【感無量】と【感慨無量】の意味の違いと使い方の例文

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似た意味を持つ「感無量」(読み方:かんむりょう)と「感慨無量」(読み方:かんがいむりょう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「感無量」と「感慨無量」という言葉は、しみじみとした気持ちになることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



感無量と感慨無量の違い

感無量と感慨無量の意味の違い

感無量と感慨無量の違いを分かりやすく言うと、感無量は感慨無量を略した言葉です。

感無量と感慨無量の使い方の違い

一つ目の感無量を使った分かりやすい例としては、「言葉では感無量の気持ちを表せない」「感無量で涙が止まらなかった」「たくさんのご声援をいただき感無量でございます」「感無量の気持ちでいっぱいです」などがあります。

二つ目の感慨無量を使った分かりやすい例としては、「無事に定年退職となり感慨無量です」「親友の結婚式では感慨無量に浸った」「長い年月を感じ感慨無量の思いがする」「名誉ある賞をいただき感慨無量でございます」などがあります。

感無量は感慨無量を省略した言葉

感無量と感慨無量は、深く身にしみて感じたり、しみじみとした気持ちになることを意味する言葉です。全く同じ意味のため、二つの言葉は互いに置き換えて使うことができます。感無量は感慨無量を略した言葉であり、略しているか否かが二つの言葉の違いなのです。

二つの言葉は日常生活からビジネスシーンまで、努力が報われた時や目標達成した時など、しみじみと喜ばしい気持ちになる時に使われる傾向があります。一方で、昔を思い出したり、故人を偲んだりする時のしみじみとした気持ちも表すこともあります。心の底から深く感じるさまを表した言葉なのです。

感無量と感慨無量の使い分け方

感無量と感慨無量を比べると、省略形の感無量の方が多用されています。これは、略語が多くなっている時代の流れに沿った傾向と言えるでしょう。

感無量と感慨無量の英語表記の違い

感無量も感慨無量も英語にすると「deep emotion」「being filled with emotion」「he fullness of the heart」となり、例えば上記の「感無量の気持ちを表す」を英語にすると「express the fullness of the heart」となります。

感無量の意味

感無量とは

感無量とは、感慨がはかり知れないほど大きいことを意味しています。

表現方法は「感無量の極み」「感無量の面持ち」「感無量の思いでいっぱい」

「感無量の極み」「感無量の面持ち」「感無量の思いでいっぱい」などが、感無量を使った一般的な言い回しです。

感無量の使い方

感無量を使った分かりやすい例としては、「感無量で言葉にならない」「授賞式での彼は感無量の面持ちであった」「感無量の一言に尽きます」「親友との再会に感無量でした」「感無量の喜びを満面の笑みで語った」などがあります。

その他にも、「社長から労いの言葉をいただき感無量でした」「子供の成長を感じ感無量な思いです」「お祝いの席を設けていただき感無量の極みです」「優勝カップを片手に感無量の様子でした」などがあります。

感無量という言葉は、感慨無量の短縮形であり、深く身にしみて感じ、しみじみとした気持ちになることを意味します。感無量の「感」は心の動きを表し、「量」ははかることができないほど多いことを表しています。

感無量の類語

感無量の類語・類義語としては、しみじみと心に感じる度合いが強いことを意味する「感慨深い」、深い感銘を受けて強く心を動かされることを意味する「感動」などがあります。

感無量の感の字を使った別の言葉としては、物事に感じて起こる気持ちを意味する「感情」、強く心に感じることを意味する「痛感」、ちょっとしたことにも感情を動かされることを意味する「多感」などがあります。

感慨無量の意味

感慨無量とは

感慨無量とは、感慨がはかり知れないほど大きいことを意味しています。

表現方法は「感慨無量です」「感慨無量の思い」「感慨無量の極み」

「感慨無量です」「感慨無量の思い」「感慨無量の極み」などが、感慨無量を使った一般的な言い回しです。

感慨無量の使い方

感慨無量を使った分かりやすい例としては、「長年の研究の成果が評価され感慨無量です」「感慨無量になり涙がこぼれた」「当時の写真をみて感慨無量の思いに浸る」「講演会では多くの聴衆が感慨無量となった」などがあります。

その他にも、「感慨無量の気持ちを上手く言い表せない」「卒業式では感慨無量の思いでいっぱいだった」「時の流れを感じ感慨無量でした」「努力が報われ感慨無量です」「感慨無量の面持ちで見つめていた」などがあります。

感慨無量の語源

感慨無量という言葉の「感慨」とは、深く心に感じてしみじみとした思いに浸ることを意味します。はかりしれないことを表す「無量」と組み合わさり、はかりしれないほど身に染みて感じることを意味します。

「感慨」は「感概」と書きちがえられることがありますが、「感概」という言葉はありません。慨は心を表す「りっしんべん」であると覚えておきましょう。

感慨無量の類語

感慨無量の類語・類義語としては、強く心に感じて気持ちがたかぶることを意味する「感激」、忘れられないほど深く感じること「感銘」、心に深く感じることを意味する「感心」などがあります。

感慨無量の慨の字を使った別の言葉としては、世の中について不満をもち憤慨することを意味する「慨世」、ひどく腹を立てることを意味する「憤慨」、心を奮い起こすさまを意味する「慨然」などがあります。

感無量の例文

1.幼少期から憧れていたピアノコンクールの舞台に立てて、感無量です。
2.創業以来の念願だった海外1号店をオープンすることができて、感無量です。
3.受験勉強のために遊びや趣味を我慢してきたので、大学合格を手にした時には本当に感無量でした。
4.難産だった子供の誕生日を迎えるたびに感無量になるし、感謝の気持ちがこみ上げてくる。
5.結婚式では、たくさんの方々からお祝いの言葉をいただき感無量の極みでした。

この言葉がよく使われる場面としては、感慨がはかり知れないほど大きいことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、感無量という言葉は、嬉しいことがあった時に胸がいっぱいになる気持ちを表すことが多い言葉です。しみじみと嬉しさをかみしめる様子や、はかりしれない嬉しさを表しています。

感慨無量の例文

1.長年勤めていた会社を退職することになり、感慨無量の思いで各部署に挨拶にまわった。
2.娘のウエディングドレス姿に感慨無量となり、何も言葉が出てこなかった。
3.入院生活が長引いたので、ひとまず自宅に帰ることができたことに感慨無量です。
4.十三回忌の法要では、亡くなった夫との思い出や葬儀の後の孤独の日々を思い出し、感慨無量に浸っていた。
5.全国大会では初戦敗退となったとなったが、精一杯戦ったと感慨無量の面持ちで話していた。

この言葉がよく使われる場面としては、感慨がはかり知れないほど大きいことを表現したい時などが挙げられます。

例文1から例文3にある感慨無量は、嬉しさや喜びから、しみじみと感じ入る様子を表しています。例文4や例文5では、故人を偲んだり、過去を振り返って、感慨深く感じる気持ちを表しています。

感無量と感慨無量は、深く身にしみて感じたり、しみじみとした気持ちになることを意味する言葉です。感無量は感慨無量を略した言葉であり、二つの言葉の意味は同じなので、語呂や好みによって使い分ければ良いでしょう。

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