よく使われている表現方法になります。

「どうりで」の例文

1.体温を計ったら37度を超えていた。どうりで調子が悪いわけだ。
2.彼女は昔ミス東大だったらしい。どうりで綺麗なわけだ。
3.あの二人昔揉めたことがあるみたい。どうりで仲が悪いわけだ。
4.彼は学生時代甲子園に出たことがあるらしい。どうりで運動神経がいいはずだ。
5.今日の最高気温は3度しかないのか。どうりで今朝は寒いはずだ。
6.会社への通勤路線が運転見合わせになっていたらしい。どうりで今日は遅刻する者が多いわけだ。
7.彼は、民謡大会青年の部の優勝者だそうだ。どうりで良く通る声をしていると思ったよ。
8.隣の奥さんが家を出ていってしまったらしい。どうりで二、三日前から旦那さんの様子がおかしかったわけだ。
9.誰かと思えば、高校時代の同級生じゃないか。どうりでどこかで見かけた顔だと思ったわけだ。
10.どうりで部屋が暑いと思ったら、エアコンが暖房になっていたのだから、わたしは呆れてしまった。

この言葉がよく使われる場面としては、そうなる道理が分かって納得することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように様々な場面で使うことができる言葉です。そうなる原因が分かって納得した場合にこの言葉を使います。

「どおりで」と「どうりで」は似た発音をする言葉ですが、意味と使い方は違っています。「どおりで」は以前と同じ状態であること、「どうりで」はそうなる道理が分かって納得することと覚えておきましょう。

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