【文】と【文章】と【文書】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「文」(読み方:ぶん)と「文章」(読み方:ぶんしょう)と「文書」(読み方:ぶんしょ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「文」と「文章」と「文書」という言葉は、どれも言葉に関係する表現であるという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



文と文章と文書の違い

文と文章と文書の意味の違い

文と文章と文書の違いを分かりやすく言うと、「文」は言葉の冒頭から句点「。」までの一文のことを指し、「文章」は文が複数集まって思想や感情などを表現したものを指し、「文書」は文や文章が書かれている物のことを指すという違いです。

文が複数集まったものが文章

文と文章というのは、とても似ている言葉です。英語で表記すると両方とも「Sentence」(センテンス)という言葉で表現することの出来るものです。文というのは、一般的には「一文」のことを意味しています。

この「一文」というのは、言葉の冒頭から句点「。」までのことを指します。例えば「彼はリンゴの皮をむくのが得意だ。」とあったら、冒頭の「彼」の部分から「。」までが一文ということになります。これが「文」です。

対する「文章」というのは、これらの文が複数集まったもののことを指します。例えば「彼はリンゴの皮をむくのが得意だ。けれど、大根の皮をむくのは下手くそなのだ。」というのが文章になります。

文章というのは、英語で「Sentence」の複数形である「Sentences」と表現されることもあるものです。文が複数集まることにより、他者に対して自分の思想や感情を伝えやすくなります。

文書は文や文章が書かれている物

最後に「文書」というものを考えます。これは、文や文章が書かれている「物」のことを意味しています。文書というのは類語として「書類」や「書面」などが挙げられます。書類という言葉で考えると、わかりやすいでしょう。

文書は、英語で表記するところの「Document」(ドキュメント)にあたります。ビジネスシーンなどでは書類を作ることを「ドキュメント作成」などと表現することもあります。これは「文書作成」と同じ意味であると言えます。

文書は書かれているものが紙でなくても問題ありません。データなどで保存されているものについても「文書」と表現することがあります。文書とは文や文章ではなく、それらが書かれている媒体であると覚えておくようにしましょう。

文の意味

文とは

文とは、単語を接続詞などで繋げて意味のある言葉の連なりを作り、それが句点で終わるまでの範囲のことを意味しています。つまり、言葉のはじまり部分から「。」が付くまでの間を「文」と呼びます。

文の定義は句点「。」までの範囲

具体的に分かりやすく言うと、例えば「私は毎日、朝七時に起きます。」というのが「文」というものです。「私」という単語からはじまり、句点である「。」までの範囲を文であると表現します。

文というのは、単語の連なりです。しかし、日本語というのは単語だけでは繋がることが出来ません。接続詞や形容詞、形容動詞などの言葉が繋ぎの役割を果たして、意味の通じる文を作り上げます。

文と一文は同義語

文というのは、国語のテストで言うところの「該当する一文を抜き出しなさい」という問題の解答にあたる部分であると考えてもわかりやすいでしょう。これは、該当箇所の冒頭から句点の「。」までを抜き出すという問題です。

ここで抜き出される範囲というのが「文」と言われるものです。「一文」という言い方でも同じ意味になります。

文の英語表記

文は、英語で言うところの「Sentence」(センテンス)というものです。これらは全て、話し言葉ではなく、主に書き言葉に対して使われる言葉です。

文という漢字は、模様、言葉、文字、学問、分野などの意味を持つ言葉です。もちろん、ここで言うところの「文」というのは、言葉や文字のことを指し示しています。

文の読み方

文の大きな特徴としては、様々な読み方が存在します。音読みには「ぶん」「もん」、訓読みには「ふみ」「あや」があります。基本的には音読みでは「ぶん」、人の名前としては正文など「ふみ」が読み方としてはよく使われます。

文の類語

文の類語・類義語としては、思想や感情を言語で表現した芸術作品を意味する「文学」、詩文や書画など風雅の道に心をよせている人を意味する「文人」、書式を示すために例としてあげる文を意味する「例文」などがあります。

文というのは、一般的には「一文」のことを意味しますが、時として文章と同じ意味を持つこともあります。つまり、「文」と表現しながらも、一文ではなく複数の文を示すこともあるということです。

その場合は、前後の文脈をよく考えて、どちらの意味で使用しているのかを判断するようにしましょう。

文章の意味

文章とは

文章とは、「文」が複数集まって、ひとつの集合体になったものを意味しています。つまり、言葉のはじまり部分から句点「。」までの文が複数ある状態を「文章」と表現するということです。

文章の定義は二文以上

文章は、基本的には二文以上で成り立ちます。例えば「私は毎日、朝七時に起きます。そして必ず、朝ご飯を食べます。」というのは、文ではなく、文の複数形である文章ということになります。

文章は、文を連ねることによって、自分の思想や感情などを表現したものです。文法上の考えでは、「文」よりも大きな単位のことであるとされています。数学の表現で記すと「文章>文」となるということです。

一文の場合でも文章と表現する場合もある

このように、文章は文よりも広い範囲を意味しているので、場合によっては「文」「一文」という意味も含む場合があります。つまり、一文の場合でも「文章」と表現することがあるということです。

文章は「韻文」「散文」など種類が豊富

文章には、一定の規則に基づき形式の整った文章である「韻文」(主に詩歌)や、形式にとらわれない形の文章である「散文」(主に通常の文章)など、様々な種類があります。

一般的に日本語は、一文だけでは内容が伝わりきらないことが多いので、文よりも文章の方が良く使用されるものです。文章というものも、文と同じように主に書き言葉について使われる表現であると言えます。

文章の英語表記

文章は、文と同じく英語で言うところの「Sentence」(センテンス)というものです。または「Sentence」の複数形である「Sentences」と表現されることもあります。

文章の語源

文章の「章」という漢字は、模様、飾り、文や音楽の一区切りなどの意味を持つものです。つまり、漢字の意味だけで考えると、文章というのは漢字のまま「言葉や文字の一区切り」という意味になります。

表現方法は「文章を書く」「文章力」「文章構成」

「文章を書く」「文章力」「文章構成」「文章の書き方」「文章が書けない」などが、文章を使った一般的な言い回しです。

文章の使い方

文章を使った分かりやすい例としては、「学生時代は文章を書くのが苦手だったが現在はライターをしている」「文章の書き方のテクニックは他の人の文章を真似ることと慣れることだ」「難しいテーマになると全く文章が書けない」などがあります。

文章の類語

文章の類語・類義語としては、手紙などに用いる言葉を意味する「文言」、日本語の句を意味する「フレーズ」、文章の記述に一部分を意味する「くだり」などがあります。

文章の「章」という字を使った単語としては、小説や論文などの本題に入る前に前置きとして置かれた文章を意味する「序章」、文章の大きなまとまりと小さなまとまりを意味する「章句」などがあります。

文書の意味

文書とは

文書とは、文字や文で書き記した「物」の総称を意味しています。これは、言葉や文、文章そのもののことではなく、それらが書かれている「物」のことを意味しています。つまり、書類や書状、書籍などを意味している言葉であると言えます。

文書の使い方

文書は、文の書かれている物のことを意味するので、例えば「彼は文書が上手い」や「私は文書が下手だ」などのような表現は出来ません。これらを文章と変換すると「彼は文章が上手い」「私は文章が下手だ」というように、意味の通じるものになります。

表現方法は「文書整理をする」「文書作成をする」「文書を提出する」

文書という言葉が使われるのは、例えば「文書整理をする」「文書作成をする」「文書を提出する」などの表現がされる場合です。ここで言う「文書作成」というのは、文の書かれている物を作るという意味です。

文書の定義

文書という言葉は「書く」という動作が入ることがあるので、「文章」と「文書」と、混同されやすいものであると言えます。文書というのは、あくまでも文字の書かれている「物」を指すのだと覚えておくようにしましょう。

文書の英語表記

文書というのは、英語で言うところの「Document」(ドキュメント)です。文や文章の英語表現である「Sentence」とは明らかに違うものですので、注意が必要です。文書はドキュメント、書類のことであると考えましょう。

ここで言うドキュメントとは、資料や記録のことを意味する言葉です。

文書の読み方

また、文書というのは、「ぶんしょ」と読む他に「もんじょ」と読まれることもあります。「古文書」などを思い出すとわかりやすいでしょう。

その他にも、「公文書」や「私文書」などの言葉を思い出してもわかりやすいでしょう。文書とは、文や文章の書かれている「物」のことであると覚えておくようにします。

文書の語源

文書の「書」という漢字は、書く、文字や字体、書きつけ、本などの意味を持つものです。つまり、漢字の意味だけで考えると、文書というのは「言葉や文字を書きつけたもの」という意味になります。

文書の類語

文書の類語・類義語としては、「書類」や「書面」などがあります。

文書の「書」という字を使った単語としては、許可を得るために差し出す書類を意味している「願書」、意見や希望などの書状を関係機関などに送ることを意味する「投書」、意思を他人に伝達する文書を意味する「信書」などがあります。

文の例文

1.問題文の中から彼女の気持ちが最もわかる文を抜き出して答えなさい。
2.ひとつひとつの文をわかりやすく書くことにより、文章全体が理解しやすくなるよ。
3.年賀状には毎年、印刷での言葉以外に自筆で文を添えるようにしている。
4.彼女の著書の特徴は文に合ったイラストが添えられていることである。

この言葉がよく使われる場面としては、冒頭から句点「。」までの範囲の言葉の連なりについて表現したい時などが挙げられます。「文」というのは「一文」とほとんど同じ意味を持つ言葉です。

例文1のように、問題文の中から文を抜き出しなさい、というような指示があった場合には、抜き出す範囲は、言葉の冒頭から句点「。」までの範囲を指します。これが「文」または「一文」と呼ばれるものです。

また例文2にもあるように、文というのは、それが複数連なることで「文章」となります。「文」の複数形が「文章」であると考えるとわかりやすいでしょう。

文章の例文

1.文章全体のまとまりが悪い気がして、先生に添削してもらうことにした。
2.この作家の書く文章は、わかりやすくてとても好感が持てる。
3.ビジネスメールでは、どのような文章を書けば失礼がないのか、本を使って勉強をしているところだ。
4.さて、今回の講義は前回に続いて「読みやすい文章のレイアウト」についてお話しします。
5.卒業論文はユニークなテーマに注目されがちだが、きちんと論理的な文章が書けているかどうかも重要なポイントである。
6.彼女は文章を見るだけで、書いた人の性別やおおよその年齢まで判別できるそうだ。

この言葉がよく使われる場面としては、文を複数連ねることで、思想や感情などを相手に伝えたい時などが挙げられます。文章というのは、文をいくつも連ねたもののことを言います。

一般的に、誰かに何かを伝える時には「文章」を使用します。「文」というのは、前述の通り「一文」を指すことが多いので、一文では伝えきれないような事の場合には「文章」を使って自分の考えや意志を伝えることになります。

文が複数集まったものが「文章」であると考えるとわかりやすいでしょう。文章には「韻文」や「散文」など、様々な種類があります。

文書の例文

1.新入社員には、まずは文書整理の仕事からやってもらうことになっている。
2.必要な文書を揃えて、明日までにご提出願います。
3.文書の中で、明日の会議に必要なページだけを印刷しておくことにする。
4.今回漏洩した機密文書は国家の根幹を揺るがしかねないほど危険なものである。
5.あのサイトにはビジネス文書のテンプレートがたくさんあって、なにかと重宝している。
6.議事録を上手くまとめるには、会議の内容を簡潔に文書化するスキルが必要とされます。

この言葉がよく使われる場面としては、文字や文などで書き記された「物」のことを表現したい時などが挙げられます。文書とは、書類や書面などと同じ意味を持つ言葉であり、文が書きつけられている「物」のことを指します。

文書とは、文や文章そのものではなく、それらが書かれている媒体のことを意味しています。書かれているのは、紙でなくても問題ありません。データの場合でも「文書」と表現します。

文書と文章の使い分けで迷った場合には、文書というのは「Document」(ドキュメント)のことであり、書かれている媒体を指すもので、文章は「Sentence」(センテンス)であり、文の連なりのことであると思い起こすようにしましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
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